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これであなたも忍者フリーク!知っておきたい忍者の豆知識10選

超人的な能力を持ちながら表舞台には出ず、影の世界を生きる忍者。神秘的なイメージを持つ人も多いでしょう。実際に、忍者は超人的な身体能力と、知識を持っていたのです。今回はそんな忍者の豆知識をご紹介します。

1. 忍者とは

日本が統一されておらず小さな国々の戦が起こっていた頃、諜報部員、いわゆる現代のスパイをしていたのが忍者です。人目に付くことなく敵地に乗り込み情報を集め、生きて帰り、主君に敵の状況を知らせるまでが任務でした。日々の鍛錬により1日約400キロ移動し、3mジャンプができたともいわれ、任務を遂行するために、その超人的な身体能力と、忍術と呼ばれる独自の方法が編み出されたのです。
では忍者はいつからいたのでしょうか?史料上確実に存在が確認できるのは、南北朝時代(1336年~1392年)以後で、当時は透波(すっぱ)・草(くさ)など土地によって呼び名が違いました。忍者と呼ばれるようになったのは、およそ60年前と意外にも最近なんです。

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2. 忍者の流派

忍者の流派といえば、二大流派の伊賀流・甲賀流が有名です。知名度は高くありませんが、戸隠流には現在も門下生がおり、なんと世界に10万人もの弟子がいるともいわれています。その他にも日本中にいた忍者の流派は一説によると49も存在していたとか。忍者の活躍自体は裏でひっそりと行われるため、歴史上に名前を残したり記録として残らないことが多いのです。
※画像は浮世絵作家葛飾北斎の漫画に登場する忍者。

3. 代表的な忍具

忍者は任務を遂行するためにさまざまな忍具を持っていました。その一部をご紹介します。
よく知られているのは手の内に隠せる剣という意味の「手裏剣」。刃先に毒を塗って殺傷能力を高める使い方もありました。逃げる時に地面にまくことで敵の足にけがをさせる「撒菱(まきびし)」は、水草のヒシの実を乾燥させたもの。どのようにまいてもとがった面が上を向く性質を利用しました。鉤(かぎ)を投げて塀や崖などにひっかけ縄を使って上り下りする「鉤縄(かぎなわ)」は、振り回すと武器にもなるという優れもの。また赤・青・黄・黒・紫の5色に染めた「五色米」を並べて置く順番で「この先に敵がいる」などと暗号を仲間に伝えていました。米に色を付けることで鳥に食べられることが少なかったそうです。携帯しやすく実用的な道具を装備して任務にあたっていたのがよくわかりますよね。

手裏剣

鉤縄

4. 忍者の服装

身体にフィットする上着や、ズボンは動きやすく、ロープや包帯になるふんどし(下着)、足音がしない足袋(靴)、たくさんのポケットなど忍者の服装はスパイ活動をする際に便利な機能が満載。色は茶色、灰色、濃紺が主。黒では月明かりで輪郭が浮き出てしまうため濃紺が多く、その紺染めが虫よけにも効果があったそう。敵に見つかったとき、瞬時に色を変えられるリバーシブルタイプもありました。また、町に溶け込んで諜報活動をするときには役者、僧侶、商人など一般人に変装する衣装も用意していました。

5. 忍者の術

忍者の術すなわち忍術は肉体的な技術はもちろん心理的な術、敵を欺く術など多岐にわたります。水中に身を隠し、竹筒で呼吸をする「水遁(すいとん)の術」は有名な忍術の一つ。おだてたり、怒らせたりして、人の喜・怒・哀・楽・恐の感情をかき乱し心を操る「五車の術」、敵の中枢に入り込み信頼を得て、いざというときに寝返る「山彦の術」は、忍者のコミュニケーション力の高さをうかがわせる忍術です。つま先でそっと歩き足音を立てない「忍び足」や、足跡を直線で残し後に続くものはその上を走って何人通ったかわからなくする「狐走り」は敵地に侵入するときに有効。猫の目の瞳孔の開き具合で時刻を知る「猫時計の術」という興味深い忍術も活用されていました。素早く動くことによって1人が何人にも見える「分身の術」などの忍術は、現実的ではない架空のものとされています。ですが、伝説的な忍術の中には、情報操作で忍者自身が流したものもあるかもしれません。

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6. 三大忍術秘伝書とは?

