
日本では12月から場所によっては5月上旬までスキー、スノーボードなどのウィンタースポーツを楽しめます。今回は日本でスキーを体験したいと考えている方におくる、初心者も安心のゲレンデ利用ガイドです。
日本はスキー大国!!
日本には約500から600ものスキー場があります。そのほとんどが関東甲信越より北にあり、最も数が多いのは、長野オリンピック開催地、長野県。次は、JAPOW(ジャパウ)と呼ばれ海外からも注目度の高いパウダースノーを楽しめる北海道、豪雪地帯の新潟県とつづきます。スキー以外にも、スノーボード、スノーシュー、スノーモービルなど様々なアクティビティが楽しめ、温泉などアフタースキーも充実したスキー場が増えています。

事前準備
持っていくべきもの
スキーやスノーボード、ウエアは、基本的にスキー場や、宿等でレンタルできます。レンタルできない、ウエアの中に着る服は自分で用意します。スキー専用インナーやフリースと温かい肌着など、動きやすく体温調節しやすい洋服がおすすめ。耳や首を出さないようネックウォーマーやイヤーマフ、ニット帽、日差しから目を守るゴーグルも必須アイテムです。これらの小物はレンタルできないところもあるので、自分で用意したほうがいいでしょう。雪山は思った以上に日焼けします。顔にゴーグルの跡がくっきりなんてことにならないよう、日焼け対策は必須。小物類や日焼け止めは現地で購入すると高いので事前に準備しておくのがおすすめです。

ゲレンデマップの見方
ゲレンデマップには、ゲレンデの全体が記され、コース、リフトの位置、トイレ、レストラン等施設を確認できます。スキー場のコースは上級者、中級者、初心者と難易度別に設定され、マップ上では色分けされています。スキー場ごとに色は異なりますが、一目でレベルがわかるようになっていますよ。チケット売り場や、レストランなどで配布されていますので必ず持参しましょう。
現地に到着したら
まずはスキーセンターでリフト券を購入!
スキーやスノーボードを楽しむには、リフト券が必要です。一般的には、1日券、半日券、ナイター、回数券などいくつかの種類があります。値段はスキー場によって様々で、ランチ付きチケットなどお得なチケットを販売しているスキー場も。半日はアクティビティを楽しみたい、初心者なので回数券を仲間とシェアしたい、など自分のプランに合ったチケットを購入しましょう。リフト券は乗るたびにスタッフに見せるので、ケースに入れるとなくしにくく便利です。チケット売り場や売店で購入するとよいでしょう。
レンタルカウンターへ!
レンタルするものを決めましょう。
スキーセット(スキー板、ストック、ブーツ)
スノボセット(スノーボード、ブーツ)
ウエア
小物(ゴーグル、グローブ等。レンタルできないところもあり)
が一般的です。
借りるものが決まったら、身長や靴のサイズ(日本ではcm)を伝えます(申込書に記入する店もあり)。試してみてサイズが合わない場合は取り換えてもらえます。また、レンタル品の盗難、破損に備えて免責保障の保険(500円ほど)に入りましょう。
※レンタルを利用するにはパスポートなど身分証明書が必要です。

更衣室で着替えよう!
レンタルが終わったら、更衣室で早速着替えます。不要なものはロッカーへ入れて出発しましょう。
ゲレンデへ出発
さぁゲレンデへ!スキー場直結でない場合は、送迎やバスの時間を確認しましょう。レッスンスクールを実施しているスキー場もあります。初めての場合はレッスンに参加するのがおすすめ。半日レッスンして午後は自分たちで滑ると効率よく楽しめますよね。

リフトの乗り方・降り方
スタッフの合図で、乗車位置まで進みます。ストックはまとめて片手で持ち、スノーボードのハイバックは倒して準備。後ろからくるリフトを確認して慌てず深く座りましょう。座ったら、ストックとスキー板の先が地面にひっかからないよう先端を軽く上げます。乗ったら安全バーを下げ到着まで景色を楽しみましょう。降り場に近づいたら、安全バーを上げてからストックを両手で持ち、ストックと板先を上げ、降車の印にそっと板を下ろし立ち上がります。この時勢いをつけると危ないのでやさしく立ち上がり、すみやかに進みましょう。スノーボードの方は、後続の人が降りてきてもぶつからない場所まで進んでからビンディングをつけましょう。

その他
万が一に備えておく
リフトからものを落としてしまった場合は、近辺のリフトの支柱番号など、目印になるポイントを覚えて、リフトを降りる時にスタッフに伝えましょう。また、けが、体調不良等で動けなくなった時のためにゲレンデ緊急連絡先を確認しておきましょう。緊急連絡先はゲレンデマップに記載されています。記載がない場合はリフト券を買う時に確認しておきましょう。
楽しむためのポイント
楽しく滑っていたのに、はっと気づいたら友人とはぐれた。携帯電話が通じればいいのですが、スキー場は標高が高く電波が通じにくい場所があります。そんな時困らないよう、あらかじめ迷った時の集合場所を決めておきましょう。また、スキー場の天気は変わりやすく、吹雪になるとほんの数m先でも視界が悪くなります。スキー場内からコースを外れることはないとは思いますが、無理をしないのが鉄則。スキー場は整備された安全な場所ですが、滑走禁止区域に入った場合、安全は保障されません。楽しい思い出になるようルールは守りましょう。
多くのスキー場ではわざわざ用具を持ち込まなくてもスキーを楽しむことができます。日帰りでスキーを楽しめる場所もあるので冬に日本に訪れる機会があればぜひスキーやスノボに挑戦してみてくださいね。
※本記事の情報は執筆時または公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。
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