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日本の「寿司」を徹底解説!正しい食べ方・マナー、おすすめ人気店まで

「寿司」は、日本の食文化を語る上で絶対に欠かすことのできない存在です。和食の象徴ともいえる寿司は、今では海を越えて、多くの国で愛される「国際食」にまで発展。今回は、寿司の基本知識から、もっとおいしく食べるための豆知識、行くべきおすすめ店など寿司に関する情報盛りだくさんでご紹介!

寿司とは

寿司とは、一般的に酢をまぜあわせた米の上に、魚介類をのせて食べる料理のことを指します。古くから日本で食べられる料理のひとつ。近年では肉や野菜などをのせた寿司も登場し、進化を遂げながら、今も多くの人から愛され続けています。

寿司の歴史とその由来

寿司は、紀元前4世紀ごろ、東南アジアで誕生したと言われています。実は今のような寿司の姿とは異なり、昔は「熟(な)れずし」が主流とされていました。熟れずしとは、炊き上げた米の中に、魚を詰めこんで発酵させたもの。発酵させることで、食材にはなかった栄養素が生まれます。その技術が奈良時代(710年~794年)に中国から日本へ伝わりました。これが寿司の始まりとされています。

寿司の作り方と寿司の豊富なバリエーション

【作り方】
寿司を作る上で決め手となるのは、「酢飯」。米を酢でしめることで、具材と一緒に食べたときに、より引き締まり一体感を生みます。少しかために炊いた米(1合)に、酢15cc、砂糖10グラム、塩5グラムを入れれば簡単に酢飯の完成。この上にあらゆる具材をのせて楽しみます。

【バリエーション】
〇握り寿司…日本において、最も主流とされる寿司。祝い事のときだけでなく、普段からよく食べられています。
〇巻き寿司…のりの上に、酢飯を広げ、その上に具材をのせて巻いた寿司。家庭でも楽しく手軽に作ることができます。
〇太巻き…巻き寿司とほとんど違いはありませんが、酢飯や具材を多めに使用し、太く巻いて仕上げたものを指します。
〇ちらし寿司…酢飯に細かく切った魚や野菜などあらゆる具材を入れて混ぜ合わせたもの。スーパーではちらし寿司の素が売られているほど、家庭料理としても愛されています。
〇いなり寿司…甘く煮た油揚げに、酢飯を入れて包んだもの。コンビニなどでも手軽に買うことができます。

他にも、さまざまな種類の寿司があります。もっと知りたい!という人はぜひ関連記事をご覧ください。

寿司を構成する重要な食材はコレ

【米】
米なしでは寿司とは言えず、さらには米の良し悪しで寿司のおいしさが決まると言っても過言ではありません。かたさ、酢の加減、大きさなど一つひとつこだわってこそおいしい寿司が生まれます。

【のり】
巻き寿司を味わう上で絶対に欠かせないのり。米や具材を包みこむ役割だけでなく、食べたときに優しく広がるのりの風味こそが大きな魅力です。

【わさび】
寿司に添えられているわさびは、味にアクセントを加えながらも実は他にもとても重要な役割を果たします。わさびには、殺菌力があり、一緒に食べることで生魚の菌を殺す作用が働きます。また、殺菌効果により、魚の生臭さも抑えてくれます。

【醤油】
醤油をつけることで、淡泊な味わいの寿司にアクセントが生まれ、旨みが増します。また、具材の生臭さを消したり、殺菌効果を発揮したりする役目も果たします。

知っておきたい寿司ネタの分類

寿司のネタ(具材)はさまざま。大きく、5つに分けられます。

【赤身】
マグロやカツオなど、赤みのある寿司を赤身と呼びます。濃い旨味が特徴。詳しくは関連記事をご覧ください。

【白身】
淡泊な味わいが特徴の白身。タイやヒラメなど、季節によってさまざまな白身魚が旬を迎えます。

【光物】
光物と呼ばれるネタは、白銀色に光って見える皮が特徴的な青魚などです。イワシ、サバ、アジなどが代表ネタ。光物特有の生臭さを消すために、酢でしめることもあります。

