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知っておけば楽しさ倍増!寺院にまつわる豆知識

日本の観光地の定番といえば「お寺(寺院)」。清水寺や浅草寺などの有名なお寺から、地域に密着した小さなお寺まで、日本には数多くの寺院が存在しています。今回はそんな寺院の宗派や名前の仕組みなどをご紹介します!

寺院と神社の違いって?

寺院は、釈迦の説いた「仏教」の宗教施設。一般に仏像が安置されていて、僧侶が修行・居住する建物や場所をさします。これに対して「神社」は日本の神々を祀る「神道」の建築物。宗教が違うため、寺院と神社は本来全くの別物です。

※画像は世界最古の木造建築としても有名な法隆寺の金堂と五重塔

仏教の宗派はいくつある?

日本仏教には様々な宗派が存在し、全部で160派あるとも言われます。代表的なのは以下の13派です。

法相宗、華厳宗、律宗:奈良時代(710-784年)に国家仏教として公認された宗派。まとめて「奈良仏教」と呼ばれます。
真言宗、天台宗:それぞれ最澄と空海という僧侶が日本に伝えた「密教」の宗派。
融通念佛宗、浄土宗、浄土真宗、時宗:「浄土教(極楽浄土に往生することを説く教え)」の宗派。
臨済宗、曹洞宗、黄檗宗:座禅を尊ぶ「禅宗」に属する宗派。
日蓮宗:「法華経」を全ての教えの根源と見なす宗派。

寺院の名前はどうやって決まる?

寺院の名称は、山号・院号・寺号という3つの称号の組み合わせが基本です。
まず「○○寺」のような名称を「寺号」と呼びます(「延暦寺」や「清水寺」など)。次に寺院の別称で「○○山」のようなものを「山号」と言い、寺号の前に冠します(「比叡山 延暦寺」や「音羽山 清水寺」など)。また、皇族が門跡(皇族・公家が住職を務める特定の寺院)となっている寺院には「○○院」という「院号」がある場合も(例えば「知恩院」の正式名称は「華頂山 知恩教院 大谷寺」)。以上が基本ルールですが、3つ全て揃っていない寺院も多数存在しますし、「○○閣」、「○○庵」など様々な呼び方が存在しています。

どんな建築様式があるの?

日本には代表的な建築様式が3つあります。

和様:6世紀頃に大陸から伝わった寺院建築が日本の風土や、日本人の好みに合うようにアレンジされた様式で、10世紀中~11世紀頃に成立。細い柱や、低めの天井、他の様式と比べ、曲線の利用が少ない点が特徴(浄瑠璃寺 本堂など)。
大仏様:鎌倉時代初期(12世紀末~13世紀初頭頃)に中国から輸入された様式。貫(柱を貫通する水平材)を多用した堅固な構造や、天井を張らずに構造材をむき出しにした化粧屋根裏や、彩色を施された用木などが特色(東大寺 南大門など)。
禅宗様:禅宗とともに伝わった建築様式。大きく反り上がった軒や装飾的な造作が特徴(円覚寺 舎利殿など)。

※画像は国宝・浄瑠璃寺本堂



※画像は国宝・円覚寺舎利殿

お寺の中にはどんな建物があるの?

寺院の代表的な建築物は以下のようなもの。

本堂:本尊を安置する建物で、寺院の中心的存在。宗派によっては「御影堂」、「金堂」などと呼称します。
仏塔:本来は仏陀の遺骨を安置するための場所。「五重塔」や「三重塔」など様々な形式が存在します。
鐘楼:時刻を知らせる「梵鐘」を取り付けた建築物。
講堂:僧侶たちが各種の行事を行うための建物。
塔頭:大寺院の境内に存在する小寺院。

※画像は国宝・東寺金堂



※画像は木造五重塔としては現存世界最古の法隆寺五重塔

伽藍配置ってなに?

寺院境内の諸堂配置のこと。たとえば「飛鳥寺」では塔を中心に北・東・西に3方位に金堂が配され、さらに廻廊がこれらの建物をとり囲む一方、北側外部に講堂を建てる配置となっています。これを「飛鳥寺式」と呼びます。この他にも「四天王寺式」や「法隆寺式」など、時代や宗派によって色々な伽藍配置があるんですよ。

お坊さんはどんな生活をしているの?

お寺にもよりますが僧侶の朝は早く、6:00 am頃には身なりを整え寺院の門を開け、座禅や読経といった勤行を始めます。日中の主な仕事は葬式や法事。その他、地域の集会や講演会に参加することもあります。

いかがだったでしょうか。実際に日本の寺院を訪れる際には、この記事を参考にして見学してみてくださいね。

※本記事の情報は執筆時または公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

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