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お正月に日本人が食べる「おせち料理」とは?

日本人の風習としてお正月には「おせち料理」を食べる伝統があります。古くから伝わるメニューには、それぞれに意味が込められたものばかり。今回はそんな特別なごちそう「おせち料理」をご紹介します。

おせち料理とは?

「おせち(Osechi)」とは、年間の節目という意味。元々「おせち料理」は、季節ごとの食物を神に供えて節日を祝う儀式に用いる料理のことでしたが、現在ではお正月に用意するごちそうのことを指すようになりました。
重詰にして供されるのが一般的で、彩りよく詰められたメニューは「新年を祝う心」を表わすものばかり。味付けはやや濃い目にすることで、保存性にも富んでいます。また、おせちと一緒に「お屠蘇」と呼ばれる祝儀酒や、お餅などを入れた汁椀「お雑煮」などを楽しむのも、お正月の習わしです。

数の子

それでは、実際にどんなメニューがあるのかを見ていきましょう。

最初にご紹介する「数の子」とはニシンの卵を塩漬けにしたもの。ニシンは日本語で「Nishin」と発音しますが、これは「2人の親」という意味の「二親(Nishin)」という言葉に通じ、つまり両親から多くの子ども(卵)が生まれるという「子宝・子孫繁栄」への祈りが込められた縁起物です。コリコリプチプチとした歯ごたえと、塩辛い味付けは、日本酒などのお酒と相性抜群ですよ。

黒豆

続いては、大豆の一種である黒皮種の豆を皮付きのまま甘く煮含めた「黒豆」をご紹介します。日本語では豆を「Mame」と発音することから、語呂合わせで、元気で丈夫・よく働くという意味の「Mameni hataraku」にかけた縁起物として知られています。勤勉を美徳とする日本人らしい料理ですね。

田作り(ごまめ)

別名「ごまめ」とも呼ばれる料理で、かたくちいわしの幼魚を干したものを使います。それを、から煎りして、砂糖・みりん・しょうゆを煮詰めて絡めた料理です。「Gomame」という名は、先ほどご紹介した黒豆同様「Mame」という言葉の語呂合わせとして、まめに暮らせるようにとの願いが込められたもの。さらに「Tazukuri」という名は、その昔、小魚を肥料として田畑に撒いていたことから名付けられたもので、「田を作る」という意味があり、転じて「五穀豊穣」への祈りも込められているのです。甘辛い味わいで人気があり、カルシウムなど栄養も豊富ですよ。

栗きんとん

鮮やかな黄色が、見た目にもおめでたい気持ちになれる「栗きんとん」。さつまいもをゆでて裏ごししたものに砂糖を加え、火にかけて練って作った餡に、甘く煮た栗を混ぜた料理です。黄金色に輝く財宝にたとえたもので、豊かな一年になることを願うのです。また、「栗」も古来より、戦の出陣や勝負事の縁起物として尊ばれてきた食材。新しい年の勝負に勝つという願いも込められています。

鯛の塩焼き

日本では最も高級な魚として親しまれていること、そしておめでたいという意味の「Omedetai」という言葉との語呂合わせから「鯛(tai)」を縁起物として扱います。そんな鯛を、お正月には塩焼きにしておき、三が日(1月1日・2日・3日)の間は箸を付けずに飾っておきます。これを「睨み鯛」と言い、1月4日になって初めて食べるのです。神様に捧げる供物であるため、三が日があけることで供え終わったものを有り難く頂戴するという意味が込められています。

いかがでしたか?おせち料理はお正月の時期に提供している旅館などがあるほか、スーパーやデパートなどで折り詰めで売られていたりもします。年末年始に日本を旅するなら、ぜひ一度味わってみてくださいね。

※本記事の情報は執筆時または公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

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