WOW! JAPAN

コンビニでも買える!日本の夏の手軽なレジャー「花火」について

夜空を艶やかに彩る花火。日本では夏になると大規模な「打ち上げ花火」のほか、一般家庭用に市販されている「おもちゃ花火」を楽しむ風習があります。手軽に楽しめる「おもちゃ花火」とは、どんなものなのでしょうか?

2018.07.05
お気に入りに追加

日本の花火の種類

日本の花火の種類は、大きく分けて「打ち上げ花火」・「仕掛け花火」・「おもちゃ花火」の3つに分類することができます。

打ち上げ花火

全国各地で開催される花火大会のほか、遊園地のイベントのひとつとしてなど、さまざまなシーンで楽しめる「打ち上げ花火」。鉄の筒などに込められた発射火薬を上空に高く打ち上げて、大輪の花のように開かせるものを指します。大きな音と華やかな光彩が特徴です。


仕掛け花火

地上に仕掛けられた装置によって、いろいろな形や文字などが現れるように作られた花火のこと。主に花火大会で楽しむことができます。ポピュラーなのは「張物仕掛け」という種類のひとつである「ナイアガラ」。細い筒に入れられた花火をワイヤーにたくさん吊り下げたもので、ナイアガラの滝をイメージした迫力ある光彩を楽しむことができます。


おもちゃ花火

夏になると、コンビニやスーパー、おもちゃ店や百貨店など多様な場所で販売されるのが「おもちゃ花火」。1本単位で購入できるものから(平均数十円前後〜)、色々な種類がパックになったセット販売(平均数百円前後〜)のものまでさまざま。家族や友達同士で、庭先・公園・河原などで楽しむのが一般的です。

それでは、今回はとくに「おもちゃ花火」について焦点をあて、詳しくご紹介していきましょう。


種類豊富な「おもちゃ花火」

炎や火の粉、火花を出すもののほか、地上を回転して移動するものや、派手な爆発音を出すもの、上昇・飛翔するものなど、さまざまなタイプがある「おもちゃ花火」。今回は代表的な6種類の花火の特徴をご紹介したいと思います。


すすき

先端から火花・火の粉が吹き出るもので、手で柄の端を持って楽しむタイプ。紙や筒などで火薬を包んだ形状で、すすきの穂のように長い火花を噴出します。また、途中で噴き出す強さに変化が出たり明るくなったりするほか、多彩に変色(多いものでは20変色)するのが特徴です。



スパーク

練り火薬を棒に巻き付けたタイプ。まるで雪の結晶のように、細い線を描く繊細な火花が飛び散る独自の美しさがあります。煙が少なめで火の勢いも強くないため、小さな子どもでも扱いやすいのが特徴。「すすき」よりも比較的火が長持ちするものが多いようです。



手筒

手持ち花火の中でも勢いが強く、派手で華やかな演出を楽しめるタイプ。着火すると先端から火花が噴出するタイプや、カラフルな光の玉が連続して飛び出すものなどもあります。



絵型

手で持つ台紙の部分がさまざまな絵や形にデザインされた手持ちタイプの花火のこと。火薬部分は紙やビニールでパイプ状に包まれています。例えば画像のように銃をモチーフにしたものや、火薬部分を足に見立て、台紙にタコの絵が描かれているもの、キャラクターが描かれているものなどが一般的です。



線香花火

こよりに火薬をひねり込んだ手持ち花火。火をつけると、まずは牡丹の花のようにジリジリと膨らんでいき、さらに松葉や菊の花のような形状へと姿を変えていきながらはかなげに火花を散らします。その繊細な風情は日本の伝統美の代表ともいえる存在です。



ドラゴン

地面に置いて炎や火花が噴き出す様子を楽しむ「噴き出し花火」タイプの代表格。その華やかな風情に比べて音が小さめなことが特徴です。



花火をするうえでのルールとマナー

一歩間違えると火事や事故などにもつながる「花火」。実際に行う場合は、必ずルールとマナーを守って楽しんでくださいね。

準備と後片づけ

花火を安全に楽しむためには必ず「水の入ったバケツ」と「ゴミ袋」を忘れずに。ゴミは燃え残りに気をつけたうえで、必ず持ち帰るようにしてくださいね。


場所と時間帯

周囲に燃えやすい物がない広い場所(公園・川沿い・海岸など)で楽しむのが一般的。ただし、近年では、騒音やゴミなど周辺住民への迷惑問題が深刻化したこともあり、「花火禁止区域」の立て札を掲げる地方自治体も増えています(画像は一例です)。各土地の条例をチェックして、必ず花火OKな場所かどうかを確認してから行いましょう。もちろん深夜など迷惑になる時間帯にもご注意を。また、とくに高く飛翔するものや音の出る花火は注意が必要です。


その他NG事項

・花火は人や家などに向けないこと
・風が強いときは中止を。夏は窓を開けている家も多いので煙で迷惑をかけないよう風向きにも注意を
・衣服に火がつかないように注意
・正しい位置に正しい方法で点火を。たくさんの花火に一度に点火しないこと
・途中で火が消えても絶対に筒をのぞかないこと
・花火をポケットに入れたり、ほぐして遊ぶことはキケンです
・花火は危険物扱いのため、郵送・飛行機への持ち込みはできません


大人数でにぎやかに楽しめる華やかなタイプもあれば、しっとりとした風情を楽しむタイプもある日本の「おもちゃ花火」。ぜひ機会があれば一度その美しさと楽しさを体験してみてくださいね。

※本記事の情報は執筆時または公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

この記事をシェア

Writer: nakamura

WOW! JAPANをフォローする
ガイドブックには載ってない?見てるときっと日本に行きたくなる。
WOW!な観光情報を日々更新中!

おすすめ記事