忍術や忍者の歴史、精神について後世に残すため書かれた書のこと。伊賀流「忍秘伝(にんぴでん)」、伊賀・甲賀流「萬川集海(ばんせんしゅうかい)」、紀州流「正忍記(しょうにんき)」の三つからなり、現代に伝わる忍術、道具、忍者の精神が記されています。忍者活動の全盛期を過ぎ、忍術の必要性がなくなってきた1655年から1681年の間に編纂(へんさん)されました。脚色や実際には使えない道具なども載っているものの、当時の忍術が記された興味深い資料。今では現代の日本語に訳された本も発売されています。近年「正忍記」の作者の墓が和歌山県「恵運寺(えうんじ)」で発見され、手裏剣などの展示がされています。

家屋に侵入する最適な時間

変装の方法

7. 忍者の修行方法

超人的な能力を持つ忍者は、ユニーク、かつ合理的な修行をしていました。胸にあてた笠(当時の帽子)や、体に巻いた長い布が地面に付かないように早く走る修行は、ストップウォッチがない時代に自分の走力がわかる合理的な方法ですよね。また、高い壁や柵を飛び越えるために、成長の早い麻の種をまき、毎日その上を飛び越えていました。1日で2cm~3cmは成長する麻を毎日飛び越えることで、いつの間にか高くても飛び越えられるようになるというわけです。敵の密談を聞くためには聴力も重要。静かな場所で、砥石に針を落とし、針の本数をあてる訓練もしていました。いずれも日々繰り返し修行することで、今日も語り継がれる能力を手に入れたのです。

8. 有名な忍者

影の存在として活動する忍者は、表舞台に出ることはなくその存在が知られている者は限られています。その中から有名な忍者をご紹介します。

風魔小太郎

「身の丈は七尺二寸(約220cm)、口は裂け牙が四本、頭は長く鼻も高い、群集に隠れることができずその声は五十町先(約5.5km)まで届く」と、人間離れした風貌だったとか。当時の平均身長が160cmですから諜報活動の一つとして本人が流した虚構ではないかともいわれています。そんな風魔小太郎率いる風魔忍者は、暗闇に紛れ敵陣を錯乱させ、諜報活動や工作活動で大活躍しました。しかし主人が滅び、忍者活動が必要のない平和な時代がやってくると忍者の仕事がない住みにくい世の中になってしまいます。すると盗賊になり町を荒らすようになってしまいました。最後は密告により捕らえられ処刑されたといわれています。

服部半蔵

物語やアニメのモデルになった忍者といえば伊賀忍者服部半蔵、というくらいよく知られています。武将たちによる権力争いが絶えない戦国の世、最も忍者が活躍した時代の忍者です。のちに天下を取る徳川家康という武将がたった30人という少ない家臣で敵軍からのがれ本拠地へ戻るとき、伊賀忍者しか知らない最短ルートで見事送り届けたことから一躍名を馳せます。その功績が認められ、伊賀忍者は江戸城西門(現在の皇居)の警備を任されます。その門の名前こそ、地下鉄の名前にもなっている「半蔵門」。東京都新宿区の西念寺に墓があります。

9. 現在の忍者

現在もアニメや映画などにたびたび登場する忍者ですが、時代とともに忍者の活躍する場はなくなり、本物の忍術を学んだ人はほとんどいなくなってしまいました。忍者の文化を残すために活動し、皆さんが想像する忍者とは少しイメージが違うかもしれませんが、現在も忍者を名乗る人はいます。忍者の実態や忍術を披露して現代に広めることが、現代の忍者の仕事なのかもしれませんね。当時のままの忍者はいなくとも、忍者を体験できる道場や、実際に忍者が住んでいたからくりを施した忍者屋敷を見学できるスポットがありますので、ぜひ足を運んでみてください。
※写真は甲賀の里 忍術村にある現存する忍者屋敷です。

9. 現在の忍者

滋賀県甲賀市甲賀町隠岐394

10. 忍者村で忍者体験をしよう!

伊賀忍者の地である三重県伊賀市内には、忍者衣装をレンタルできる店舗が7つもあり、忍者になりきって忍者スポットを回れます。伊賀流忍者博物館の忍者屋敷や忍術体験館を忍者になって見学すれば気分もUP!伊賀上野城の石垣では忍者になりきった写真を撮ることもできますよ。また、お城の石垣を登る「石垣登りの術」、水の上を渡る「水蜘蛛の術」など9つの忍者修行を体験でき、すべてクリアすると免許皆伝の巻物をゲットできる忍術テーマパーク甲賀の里忍術村(滋賀県)、忍者に特化した施設ではないものの、子ども対象の本格忍者体験が人気のEDO WONDERLAND 日光江戸村(栃木県)などがおすすめ。

10. 忍者村で忍者体験をしよう!

三重県伊賀市上野丸之内117

忍者であることが他人に知れてしまうこと、それは死を意味することでした。普段は全く普通の生活を送っているように見せかけ、影の存在でありながら、超人的な身体能力と、知識力で大きな仕事を成し遂げてきました。知るほどに魅力を感じる忍者は、役目を終えた現代も人々を魅了し続けています。

※本記事の情報は執筆時または公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

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