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日本が世界に誇る東北の伝統工芸品5選

南部鉄器や曲げわっぱなど、東北地方には日本を代表する伝統工芸品がたくさんあります。今回はその中から特におすすめのものをご紹介します。

1. 南部鉄器

岩手県の伝統工芸品。純鉄製であるその魅力はズバリ「健康にいい」です。南部鉄器で調理すると本体から溶け出した鉄分が食材や水分に移り、それを飲み食いすることで、現代人に不足しがちな鉄分が簡単に補給ができるという仕組み。他にも「焦げ付きを簡単にはがせる」「アルミ鍋よりも1.5倍冷めにくい」「電磁調理器対応」という特徴があります。1600年代に誕生した歴史ある工芸品でありながら、今なお私たちの暮らしに寄り添う南部鉄器。400年以上の時を越えて愛され続けるその確かな品質を、岩手県を旅した際には手に取って確かめてみてください。

2. 曲げわっぱ

秋田県を代表する伝統工芸品。曲げわっぱとは、秋田杉などの薄い一枚板を円形、あるいは楕円形に曲げて底をつけた曲物の容器のことです。その特徴は「殺菌効果」。素材である秋田杉の持つ殺菌効果により、一昼夜常温でご飯を曲げわっぱの中に入れ保管しても傷みにくいため、お弁当箱として重宝されています。また、秋田杉はとても軽いため、持ち運びも楽々。そんな曲げわっぱの制作工程は全て職人の手作業によるもので、シンプルなデザインが基本ですが、中には漆が施されているなどデザインにこだわったものもありますよ。秋田を訪れた際には、ぜひお気に入りの曲げわっぱを見つけてみて。

3. 南部裂織(さきおり)

青森県の伝統工芸品。1600年代~1800年代、衣類が希少だった時代に着なくなった着物などを再利用するため誕生した織物です。不要になった布をひも状に切り横糸として、縦糸と掛け合わせ織り上げることで1枚の南部裂織が出来上がります。ランダムに切った布を組み合わせて織り上げるので、それぞれの布の風合いが生かされ、かつ複雑で奥深い柄が誕生。また、複数の布を用いることで、丈夫で温かみのある質感を実現。使い続けることでなめらかな手触りに進化します。現在南部裂織を用いたアイテムは、トートバックやブックカバー、ペンケースなど幅広いラインナップ。エコの精神から生まれた美しくモダンな日本発の伝統工芸美をぜひ、青森でチェックしてみてはいかがでしょうか?

4. こけし

東北に生まれ、東北で育まれた木地玩具。その種類は6県11系統に分類されており、最も系統が多いのは宮城県。その中でも東北一のこけし産地として名高いのが鳴子町です。そんな鳴子こけしの特徴は「音」。首をもって回すことで鳴る「キュッ」という音は、特殊なはめ込み方式によるもの。大ぶりの頭や太く安定感のある胴体、そこに描かれた写実的な花模様は見る者の心に華やぎを与えます。現在のこけしの形は1716年~1735年頃に完成したといわれており、全てのこけしに描かれている顔は、師匠伝来のもの。約300年の時を超え、職人から職人へ受け継がれてきたそれぞれのこけしの表情、辿ってきた歴史の営みをぜひ、鳴子町のこけしを手に感じてみてはいかがでしょうか?

5. 会津漆器

福島県の伝統工芸品。日本で縁起がよいとされている松竹梅や鶴亀、鳳凰などの図案をはじめ、鮮やかな装飾が楽しめます。写真の品は、1904年頃に誕生した「朱磨き」という技法が施されたもの。漆の上に朱の粉をまぶし、乾燥後、磨いて仕上げることから「朱磨き」と呼ばれています。国の伝統工芸にも指定され、それぞれの工程を専門の職人が担うことで技術と美を守ってきました。その特徴は「水がしみにくい」「熱いお湯や酸、アルカリに強い」など。頑丈な材質にもかかわらず、そのしっとりつやめく質感は見逃せない魅力のひとつ。朱磨き以外にも、黒漆の上に朱漆で網目を描いた「網絵」など、さまざまな技法を通じて会津漆器は表現されています。福島を訪問の際は、ぜひ他の技法のものも併せて見てください。

気になる東北の伝統工芸品は見つかりましたか?ぜひ、東北地方にお越しの際は実際の品を手に取ってみてくださいね!

※本記事の情報は執筆時または公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

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