【貝類】
歯ごたえと食べたときに感じる磯の香りが特徴的。ホタテ、アワビ、サザエなど、貝類はかなり種類が豊富です。

【その他】
イカやタコ、カニ、さらには変わりダネとされる肉や玉子などを使ったネタもあります。

魚を切るだけじゃない!知っておきたい寿司の職人技

【握り】
米を握ることを「握り」と言います。握るときの力加減は非常に重要とされ、かたくなりすぎないように、しっかり空気を含ませふっくらと仕上げるのがポイントです。

【巻き】
巻き寿司を作る上で、必ず行う「巻き」という仕事。のりの上に米と具材をのせて巻くという単純作業のようですが、これが実は至難の業。米の量、具材の量や位置など計算し、一口で食べたときに、おいしさが均等に伝わるよう巻くのです。

【包丁仕事】
具材の切り方次第で、旨みの良し悪しが変わります。より旨みを引き出せるように計算し尽くし、絶妙な厚さや大きさですばやく切りそろえていきます。

【つま】
つまとは、寿司に添えられている付け合わせのこと。主に大根の千切りが添えられていますが、ここにも職人の技が光ります。食感を失わないよう絶妙な太さに切りそろえられます。

【酢じめ】
酢じめとは、魚特有の生臭さを取りのぞくために用いられる下処理のこと。具材を酢や塩につけることで臭みを消します。魚をおいしく食べるためには欠かせない職人の一仕事。

【昆布じめ】
昆布じめとは、具材の間に昆布を挟み、昆布の風味を染みこませること。こうすることで、深い味わいが生まれ、日持ちもすると言われています。

【湯霜】
湯霜とは、熱湯にすばやく通したり、熱湯をかけたりすること。完全に火を通すのではなく、表面にだけ火を通すのが職人技。

【焼霜】
焼霜とは、魚の皮部分だけに焼き目をつけ、ただちに水で冷ますことを言います。こうすることで、焼き目からほんのりと風味が漂う逸品に仕上がります。

【あぶり】
具材の表面を軽くあぶることを「あぶり」と言います。軽くあぶることで、身が引き締まり、旨みを閉じこめます。

季節や地域によって変わる寿司のネタ

季節によって旬のグルメがあるように、寿司においても季節によって旬ネタがあります。また地域によってもとれる魚が異なり、日本各地でその土地ならではの寿司が楽しめます。

知っておきたい!地方ならではの寿司料理

【柿の葉すし】奈良県
柿の葉で包んだ一口サイズの寿司のこと。ネタに使われる主な具材は、サケやサバ。柿の葉には、ビタミンCが豊富に含まれ、抗菌作用もあると言われています。また、乾燥から食材を守る効果もあり、しっとりとした舌触りが楽しめる一品です。

【ばらずし】岡山県
新鮮な魚介類と、旬野菜を盛りあわせた、岡山県の郷土料理。色とりどりで華やかな見た目が特徴です。お祭りや祝い事の際に食べられる寿司料理のひとつ。

知っておきたい!地方ならではの寿司ネタ

【クロソイ】北海道
晩秋から冬にかけて旬を迎える「クロソイ」。白身魚の一種で、高級魚としても知られています。噛めば噛むほど、甘みのある脂を感じます。

【生しらす】静岡県
静岡県は、しらすの漁獲量が全国でもトップクラスを誇ります。鮮度がすぐに失われてしまうしらすですが、産地だからこそ、新鮮な生しらすを味わうことができます。

寿司がおいしい代表的な都道府県

日本は海に囲まれた島国であるため、新鮮でおいしい海の幸に恵まれています。では、特においしい寿司が食べられる代表的な都道府県をいくつかご紹介します。

【石川県】
積雪量が多い石川県では、春先になると山に積もった雪が雪解け水となって、田んぼや海に流れ出します。この雪解け水が、おいしい米、そして旨みを持った魚を育てるのです。ノドグロやカニが有名。

