
東北・山形県にある「銀山温泉」は、大正時代(1912〜1926年)の景観が今なお残るノスタルジックな町並みが魅力。今回はその楽しみ方と併せて訪れたい県内の観光スポットをご紹介します。
銀山温泉とは?
山形県尾花沢市の山間部に位置する銀山温泉。街の中心を流れる川の両側に、大正末期から昭和(1926〜1989年)初期に建てられた洋風木造建築の旅館が立ち並ぶ風景が魅力。夜にはガス燈に明かりが灯り、より一層情緒あふれる景観に。新緑や紅葉、雪景色など、四季折々の風景に囲まれながら、心地よい温泉が満喫できるスポットなんですよ。


温泉を満喫しよう!
川沿いに湧き出す温泉は、湯花(温泉の成分が沈殿したもの)が混じった乳白色の名湯。保湿にすぐれ、しっとりとした肌へと導いてくれる泉質。保温効果もあり、湯上がりも身体はポカポカです。
温泉が楽しめるのは旅館の内湯のほか、点在する2つの共同浴場など。街の中心部にあるのは昔ながらの「かじか湯(大人300円)」。温泉街の入口には、日本を代表する建築家・隈研吾氏によるモダンなデザインが特徴の「しろがね湯(大人500円)」があります。そのほか、貸切で利用できる家族風呂「おもかげ湯(1,600円)」もあり。川のほとりでは、足湯に浸かることもできますよ。

県内の観光スポット
銀山温泉を訪れるなら、県内のこんなスポットへも足を伸ばしてみるのはいかがでしょう?
1. 羽黒山五重塔
山岳信仰の対象であり、古来の修験道・出羽三山のひとつ「羽黒山」。かつて東北の仏教文化の中心地となった山で、山中には文化財が豊富にあります。国宝に指定される「五重塔」もそのひとつ。杉の木立のなかに、素木造りや柿葺、三間五層が特徴の優美な姿が見られます。

2. 山寺
正式名称:宝珠山 立石寺
「山寺」の名で親しまれる、山形市にあるお寺。その歴史は古く、創建は860年。天台宗(仏教の宗派のひとつ)の総本山・比叡山延暦寺の別院として開山されました。山全域を境内としており、急斜面にお堂が点在。参道の終点である奥之院までの石段はなんと1015段もあるんですよ。奥之院付近にある「五大堂」は境内随一の絶景スポットで、麓の町並みとそれを囲む山々の大パノラマが楽しめます。
拝観料金:大人300円、中学生200円・4歳以上100円


3. 文翔館
山形市にある「文翔館」は、1916年に建てられたレンガ造りの建物。当時の洋風建築を代表する貴重な建造物として国の重要文化財に指定されています。かつては県庁舎及び県会議事堂として使用されていましたが、大規模な修復工事を経て、現在は山形の歴史や文化を伝える資料を展示する郷土館として活用。忠実に復元された豪華な内装も見学することができますよ。


山形グルメも外せない!
訪れた土地の味を楽しむのも、旅の醍醐味ですよね。山形を訪れるならぜひ食べておきたいのが、地元で愛されている郷土料理「芋煮」。里芋と肉、野菜を鍋で煮たもので、内陸では牛肉を使った醤油味、日本海側では豚肉を使った味噌味のものがメジャー。地元の人たちは秋になると、県内各地の河川敷で家族や友人などともに鍋を囲んで芋煮を楽しむんですよ。山形市にある「山形長屋酒場」では、4種類の芋煮を提供。そのほか、県内各地方の郷土料理も食べられるので、ぜひ訪れてみてくださいね。

ご紹介したスポットは銀山温泉から車で約1〜2時間ほどの距離。時間のある方はぜひ訪れて、山形の魅力を満喫してくださいね。
※本記事の情報は執筆時または公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。
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