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日本の歴史再発見!昔の訪日外国人から見た日本とは?

いまから約150年前、開国直後の日本にやってきた外国人の目に当時の日本や日本人はどのように映ったのでしょうか?彼らが記した日本に関する書物をご紹介します。

150年前の外国人が見たニッポン

明治維新(1868年)により明治政府が成立すると、日本は欧米列強に追いつくために近代化政策を進め、欧米諸国から政治、法律、軍事、経済などあらゆる分野の専門家を招き、指導にあたらせました。彼らが書き記した、当時の日本や日本人に関する様々な記述は当時の日本を知る上で貴重な資料となっています。

ラザフォード・オールコック「大君の都」

イギリスの初代駐日総領事(後に公使)オールコックが、1859年に日本着任から休暇で一時帰国するまでの3年間をつづった『大君の都』。幕末動乱期の日本が国の内外に抱える諸問題や、自ら見聞した当時の日本人の生活・文化・宗教などについて記していて、当時の日本の政治や社会、文化や風俗を知る上でも重要な資料となっています。 オールコックは、外国人として初めて富士登山をした人物としても有名ですよ。

ラフカディオ・ハーン「知られぬ日本の面影」

1890年に来日した文学者・教育者。日本各地に残る伝説や説話などを題材にした再話文学「怪談」の作者・小泉八雲としても有名。 「知られぬ日本の面影」は、ハーンが来日して間もない頃に書いた紀行文で、19世紀末の古き良き日本の姿が記されています。ハーンは、時代の変化とともに失われていった美しい自然や、神話や伝承、つつましくも豊かな庶民の暮らしなど、日本人にとって当たり前すぎて忘れがちな事象に目を向け、日本人を育んできた文化の深層を探り当てようとしました。ハーンの著作を読むと、西洋人が日本のどんなところに惹かれ、何に興味を持ったのかがわかりますよ。

松江にあるハーンの旧居

イザベラ・バード「日本奥地紀行」

19世紀後半から末期にかけて世界各地を巡ったイギリス人旅行作家。「日本奥地紀行」は、バードが1878年6月から9月にかけて行なった、東京から蝦夷地(今の北海道)までの旅行の記録。明治維新直後の日本の地方の生活、風俗、自然などについて詳細に記されています。特にアイヌ民族に関する記述は豊富で、アイヌ文化の研究資料としても高く評価されています。この本を読んでからバードと同じコースをたどれば、時の流れの中で変化したもの、変わらずに残っているものを肌で感じとることができますよ。

ルードヴィヒ・リース「日本雑記」

ドイツ人歴史学者。1887年から1902年まで日本に滞在。実証的な歴史研究の手法を日本に伝えたことから「日本近代歴史学の父」とも呼ばれています。「日本雑記」は、15年に及ぶ自身の日本滞在の回想録です。その記述内容は、国家や政治、日本文化に関するものから、一般家庭の生活、日本の伝統行事まで多岐に渡ります。「わが生涯におけるもっとも美しい時代を過ごした不思議な国」ニッポンに対する彼の率直な意見が書かれていて、外国人が持つ日本人に対するイメージを知る上でも貴重な資料といえます。

番外編:ルイス・フロイス「ヨーロッパ文化と日本文化」

1563年に日本に来日したイエズス会の宣教師。戦国時代(1467年~1590年)を代表する武将・織田信長からの信頼も厚く、京都を中心に布教活動を行いました。日本に関する多くの著作を残しましたが、中でも当時の日本とヨーロッパの風俗の違いを比較した「ヨーロッパ文化と日本文化」は、日欧比較文化論としては最古の部類に数えられる貴重な資料。400年も前に書かれた文章ですが、現代の日本人に通じるものも多く、人はそう簡単に変わるものではないと改めて感じますよ。

いかがでしたか?ご紹介した本は英語でも出版されているので、ぜひ読んでみてくださいね。きっと今の日本や日本人、異文化を理解する手がかりとなりますよ。

※本記事の情報は執筆時または公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

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