【富山県】
富山湾は、暖流と冷たい深海水が流れこみ、暖流系と冷水系どちらの魚も生息できる環境が整っています。約500種類の魚が生息。また北アルプスからの恩恵を受け、豊かな自然で育った魚は非常においしいと言われています。白エビが有名。

【北海道】
海に囲まれた北海道では、豊富な栄養分を含んだ潮が流れこみます。また冬は格段に寒くなるため、寒い冬を乗りこえるために、十分に脂肪をたくわえるためおいしく育つと言われています。ホタテやウニが有名。

【静岡県】
静岡には、種類豊富な魚介類がとれる駿河湾があります。全国でも漁獲量がトップクラスに入るほど。生しらすや生桜えびが有名。

【青森県】
太平洋、日本海、津軽海峡に隣接する青森。暖流と寒流が混ざりあうことで、おいしい魚を育てるには最適な環境を生み出します。マグロやヒラメが有名。

【東京都】
東京には、観光スポットとしても名高い市場があることや、各地の新鮮なネタが集まっているため、都会にいながらもおいしい寿司にめぐり合えます。

寿司はどこで食べられる?寿司店選びのポイント

基本的に、寿司専門店で食べるのが一般的ですが、寿司屋と言ってもあらゆるタイプのお店がありますので、お店選びのポイントを交えながらご紹介します。

【高級寿司店】
単価10,000円以上のお店。修行を重ねた腕のある職人たちが目の前で腕をふるいます。なかなか食べられない珍しいネタにも出合えるでしょう。特別な日や、贅沢に寿司を堪能したいときにおすすめ。

【手ごろな寿司店】
単価10,000円未満のお店。高級寿司とまではいかなくとも、日本の寿司をしっかりと味わいたい人におすすめ。

【回転寿司店】
1皿100円から食べられる非常にリーズナブルなお店。リーズナブルな上、味も確か。レアなネタにはなかなか出合えませんが、価格重視でたくさん食べたい人におすすめ。

【食べ放題店】
2時間1人3,000円ほど(店舗によって異なる)で、定番ネタから高級ネタまで、幅広く食べられるお店。とにかくたくさん食べたい人におすすめ。

寿司専門店以外にも和食居酒屋や、ホテルのビュッフェなどで寿司を提供していることがあります。

寿司店に行く前に知っておくべきマナー

寿司は基本的に2貫ずつ提供されます。食べられる範囲内で注文をしましょう。頼みすぎてしまい、食べきれなかったということがないよう心がけるようにしてください。他にも注意するべき点がいくつかありますので関連記事をご覧ください。

知っておきたい寿司用語と食べ方・頼み方

【寿司用語】
シャリ…ごはんのこと。
サビ…わさびのこと。
アガリ…温かいお茶のこと。食後に頼むのが一般的。

【食べ方】
手と箸のどちらを使ってもOK。ネタの先だけを醤油につけて食べるのが基本です。素材の味を楽しむために、醤油のつけすぎには注意しましょう。なるべく一口で食べるようにしてください。

【頼み方】
まずは淡泊な味わいの白身から頼みましょう。初めに味の濃い赤身などを食べてしまうと、素材のおいしさがよく分からなくなってしまうためです。

詳しい用語、食べ方、頼み方については関連記事をご覧ください。

寿司店で頼みたいサイドメニュー

寿司店には、寿司と併せて食べたいサイドメニューが豊富にあります。では代表的なサイドメニューをご紹介します。

【お椀】
お椀とは汁物のことを指します。魚や野菜から取った出汁で作ります。体に染みこんでいくような、やさしい味わいが特徴。

【煮魚】
醤油やみりん、砂糖などで煮つけた魚もおすすめです。

【刺身】
寿司とは違いネタのみで食べる刺身。生姜やわさび、つまなどと一緒に食べるととてもおいしいですよ。

【天ぷら】
新鮮な食材をサクサクに揚げた天ぷらも、寿司のお供としてよく食べられます。

特に回転寿司ではサイドメニューがとても充実し、サイドメニュー目当てに訪れるひともいるほど。ぜひ併せて注文してみてください。

寿司の楽しみ方はいろいろ!超人気の寿司店をご紹介!

