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本館外観

日本最大規模の「東京国立博物館」の魅力を徹底ガイド!

東京・上野の森に佇む「東京国立博物館」は日本で最も長い歴史をもつ博物館。今回の記事では、日本文化の玄関口ともいえる「トーハク」の魅力と見どころをご紹介いたします。

東京国立博物館(トーハク)とは?

「トーハク」という愛称で親しまれている東京国立博物館は、およそ150年前に誕生した、日本で最も長い歴史を持つ博物館です。日本を中心に、アジア諸地域の美術と考古のさまざまな文化財の収集、保存・調査研究、展示などを行っています。収蔵品は11万7,000件以上、うち国宝89件・重要文化財は643件(2018年3月現在)で、質・量ともに日本一のコレクションを誇っています。トーハクの展示には、所蔵品+寺社などからの寄託品で構成される「総合文化展(常時約3,000件展示)」と、テーマを設定した大規模な企画展示「特別展(年3回~5回程度開催)」があります。企画展のテーマによっては世界各国から一級品の文化財が集められることもあるんですよ。

本館外観


本館エントランス

東京国立博物館(トーハク)とは?

東京都台東区上野公園13-9

基本情報

アクセス
JR上野駅公園口、または鶯谷駅南口より徒歩約10分
東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅、千代田線根津駅より徒歩約15分
京成電鉄京成上野駅より徒歩約15分

開館時間:9:30 am - 5:00 pm(入館は4:30 pmまで)
※毎週金曜、土曜日は9:00 pmまで開館

休館日:月曜日(祝日または休日の場合は翌火曜日)
入館料
総合文化展:一般620円、大学生410円、高校生以下および満18歳未満、満70歳以上は無料
特別展:企画により異なる

外国人向けサービス

正門プラザでは総合文化展の音声ガイド(日本語、英語、中国語、韓国語)の貸し出しを行っているほか、東京国立博物館ボランティアによる本館2階の英語ガイドツアーなども行われています。
館内のサイン等の表示と一部解説パネルは3カ国語(英語、中国語、韓国語)に対応しています。また、作品のデータはすべて日・英の2カ国語に対応しているので日本語が分からなくても安心して鑑賞できます。
※英語ガイドツアーは月3回程度行われています。詳細は公式HPでご確認下さい。

トーハクの見どころ

トーハクには日本の歴史をたどる上で重要な文化財が数多く収蔵され、それらは敷地内にある6つの展示館で公開されています。いずれも非常に充実した内容で、じっくり見ようと思ったら1日では到底回り切れないほど。
そこで、ここでは常設展示を行っている5つの展示館の概要と見どころをご紹介いたします。

本館(日本ギャラリー)

まずは1938年開館の「本館(日本ギャラリー)」。トーハクの敷地内でひときわ威容を誇るこの建物は、鉄筋コンクリート造りの洋風建築に瓦屋根をのせた「帝冠様式」の代表作として、国の重要文化財に指定されています。1階は彫刻・陶磁・刀剣など、ひとつの分野の作品をじっくり観覧できる「分野別展示」と企画展示とで構成されています。2階は約1万3000年から400年前までの時代を追って展示する「日本美術の流れ」がテーマ。国宝や重要文化財などの名品で美術史をたどることができます。

本館2室(国宝室)


本館11室(彫刻)

本館(日本ギャラリー)

東京都台東区上野公園13-9

法隆寺宝物館

続いては「法隆寺宝物館」。奈良の名刹・法隆寺から、1878年に皇室に献納された宝物300件あまりを収蔵・展示しています。7世紀の宝物が数多く含まれていることが大きな特色のひとつ。古代美術のコレクションとして高い評価を受けている文化財を鑑賞できます。

法隆寺宝物館外観


法隆寺宝物館 第2室(撮影:佐藤 暉)

法隆寺宝物館

東京都台東区上野公園13-9

東洋館

「東洋美術をめぐる旅」をコンセプトとする「東洋館」。中国、朝鮮半島、東南アジア、西域、インド、エジプトなどの美術と工芸・考古遺物を展示している、日本最大のアジア美術専門ギャラリーです。彫刻や銅像、仏像に陶磁などの名品が勢ぞろい。年に数回の展示品入替が行われます。

東洋館外観


東洋館5室(中国の青銅器)

東洋館

東京都台東区上野公園13-9

平成館

平成11年(1999年)に竣工した新しい展示館。1階の考古展示室では、石器時代から近代までの考古遺物が展示され、2階は年に数回開催される特別展専用の展示室となっています。

平成館

東京都台東区上野公園13

黒田記念館

黒田記念館は、日本近代洋画の父ともいわれる洋画家黒田清輝の遺産と作品が国に寄贈されたことが契機となって建てられた施設です。館内には遺族の方々から寄贈された遺作の油彩画、素描等が常設展示されているほか、重要文化財に指定されている黒田の代表作をゆっくり鑑賞することができる特別室が設けられています(特別室は年3回、新年、春、秋に各2週間公開)。


