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鰻で夏を元気に乗り切る!日本の夏の風習「土用の丑の日」の豆知識

日本独特の夏の風習のひとつに「土用の丑の日」があります。毎年、その時期を迎えると鰻を食べるというものですが、いったいどんな意味や由来があるのでしょうか?今回はその豆知識をご紹介します。

夏の「土用の丑の日」っていつ?

毎年日にちは異なり、年に1度しかない年もありますが、2018年の夏の「土用の丑の日」であれば、「7月20日(金)」と「8月1日(水)」の2日が該当します。

「土用の丑の日」の意味

そもそも「土用の丑の日」とは夏だけではなく、春・夏・秋・冬それぞれに存在するもの。まず「土用」という言葉は、四立と呼ばれる季節のはじまり「立春(2月4日頃)」・「立夏(5月5日頃)」・「立秋(8月7日頃)」・「立冬(11月7日頃)」の、それぞれ前約18日(または19日)の期間のことを指します。各季節の終わりの約18日間、つまり次の季節へ移る前の調整期間のようなものです。
さらに、「丑の日」とは、年・方角・月・日にちを数えるときに使われる「十二支」のなかの「丑」のことで、12日周期で巡ってくる「丑の日」、つまり約18日間の「土用」の期間のうち、12日周期で割り当てられている十二支が「丑の日」に該当する日が、 「土用の丑の日」となるのです。

なぜ夏の「土用の丑の日」に鰻を食べるの?

夏の土用は、1年の中で最も暑さが厳しいとされる時期。江戸時代(1603〜1867年)には、「土用の丑の日」を重視し、この時期に薬草を入れたお風呂に入ったり、お灸をすえることで、夏バテや病気回復などに効き目があるとしていました。栄養たっぷりの鰻を食べるようになったのも同じ理由からです。

江戸時代の万能学者・平賀源内が仕掛け人?!

実はこの風習は、江戸時代(1603-1867年)の万能学者・発明家である有名な人物「平賀源内」が仕掛けたものという説があります。鰻の本来の旬は冬、源内の知り合いの鰻屋が夏には売れ行きが悪く困っていたところ、店頭に「本日、土用の丑の日、鰻(Unagi)の日」という内容の貼り紙をするよう発案したのだとか。これが大当たりして店は大繁盛!「丑の日(Ushinohi)にちなんで「う(U)」からはじまる名前の食べ物を食べると夏負けしない」 という言い伝えと相まって、夏の土用の丑の日に鰻を食べる風習が世の中に広まり、定着していったとされています。

地方で焼き方が異なる!「鰻の蒲焼」の豆知識

全国で愛されている「鰻の蒲焼」ですが、実は関東風と関西風で焼き方・仕込み方が異なることをご存じでしょうか?どちらもそれぞれに美味しいので、食べ比べてみるのも面白いかもしれません。

関東風

一説には、江戸では侍が多かったことから鰻を腹部側から割くのは「切腹」を連想させるとされ、背側から割く「背開き」が浸透したと言われています。また、気が短いと言われる江戸っ子にすばやく提供できるようにと、鰻の身を炭火で焼いて(=白焼き)箱に入れて蒸らしておき、お客が来たらタレをつけて焼くという方法がとられたとも言われています。そのほか、焼くときに「竹串を使う」ことや、頭を落としてから焼くことも特徴です。

関西風

江戸の侍文化に対し、関西は基本的に商人文化の町。商人同士「腹を割って話す」ということから腹開きになったという説があります。そのほか、焼きの技術でうなぎを柔らかくすることから「蒸さない」、焼くときに「金串を使う」、頭をつけたまま焼いて最後に落とすことも特徴です。

「土用の丑の日」に食べたい!おすすめ鰻専門店

それでは、実際に日本を訪れた際におすすめしたい全国の鰻専門店をご紹介したいと思います。今回は、主要都市である東京・大阪・京都のお店をピックアップしました。

【東京】鰻 駒形 前川 東京スカイツリータウンソラマチ店

創業200年以上という歴史ある老舗「鰻 駒形 前川」の東京スカイツリータウンソラマチ店。ふっくらと焼き上げられた心地よい舌触りと、伝統的に継ぎ足されてきたタレの旨味が口の中で溶け合います。メニューは多様にそろっていますが、おすすめの一例を挙げると「うな重(4,212円(税込))」などです。外国語メニュー(英語、中国語簡体字・繁体字)あり。

【東京】鰻 駒形 前川 東京スカイツリータウンソラマチ店

東京都墨田区押上1-1-2 東京スカイツリータウン・ソラマチ イーストヤード7F

【大阪】大阪 うなぎ組

国産の指定養殖場から厳選された上質の鰻を毎日朝引きにして使用している人気店。関西にありながら、白焼きにしてふんわり蒸し上げる「江戸前仕込み(関東風)」で、鰻の美味しさを堪能できます。メニューは色々なものがありますが、一例を挙げると、おすすめはディナーの「うな重御膳(2,808円〜4,536円(税込))」など。香ばしさと旨味を存分に味わえますよ。

【大阪】大阪 うなぎ組

大阪府大阪市中央区千日前2-5-2 日本歯科センタービル1F

【京都】廣川

「ミシュランガイド京都・大阪2018」にも掲載された実力派の有名店。京都屈指の景勝地・嵐山エリアにあり、1階からは美しい庭園を、2階予約席からは嵐山の展望を楽しみながら食事をすることができます。使われている鰻は上質で新鮮なものだけを吟味。来客に合わせて丁寧に仕込みがほどこされ、口のなかでとろけるようなふっくらとした食感に焼き上げられています。おすすめメニューは「上うな重(4,200円(税込))」などです。外国語メニュー(英語)あり、外国語対応可能なスタッフ(英語)がいます。

【京都】廣川

京都府京都市右京区嵯峨天龍寺北造路町44-1

いかがでしたか?ぜひこの時期に日本を訪れるなら、美味しい鰻を食べて、暑い夏も元気に過ごしてくださいね!

※本記事の情報は執筆時または公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

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