寿司店を訪れるならカウンター席がおすすめ。目の前で、職人による繊細な技の数々を見ることができますよ。「これが食べたい!」などのリクエストができたり、そのネタに合う日本酒を教えてもらえたりも。ぜひあらゆる寿司の楽しさを感じながら、素敵な時間を過ごしてください。では次に、おすすめの人気店をいくつかご紹介します。

一度は訪れたい超高級寿司店「すきやばし次郎」

日本で今最も人気のある高級寿司店と言っても過言ではありません。一流の職人たちが、素材のおいしさを極限まで引き出した「おまかせコース(40,000円(税抜))」はぜひ一度食べてみたい逸品。本店は非常に人気があるため事前予約が必須。現在一般からの電話予約は受け付けていないようですが、訪日外国人のみホテルのコンシェルジュによる電話予約であれば可能です。

一度は訪れたい超高級寿司店「すきやばし次郎」

東京都中央区銀座4-2-15 塚本総業ビルB1F

食べ放題の有名店「雛鮨」

おいしい寿司を食べ尽くすなら「雛鮨」へ。定番ネタから季節ネタ、高級ネタまで約60種類の寿司が食べ放題!「高級寿司食べ放題(3,990円(税抜))」なら2時間思う存分、寿司を堪能することができますよ。

食べ放題の有名店「雛鮨」

東京都港区六本木6-1-8 六本木グリーンビル B1F

人気の回転寿司チェーン店「スシロー」

1皿100円(税抜)から楽しめる回転寿司チェーン店「スシロー」。リーズナブルな価格でさまざまなネタが味わえると、家族連れや観光客にとても人気です。ネタの鮮度はもちろん、米や醤油、わさびにまでこだわり、値段からは予想もしないほどおいしい寿司が味わえます。

人気の回転寿司チェーン店「スシロー」

まぐろが旨い!24時間営業「すしざんまい」

「すしざんまい」は、日本初の24時間・年中無休の寿司店として築地に本店をオープンしました。一歩足を踏みいれると、職人たちの活気であふれる店内。まずは、オープン当時からの目玉「赤身(198円(税抜))」をどうぞ。食べたいと思ったときにいつでも足を運べる寿司店です。

まぐろが旨い!24時間営業「すしざんまい」

寿司をテイクアウトできる場所

テイクアウト可能な寿司店やテイクアウト専門の寿司店、またデパートの食品コーナー、スーパー、コンビニでも買うことができます。寿司の出前サービスを行っているお店もありますよ。

寿司作り体験をするには?

手軽に寿司作りを体験するなら「手巻き寿司」がおすすめ。米、のり、酢、具材、醤油を用意するだけ。のりの上に酢飯とお好みの具材をのせて巻けば完成です。家庭でも簡単に寿司作りが楽しめますよ。また本物の職人が一から寿司作りを教えてくれる、体験教室なども各地で開催されています。食べる楽しさだけでなく、作る楽しさもぜひ味わってみてください。

食べる時に注意すること

なるべく妊娠中は寿司を控えるようにしましょう。生魚には、食中毒のもととなるリステリアと呼ばれる菌が生息していることがあります。また糖尿病を患っている人は食べる量に注意しましょう。炭水化物類である米は、血糖値を上昇させる原因になります。

以上、寿司の基礎知識から、ツウな情報までたっぷりとご紹介しました!これさえ知っておけば、さらに寿司が楽しめるでしょう。

※本記事の情報は執筆時または公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

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