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有名な日本妖怪が丸わかり!日本妖怪図鑑

世界各国には、現地の歴史や文化、伝承などに由来するゴーストやモンスターが数多く存在します。特に日本はそのバリエーションが豊富で、今では妖怪もアニメやゲームなどを中心に世界中の注目を集める人気コンテンツになりました。そこで今回は、日本の妖怪の歴史や人気妖怪をご紹介します。

日本の妖怪について

世界中のゴーストやモンスターの背景には、「人の恐怖心」があるといわれています。自然現象や身近な出来事などにおいて、不自然なことや理解できない出来事などが起こると、人はそれを神や悪魔、正体不明の何者かの仕業だと考えてきました。錯覚や思い込みも手伝い、古来から人の生活にはゴーストがつきものだったのです。

とはいえ、ゴーストも地域や国によってさまざまな姿形をしており、その様子から土地それぞれの文化や国民性が垣間見えることも。

たとえば日本のゴーストは足がない状態で描かれることが多く、さらにはゴーストのほかに「妖怪」や「物の怪(もののけ)」、「お化け」といったものも存在しています。こうした多様性は、小さな島国でありながらも四季に恵まれ、さらには海や山といった自然が豊かなさまざまなロケーションで暮らす人々の多様性から生まれたのかもしれません。

日本に古くから伝わる古書である「古事記」や「日本書紀」などの歴史書には、人間に恐怖心を与える目に見えない存在として、大蛇や鬼が書かれているといいます。当時の人々はこれらを「神の力」として恐れていたようですが、これを悪魔の祟りとしたり、忌まわしい力によるものだと解釈したりする民間伝承の中で「妖怪」という概念が育まれていったと想像できます。

西暦800年頃には、妖怪としての姿形がほぼ確立され、今日の妖怪像のベースができあがったとされています。

妖怪と幽霊はどう違う?

妖怪と幽霊。一見するととてもよく似た両者ですが、妖怪は基本的に動物や物など、「人間以外のものが変化したもの」を指します。物の怪や魔物、あやかしといった言い方がされることも。

一方、幽霊は死んだ人が現れたものをいいます。そして妖怪と幽霊、これらを大きくくくって「お化け」という言い方をすることもあります。

日本を代表する「人間型」の妖怪3選

雪女やろくろ首、天狗などヒト型妖怪を紹介します。

1. 雪女

雪女は、寒い夜に現れては冷たい息で人を凍らせてしまう妖怪です。とても古くから伝承されている妖怪ですが、近年では古書よりもアニメのイメージの方が強いかもしれません。イングランドに伝わる妖精・ジャックフロスト同様、日本の冬の厳しさを物語る存在でもあります。

2. ろくろ首

ろくろ首はもともと、古くから伝わる日本のコメディである「古典落語」の演目で、「首を長くして待つ」という言葉にかけて、比喩ではなく本当に首を長くして待つ女性にまつわるコミカルな話です。

もともと落語の演目であるにもかかわらず、その姿の不気味さやインパクトから、いつしか妖怪の仲間入りを果たしたのかもしれません。

3. 天狗

昔の人が不可思議な自然現象などを「大蛇」や「鬼」の力によるものだと信じたのと同様、天狗にも不思議な力があるといわれています。 地域によって天狗は山の守り神として語られたり、一方では仙人が化けたものと語られたりすることも。さまざまな天狗像があるのが面白いですね。

八百万に神は宿る!?「モノ」の妖怪3選

ちょうちんお化けや一反木綿、ぬりかべといった妖怪を紹介します。

1. ちょうちんお化け

人々の暮らしが電力に支えられるようになる以前、人々は行灯(あんどん)という照明器具を使って夜間を過ごしていました。屋外では提灯が使われることがあり、これが意思を持って化けて出るというのがちょうちんお化けです。

2. 一反木綿(いったんもめん)

一反木綿は鹿児島県肝付町に伝わる妖怪で、空中をひらひらと飛ぶ木綿のような姿をしています。人を襲うこともあるといわれており、鹿児島県では子供を「一反木綿が出るよ」と言って悪さをする子供を戒めることもあるとか。

3.ぬりかべ

ぬりかべは福岡県遠賀郡に古くから伝わる妖怪で、夜間、人の前にたちはだかって歩行を妨げる石壁の姿をした妖怪です。子供たちに人気の妖怪を題材にしたアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」でもお馴染みで、作中では力持ちとして描かれています。

世界に誇る日本のアニメ文化の中から、妖怪アニメを紹介

妖怪は歴史書や古典落語だけでなく、今ではアニメにもたくさん登場します。妖怪を題材にした作品としては、「妖怪ウォッチ」や「ゲゲゲの鬼太郎」などが有名です。

「ゲゲゲの鬼太郎」では、ぬりかべをはじめ一反木綿や雪女、天狗なども登場しますよ。大人も子どもも楽しめるアニメ作品として、1960年代後半より日本人をはじめ、世界中の人々に愛され続けています。

「妖怪ウォッチ」は、もともとはゲーム作品ですが、今ではアニメ作品としても人気を集めています。

人を驚かせたり恐怖させたりする妖怪も、現代では可愛らしくチャーミングに描かれる機会が多いようです。

妖怪をテーマにしたテーマパークの紹介

鳥取県境港市には、「ゲゲゲの鬼太郎」の作者である水木しげる氏の漫画作品や、それにまつわるさまざまなグッズが展示されています。ギャラリーには原画や壁画が展示されているだけでなく、妖怪広場には数々の妖怪を地域別に紹介。

また、施設のすぐ裏にはゲームを楽しめるアトラクションや、お茶を楽しむこともできる「ゲゲゲの妖怪楽園」があります。

さらに、同市内では妖怪をモチーフとした「水木しげるロード」を楽しむこともできます。妖怪にまつわるお土産品を扱うお店が立ち並び、路上には200体を超える妖怪のブロンズ像が設置されている様は圧巻です。夜間は空間演出を楽しむこともできるので、おでかけの際はぜひ足を延ばしてみてください。

水木しげる記念館 ゲゲゲの妖怪楽園 水木しげるロード

鳥取県境港市本町5

今や日本を代表するコンテンツとなった「妖怪」。日本の妖怪の歴史や背景を知れば、妖怪をモチーフにしたアニメやゲームをいっそう深く楽しめるかもしれませんね!

※本記事の情報は執筆時または公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

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