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新宿から電車で約20分。都心にありながら風情ある古刹の雰囲気漂う「豪徳寺」は、日本独自の縁起物「招き猫」の発祥の地として注目されているお寺。今回は、そんな豪徳寺の魅力を余すところなくご紹介します。

歴史情緒満載。豪徳寺とは

閑静な住宅街の一角に突如として現れ、約5万平方メートルという広大な敷地面積を誇る「豪徳寺」。1480年に世田谷城主・吉良政忠が伯母を弔うために建てた寺院がそのはじまりとされます。参道の松並木や入り口の山門、凛としたたたずまいの三重塔など多くの見どころがあり、境内にある彦根藩主(※)井伊家の墓所は国指定史跡になっています。拝観時間は6:00 am - 6:00 pm(寺務所受付は9:00 am - 4:30 pm)。拝観料はかかりません。新宿から小田急線で約20分の豪徳寺駅から徒歩10分ほどでアクセスできます。

※彦根藩は、現在の滋賀県彦根を中心とする領土。豪徳寺のある世田谷は彦根藩の飛び地でした。

歴史情緒満載。豪徳寺とは

東京都世田谷区豪徳寺2-24-7

招き猫発祥!豪徳寺の歴史

「招き猫」は、家内安全、商売繁盛、心願成就などの福を呼ぶとされる日本独自の縁起物。豪徳寺は、この招き猫発祥の地といわれています。その由縁はおよそ400年前の伝説。彦根藩主の井伊直孝が鷹狩りからの帰途、豪徳寺の前を通りかかったところ、門前で白い猫が手招きをしていました。招かれるままに寺に入ると、たちまち空に暗雲たちこめ激しい雷雨に。猫のおかげで落雷の難を逃れたと感謝した直孝は寺に深く帰依。貧しかった寺は立派に整備され、井伊家の菩提寺となりました。こうして寺に幸福をもたらした白い猫の姿をかたどった置物が後世に伝えられ、招き猫の元になったといわれているのです。

豪徳寺の見どころ

ここからは、豪徳寺の代表的な見どころをふたつご紹介します。

三重塔

山門を入ってすぐ左手にたたずむ三重塔。2006年に建立された新しい建築ですが、厳粛な気持ちを呼び起こす静かなたたずまいが印象的です。一層目の四面には干支(暦や時間、方位に十二の生き物を割り当てて表したもの)の彫刻が施されており、そのひとつをよく見るとなんと招き猫が!澄ました顔で右手を上げる猫の脇にはねずみ(干支のひとつ)がいて、小判を口にくわえて差し出している姿がなんともユーモラスです。ほかの場所にも猫の彫り物が施されているのでぜひ探してみてくださいね。

招福殿

招福観音がまつられている招福殿。豪徳寺でもっともフォトジェニックなスポットが、この招福殿の横にある奉納所です。ここは、願いが叶った招き猫が返納される場所。役目を果たした大小さまざまな招き猫がぎっしりと肩を並べて整然と並んでいます。その様子は、一度見たら忘れられない圧巻の光景。これだけ多くの願いが叶ったと考えるとますますすごみを感じます。招き猫はみな同じように見えて実は少しずつ違う表情をしているので、見れば見るほど目が離せなくなりますよ。

開運・招福!お土産に招き猫を購入

招き猫はお土産として寺務所で購入可能。豆粒サイズの極小のもの(300円)から30cmほどの大きなもの(5,000円)まで、全部で8種類のなかから選べます。一般的に、招き猫は小判を持っていますが、豪徳寺の招き猫は持っていません。これは、「招き猫は福(小判)を得るチャンスは与えてくれるが、そのチャンスを生かして福を得られるかどうかは自分の行動しだい」という考えに基づいているそうです。そんな力強いメッセージを与えてくれる招き猫を旅のおともにぜひ購入してみては。

※写真は2号サイズ(500円)

豪徳寺の周辺には小さなお店がにぎやかに並ぶ商店街や、昔ながらの銭湯やビリヤード場、世田谷八幡宮など、風情あるスポットがそろっているので併せて楽しむのもおすすめですよ。

※本記事の情報は執筆時または公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

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