
世界各地にあるスターバックスですが、日本の一部地域でしか買えないカップがあることはご存知ですか?各地の特色を生かしてデザインされたカップは、その土地を旅しなければ買えない限定品!今回は9つの素敵なカップと、買える場所をご紹介します。
JIMOTO made series とは?
JIMOTO made seriesとは、日本各地にあるその地元の産業、素材を取り入れた商品開発を行い、その地元の店舗のみで販売するシリーズ。地元の職人の方が一つひとつ思いを込めて仕上げた商品は、その土地ならではの技術やデザインで作られたものばかり!限られた店舗でしか手に入らないものなので、お土産にしても喜ばれそうですね。
JIMOTO made series とは?
1. 墨田(東京都) スターバックス アイスコーヒーグラス
江戸切子の繊細な紋様が涼しげなアイスコーヒーグラスは墨田限定の商品。
コミュニティに根ざした商品として、墨田区に工房をもつ「すみだ江戸切子館®」の職人によって一つひとつ丁寧に仕上げられています。日本では高級な伝統工芸品として知られる江戸切子ですが、現代的なエッセンスを取り入れたデザインがとても素敵ですよね。
ちなみにこちらのグラスが販売されている墨田は、634mの高さを誇る東京スカイツリーの地元!東京スカイツリーを観光する際には、ぜひこのグラスもチェックしてみてくださいね。
【価格】
35,000円(税抜)
【販売店舗】
錦糸町丸井店、錦糸町テルミナ2店、東京スカイツリー・ソラマチ東6階店、東京スカイツリー・ソラマチ西1階店、錦糸町オリナス店、錦糸町パルコ店

2. 鳥取 コーヒーアロママグ Sakyu
爽やかで深みのある青色と、下部に波打つ緩やかな曲線が印象的なこのカップ。曲線部分は鳥取の名所・鳥取砂丘を、青色は砂丘の向こうに広がる鳥取の海や空を表現して、陶芸が盛んな鳥取にある「玄瑞窯」の職人によって一つひとつ丁寧に仕上げられた商品なんですよ。
また、よく見ると上に向かって微妙に狭くなる形をしていますよね。これはコーヒーの香りをより深く楽しむことができるよう、口径を絞りアロマを包み込む形状にしているためです。デザインに込められた職人の技術や想いを感じながら、コーヒータイムを楽しんでくださいね。
【価格】
4,000円(税抜)
【販売店舗】
シャミネ鳥取店、イオンモール鳥取北店


鳥取砂丘
3. 筑前(福岡県) コーヒーアロママグ Tobikanna
素朴な温かみを感じさせるマグカップには、小石原の伝統技法である飛鉋(とびかんな)が全体に施されています。飛鉋とは、工具の刃先を使って連続した削り目をつける技法。近年、日本でも注目を浴びているデザインなんですよ。先ほど紹介したカップと同じように、こちらもコーヒーの香りをより深く楽しむことができるよう、大きな曲線から口径を絞りアロマを包み込む形状になっています。
個性的な木組みの造りが珍しい太宰府天満宮表参道店でも販売しているので、店舗を見るついでにマグカップを購入するのがおすすめです。
【価格】
4,800円(税抜)
【販売店舗】
太宰府天満宮表参道店、太宰府向佐野店、イオンモール筑紫野店

4. 飛騨高山(岐阜県) ウッドマグ漆
1000年ほど前から高い技術を持った木工職人が存在していたと言われるほど、木工に関して長い歴史をもつ飛騨高山。最近は映画「君の名は。」の舞台のモデルとしても有名です。
そんな飛騨地方の豊かな森林と、観光名所「高山陣屋」をモチーフに作られたのが、この「ウッドマグ漆(ブラック)」。陣屋とは役所のことで、1868年までの176年間にわたって飛騨を治めるために幕府から派遣される役人を迎えていました。「高山陣屋」の長い歴史を感じさせる、艶やかな深い色の黒漆が美しいカップです。
一方、「ウッドマグ漆(ホワイト)」は、白漆で装飾されたかわいらしい模様が特徴。この模様は飛騨に伝わる伝統的な刺しゅう・飛騨刺し子をモチーフにしたものです。刺し子とは、厳しい寒さを凌ぐために防寒、補強として、衣料に刺しゅうをしたもので、庶民の生活の知恵から生まれた素朴な美しさがありますよね。
どちらのカラーも、高山岡本店のみの販売となります。まさに世界中でここだけでしか買えないカップですよ。
【価格】
各5,900円(税抜)
【販売店舗】
高山岡本店


