close

公式アプリをダウンロード!

View View

WOW! JAPAN

日本での宿泊において、日本らしさを感じられるアイテムが畳ですよね。もちろん畳は、世界遺産に登録されている建物や重要文化財の和室で使われています。そこで今回は、関東エリアと関西エリアにおける畳サイズの違い、おすすめのスポットをご紹介。さらに、日本人でも意外と知らない畳の秘密、さらに事前に知っておきたい畳に関するマナーについても解説していきます。

そもそも畳とは?その効果は?

日本を訪れた際に、足を伸ばせ、体をリラックスさせてくれるのが低い机や椅子が置かれた和室ですよね。その和室の中でも、肌に触れ合う機会が多く、安らぎを感じさせてくれるのが今回解説する畳です。
今、日本の家や宿泊先で見られる畳は、もともと800年から1200年ぐらいに貴族の人たちが使う高級品として作られたと言われています。
昔に比べ、多くの日本の家庭でもベッドやフローリングなどの西洋家具を置く家が増えて来ました。しかし、最近では畳に使われているい草にリラックス効果がある事などから「和の癒し」を求め、また畳が使われるようになってきました。

ここで簡単に畳のメリットを見ていきましょう。

・自然と心や体をリラックス。
多くの畳の素材に使われているのが、い草です。い草は、植物繊維が強く耐久性に優れた自然素材です。また、い草の香りは精神をリラックスさせたり、安定させたりする効果があると言われています。
畳は、石素材に比べ、床材の中でも肌触りがとても柔らかく優しいのが特徴です。そのため枕の素材としてい草の茎が使用されることもあります。

・湿気の多い島国ニッポンでもカラッと快適。
湿気の多い暑い夏のニッポンおいて畳は大活躍します。畳の素材である自然素材のい草は、繊維どうしの隙間に空気層があり湿度調節機能があります。その効果は、なんとたった1枚の畳で、多いときでペットボトル1本(500ml)の湿気を吸い取ってくれます。

・夏は涼しく、冬は暖かくしてくれる断熱機能
い草の構造に空気層を含むため、畳には断熱効果があります。その断熱効果からい草を使った帽子なども作られます。お土産用にい草を使った帽子を探してみるのも良いかもしれません。

畳にはバリエーションがいっぱい

訪日観光客からすると同じように見えてしまう畳でも、使う人に合わせてへりのデザインに工夫がされています。また、日本人でも知らない人が多くいますが、エリアによって畳のサイズがことなります。
東京都や神奈川県などがある関東エリアの畳は1,760mm×880mmのサイズです。一方、大阪府や京都府などがある関西エリアでは1,910mm×955mmと少し大きくなります。
これは、かつて日本の首都が、京都・大阪を中心とした関西エリアから東京を中心とした関東エリアに移っていった際に生まれた違いだと言われています。畳のオリジナルサイズはもともと関西エリアのサイズでしたが、その後関東地方でも畳サイズの規格化が進みサイズのバリエーションが生まれたと言われています。
今でも歴史的建造物が多く残る関西エリアでは、関東エリアより大きめの畳を見ることができます。

観光地で見ておきたいおすすめ畳スポット

関東エリアと関西エリアでは畳のサイズが異なります。その畳のサイズの違いは建物をデザインする際にも少なからず影響を与えました。
畳を知ることで、日本の建築デザインの歴史が知れると言ってもいいかも知れませんね。畳をより詳しく知るためには歴史的な建造物を見るとともに、各地の建物にまつわる歴史が知れるスポットを訪れることをおすすめします。

江戸の歴史も知れる「江戸東京博物館」(東京都)

関東エリアでおすすめなのが、関東サイズの畳文化が花開いた江戸時代の街並みを体験できる東京都墨田区にある江戸東京博物館です。江戸東京の街並みを復元した模型や資料は、見ているだけで当時の賑わいや暮らしに自身が溶け込んだような錯覚を受けるでしょう。畳を使ったジオラマも数多く展示。このエリアには、侍好きならぜひ訪れたい刀剣博物館や、世界の芸術に影響を与えた葛飾北斎の美術館もあるので、周辺施設と合わせて計画を練ってから行くことをお勧めします。

営業時間:9:30 a.m. 〜 5:30 p.m. (土曜日は9:30 a.m. 〜 7:30 p.m.)
入館は閉館の30分前まで
休館日:毎週月曜日(月曜日は祝日または振替休日の場合はその翌日)、年末年始
※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。
※団体の場合は、ご予約が必要となりますので直接お問い合わせください。



江戸東京博物館

東京都墨田区横綱1-4-1

日本建築の美ここにあり「桂離宮」(京都府)

関西エリアでおすすめなのが京都府にある桂離宮です。世界の建築家が絶賛したと言われ、日本建築のお手本とも呼べる和のスタイルは、日本建築において大切な位置をしめ、以降の日本の建築物の大きな影響を与えました。部屋のほとんどに畳が敷かれているため、い草の香りを感じながら美しい日本庭園を眺めることができます。宮内庁管理のため予約が必要ですが関西に行ったら訪れたいスポットです。

ご見学には事前予約が必要になり、高校生以上は1,000円の入場料が掛かります。詳しくは公式ホームページをご覧下さい



桂離宮

京都府京都市西京区桂御園

知らないと恥ずかしい和室でのマナーとは?

