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四国では、古くから伝承されてきた技術によって、数多くの伝統工芸品が生み出されています。今回は、お土産にぴったりな工芸品を5つご紹介。国の伝統的工芸品に指定されている逸品揃いですよ。

1. 阿波手漉き和紙(徳島)

「阿波手漉き和紙(阿波和紙)」は、徳島の吉野川流域を主な産地とする「和紙(日本の伝統的な手漉き紙)」のこと。手漉きならではの色合いと優しい肌触りをしており、水に強く破れにくいのが特長です。1,300年以上の歴史を有する伝統工芸品で、現在でも手作業による紙漉きで製作されています。厚みを一定に保ち繊維のムラをなくすのは非常に難しく、職人の技が光ります。近年はインテリアや文具、名刺やコースターなど、時代にあわせて幅広い製品が作られ、多くの人に愛用されています。

2. 大谷焼(徳島)

「大谷焼」は徳島を代表する陶器で、200年以上の伝統を有しています。鉄分を多く含む土が原料に用いられ、ざらりとした風合いとかすかに金属的な光沢をした質感が人気。また大物陶器を作る際に用いられる独特の製法「寝ろくろ」で知られています。これは一人が寝そべってろくろを足で回し、もう一人が成形する製法です。大谷焼の製品は大型の水甕などがメジャーですが、近年ではコーヒーセットや茶碗など身近な実用品も数多く作られています。特に精巧な技術によって作られる酒器は、とても薄手なのに丈夫でおすすめですよ。

3. 丸亀うちわ(香川)

細く削った竹の骨に紙などを張って作られ、あおぐことで風を起こす「うちわ」は、日本の夏の風物詩とも言える工芸品。中でも最も有名なのが、香川県の丸亀市で生産される「丸亀うちわ」。全47もの工程を経て製造されるうちわで、素材の厚さに応じて糊の濃度を調節し破れにくくするなど、職人の卓越した技術が要となっています。こうした伝統的な技法をベースにもつ丸亀うちわは現在、国内シェア9割を占め、さらに形の多様さも日本一を誇っています。

3. 丸亀うちわ(香川)

4. 香川漆器(香川)

古くから西欧に輸出されてきた日本を代表する産物「漆器」。中でも有名な漆器の一つが、香川県の高松市を中心としたエリアで産出される「香川漆器」です。19世紀に活躍した漆工「玉楮象谷(たまかじぞうこく)」の編み出した独自技法が継承され、特色のある数々の名器が生み出されてきました。使用していると年月とともに「渋」と「味」が美しさを増し、独特の色調が出てくることで知られています。また製品のバリエーションの豊かさでは他の追随を許さず、座卓や盆、菓子器などの製品が作られていますよ。

5. 砥部焼(愛媛県)

最後にご紹介するのは、愛媛県砥部町を中心に作られている「砥部焼」。地元産の陶石を用いた素地を生かしつつ、手作り・手描きを重視した陶磁器で、多くの人がその独特の風合いに魅了されています。「呉須(ごす)」という絵具の絵付けによって、白磁に薄い藍色の文様が描かれているのが特徴。主な製品は花器や食器などですが、現在では多種多様な日用工芸品も生み出されています。近年では若手の陶工が増え、モダンなデザインの砥部焼も増えているんですよ。

四国には他にも、高知県の「土佐和紙」などの伝統的工芸品があります。各産地はもちろん、土産物店や工芸品店などで購入できるので、ぜひ実際に手にとって、伝統の技と品質を感じてみてください。

※本記事の情報は執筆時または公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

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