黒田清輝の代表作「湖畔」

黒田記念館

東京都台東区上野公園13-9 東京国立博物館内

これだけは見ておきたいおすすめコース

これだけ膨大な数の文化財を1日で全て見るのは至難の業。そこで、トーハクでは限られた時間で効率よく作品鑑賞をしたい来館者や、自分の好みのものだけを堪能したいという来館者のためにおすすめコースを紹介しています。現在は3コースのみですが、徐々にコースを増やしていく予定です。

日本美術入門コース(所要時間約30分)

縄文時代(紀元前1万4000年ごろ~紀元前400年ごろ)から江戸時代(1603年~1867年)までの日本の文明・文化の発展を時代ごとに紹介する本館2階(日本ギャラリー)の「日本美術の流れ」では、各時代の社会や文化の特徴を表す数々の名品を展示し、作品鑑賞を通して日本文化の大まかな流れをつかむことができるようになっています。また、国宝1点のみを展示する国宝室(第2室)は、国宝をゆっくりと落ち着いて鑑賞できるぜいたくな空間として人気があります。

たてものめぐりコース(所要時間約60分)

建築好きの方にお勧めなのがこちらのコース。トーハクには、本館や表慶館などのように建築物自体が国の重要文化財に指定されているものから、現在世界で活躍中の建築家による現代建築まで、さまざまな様式の建造物があり、館内の展示作品同様に見応えがあります。また、敷地内には、鳥取藩主・池田家の江戸在府用屋敷の正門を移築した「黒門」、奈良・十輪院にあった宝蔵を移築した「旧十輪院宝蔵(校倉)」などの重要文化財や、野外彫刻などもあるので敷地内を散策しながら鑑賞を楽しめますよ。

ネオバロック様式の表慶館は明治時代(1868年~1912年)末期の洋風建築を代表する建物


法隆寺宝物館の設計はニューヨーク近代美術館を手がけた谷口吉生

仏像大好きコース(所要時間約150分)

インドから西域を通って中国に伝わった仏教が朝鮮半島から海を渡り日本に伝わったのは6世紀のこと。このコースでは、異なる時代、異なる地域でつくられた仏像を鑑賞しながら仏教伝来の歴史や、日本やアジアにおける仏教芸術の発展の歴史を学ぶことができます。東洋館、法隆寺宝物館、本館と移動も多く、他のコースよりも時間がかかりますが、その分見応えはたっぷり。色々比較しながら自分のお気に入りを探してみるのもおすすめですよ。

中国南北朝時代の北斉(550年~577年)で制作された菩薩立像


広目天立像は平安時代(794年~1185年)の作品

「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」を楽しもう

東洋館内にある「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」は、様々なテーマのVR作品を楽しむことができる施設。300インチの大型スクリーンに超高精細の4K映像が映し出され、ナビゲーターによるライブ上演が行われます。実物では見ることのできない文化財の往時の姿やディテールの拡大など、デジタルならではの出会いを楽しめますよ。

鑑賞料(1作品1回あたり):総合文化展セット券 一般1,000円(税込)、大学生800円(税込)
※受付締切は各上演時間15分前。開演後のご入場はできません。

東洋館ミュージアムシアター

「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」を楽しもう

東京都台東区上野公園13-9

充実のミュージアムショップも見逃せない!

本館1階、東洋館1階、正面プラザにあるミュージアムショップではトーハクの所蔵品カタログや、過去の展覧会の図録、美術、考古学、歴史に関する専門書籍を取り扱っているほか、収蔵品をモチーフにした絵葉書やクリアファイル、文房具、アクセサリーなど、バラエティ豊かなミュージアムグッズを販売しています。美しい蒔絵(まきえ)の硯箱(すずりばこ)をプリントした缶入りクッキーや、ミニチュア屏風(びょうぶ)などはお土産に最適ですよ。

鑑賞に疲れたらレストランやカフェで一休み

移動も多く、目を使う鑑賞は意外と体力がいるもの。トーハクには、東洋館1階と法隆寺宝物館の1階にレストランがあり、食事をとることができます。どちらも高級ホテル・ホテルオークラが運営しているので、味とサービスのクオリティの高さはお墨付きです。法隆寺宝物館1階の「ホテルオークラガーデンテラス」はガラス張りで、店内は明るく開放的な雰囲気。テラス席では周囲の緑や法隆寺宝物館正面の水盤を眺めながらくつろぎのひと時を過ごせますよ。

いかがでしたか?今回ご紹介した以外にも、トーハクでは野外シネマやコンサート、お正月や桜紅葉などの季節限定のイベントなどさまざまな催し物があるので、ぜひ何度も足を運んでくださいね。

※本記事の情報は執筆時または公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

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