高山陣屋

刺し子
5. 津軽(青森県) びいどろ
陸奥湾付近で作られていた漁業用浮玉の製法を応用したガラス工芸品が「津軽びいどろ」。ハンドメイドのガラス工芸品だからこそ、均一ではない質感が素朴で素敵ですよ。柔らかな色合いのピンクが舞う「HIROSAKI」は、弘前公園に広がる桜を。白や緑が散る「TSUGARU」は厳寒の津軽地方の雪や新緑を。赤や黒が流れるような「GOSHOGAWARA」は地元のお祭り「たちねぶた」を。鮮やかな青や赤の「AOMORI」は津軽の海やねぶたの色を。それぞれ各地域の特徴が、色彩豊かに表現されています。販売店舗はそれぞれ異なるので、観光予定の地域にある店舗をチェックしてみてくださいね。
【価格】
各2,800円(税抜)
【販売店舗】
「HIROSAKI」: 弘前公園前店、弘前さくら野店、TSUTAYA BOOKSTORE 弘前ヒロロ店
「TSUGARU」: 青森ELM店、青森ラビナ店、青森中央店、弘前公園前店、青森西バイパス店、弘前さくら野店
「GOSHOGAWARA」: 青森ELM店
「AOMORI」: 青森ラビナ店、青森中央店、青森西バイパス店
左から「AOMORI」「TSUGARU」「HIROSAKI」「GOSHOGAWARA」

6. コーヒー碗 Mikawachi
日本で初めてコーヒーカップを作ったと言われている三川内焼。皇室や将軍へも献上されていた高級品でもあります。そんな三川内焼で作られたこちらのカップは、三川内焼らしい白磁への青い染め付けが特徴。コーヒーカップでありながら、どこか日本の茶碗のようなユニークなデザインも面白いですよね。ちなみにカップの中には海に面した佐世保らしく碇が、ソーサーにもクジラが描かれているんですよ。
【価格】
6,600円(税抜)
【販売店舗】
佐世保四ヶ町店、させぼ五番街店

7. 甲賀(滋賀県) マグ Shigaraki
1200年の歴史を誇る信楽の窯で焼かれた器は、シンプルでありながらも奥深い表情が魅力。マグは「赤」と「黒」、味わいある二種類のカラーから選べますが、実は丸く膨らんだ白い部分はタヌキのお腹をイメージしているんですよ!よく見るとおへそも付いています。
なぜタヌキなのかというと、タヌキの置物といえば信楽焼で作られたものが有名だから。日本では、タヌキは様々なものに化けられるという伝説があり、古くから伝わる民話にも化けるタヌキがたくさん出てきます。そう思ってこのカップを見てみると、まるでタヌキがマグカップに化けたように思えてきませんか?
【価格】
各3,800円(税抜)
【販売店舗】
甲賀水口店

8. 加賀(石川県) スタッキングマグ・コースター Kutani
華麗な色彩で、国内外問わず広く愛されている九谷焼。360年の歴史の中で、様々な絵付装飾のスタイルを確立させてきました。その九谷焼の技を駆使して作られるマグは以下の4種類。
「銀彩」
九谷焼の代表的な画法のひとつ・銀箔を用いたデザイン。名水の地として知られる加賀らしく、透明感のある薄いブルーが涼やかですね。
「永楽風」
下塗りした赤色の上に金を彩色した、永楽風という様式を生かしたマグです。花鳥獣虫を一筆書するのも永楽風の特徴ですが、なんとそのモチーフは加賀の名物・カニ!幾何学的にデフォルメされたカニがあちこちで横歩きしている、ユーモラスな作品です。
「庄三風」
テーマは、能の「謡(うたい)」。金沢では「謡が空から降ってくる」と言われるほど親しまれており、能で使われる面や扇などが描かれています。
「古九谷風」
力強い骨描きと彩色が印象的な様式・古九谷風を用いて、加賀を連想させる兼六園の徽軫灯籠(ことじとうろう)や雪吊り、そしてスターバックスを感じさせるシアトルの景観が表現されています。
【価格】
銀彩のみ4,700円(税抜)、その他は各4,500円(税抜)
【販売店舗】
香林坊東急スクエア店、フェアモール松任店、金沢フォーラス店、金沢野々市店、金沢大桑店、金沢フォーラス6Fクーゴ店、武蔵が辻めいてつエムザ店、金沢鞍月店、イオンモール新小松店、金沢百番街Rinto店、クロスゲート金沢店
左から 上「庄三風」、下「古九谷風」、「永楽風」、「銀彩」
※コースターは別売りです。

9. 宮島(広島県) コーヒーアロママグ Momiji
神秘的な雰囲気で訪日観光客にも人気の、世界文化遺産・嚴島神社。そしてこのマグは御本殿下の御砂を粘土に混ぜる「宮島御砂焼き(おすなやき)」で作られているんですよ。そう考えると、とてもご利益がありそうなカップですよね。また、このマグの紅葉模様は本物の葉を一枚一枚貼りつけて表現されているので、まったく同じ模様は二つとありません。宮島の魅力がたっぷり詰まったデザインのマグは、厳島表参道店のみの販売です。
【価格】
6,500円(税抜)
【販売店舗】
厳島表参道店

いかがでしたか?地元の伝統の技術を使って作られるカップたちは、まさに「JIMOTO」ならではのもの。その土地でしか買えないので、お土産にもぴったりです。この記事を参考に、欲しいカップの土地へ旅してみてはいかがでしょうか?
※本記事の情報は執筆時または公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。
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