旅館やお茶を飲む際に通された部屋で、和室特有のルールがあると考えて、どのように入ったら良いか、どこを歩いたら良いかなどの振る舞いに疑問を持たれる訪日観光客は多くいます。
しかし、ここで解説するたった2つのマナーを最低限覚えておけば、恥ずかしい思いをしないですみますよ。

1つ目のマナー、和室において挨拶は座位で行う。

挨拶は、礼儀が重んじられる日本のコミュニティにおいてもとても大切です。例えば、日本の国技柔道においても挨拶で始まって、挨拶で終わります。欧米諸国では椅子に座って食事をする文化が一般的なので、自然と挨拶も立居で行いますが、和室では畳の上に座ってご飯を食べるもの。そのため、立って挨拶を行うと相手を上から見下す形となり失礼にあたります。畳のある和室においては、最初は少し違和感を感じると思いますが、相手に敬意を払い座って挨拶するようにしましょう。

2つ目のマナー、畳の端にある畳縁(たたみべり)は踏まないようにする。

畳の端の部分には、畳縁(たたみべり)と言われる布が付いています。畳縁には畳みを補強する意味合いのほか、敬意をはらうという意味も含まれているのです。その昔、畳縁の部分に家のマーク(家紋)を記した模様を入れるなど、家人にとって大切な部分でした。
したがって、畳の上を歩く際にもその建物の持ち主に敬意をはらい、畳縁の部分は踏まないようにすることで相手への敬意を示します。この文化は時代の流れとともに薄れてしまい、日本人でも知らない人が多いです。また、ほとんどの和室では畳縁部分に絹というデリケートな素材を使用しているため、踏んで傷めないようにするという意味もあります。
ここでご紹介した和室での最低限の2つのマナーを覚えて、日本文化をもっと身近なものに感じて日本滞在を楽しんでみましょう。

身近に畳を楽しもう

見所いっぱいの日本の観光において適度に休憩を取ることはとても大切ですよね。ここでは、畳を身近に感じられて美味しいコーヒーや和菓子を食べれる喫茶店をご紹介します。

都心の癒しスポット「古桑庵 自由が丘」

東京でおすすめなのが、古民家をリメイクした東京都目黒区にある茶房 古桑庵(こそうあん)です。このお店では美味しい和菓子をいただくことができるので、畳のリラックス効果も相まって時間が過ぎるのをついつい忘れてしまうおすすめのスポットです。

メニュー例: 抹茶(和菓子付) 850円 / レギュラーコーヒー 550円
営業時間: 11:00 a.m. 〜 6:30 p.m.
定休日:毎週水曜日

※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

茶房 古桑庵

東京都目黒区自由が丘1-24-23

和テイスト満載「スターバックス 京都二寧坂ヤサカ茶屋店」

世界中で親しまれているコーヒー。しかし、コーヒーショップのなかでも畳を採用しているコーヒーショップは、スターバックス京都二寧坂ヤサカ茶屋店しかありません。京都清水寺からほど近いところにあり、コーヒー好きに限らず、畳が好きな人なら一度は立ち寄ってみて損はないでしょう。
さらに注目すべきは、建物自体が築100年を超える建物を店舗として再利用している点です。伝統的な日本家屋を使い土間風に仕上げられた店内では、日本の歴史を身近に感じながらコーヒーを楽しめます。

メニュー例: エクストラ ショット 抹茶 クリーム フラペチーノ tall 540円(税抜)
営業時間: 8:00 a.m. 〜 8:00 p.m.

※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。



スターバックスコーヒー 京都二寧坂ヤサカ茶屋店

京都府京都市東山区桝屋町 高台寺南門通下河原東入桝屋町349

お土産におすすめの畳素材を使ったアイテム

日本の思い出として持って帰りたいなら、畳に使われているい草を使ったお土産がおすすめです。い草を使ったお土産は香りが良く、持ち運ぶにも軽いため友達へのお土産に最適と言えるでしょう。

畳の素材い草を使ったおすすめのお土産
・枕
・夏用のハット
・ランチマット
・コースター
・スリッパ など

畳を知ることで違う日本が見えてくる。日本人でも知らない畳の秘密や、日本建築を知るために興味深いスポットをご紹介しました。この他にも、身近に和を感じられる喫茶店など、畳を大切にしたスポットは沢山あります。ここで紹介したことを参考に、畳に視点をおいた自分らしい日本の旅行プランを立ててみてはいかがでしょうか。

※本記事の情報は執筆時または公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

おすすめ記事

WOW! JAPANをフォローする
ガイドブックには載ってない?見てるときっと日本に行きたくなる。
WOW!な観光情報を日々更新中!