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イタリアを発祥とする「スパゲッティ」は、日本では1960年代頃から広く家庭料理として浸透し、現在では定番メニューとして根付いています。今回は日本独自に進化を遂げたスパゲッティ5つをご紹介します。
1. 和風スパゲッティ
まず最初は、ヘルシーな素材とあっさりとした味付けで広く親しまれる「和風スパゲッティ」をご紹介します。主に醤油や出汁などをベースに、シメジなどのキノコ類、ツナ、山菜、大根おろし、水菜などの具材を使用。仕上げに海苔や刻みネギなどをトッピングしたものが多く知られています。


2. ナポリタン
甘く香ばしい味わいの「ナポリタン」は、多くの日本人にとって子どもの頃から慣れ親しんだ懐かしい味のひとつ。たまねぎ・ピーマン・マッシュルーム・ウインナーソーセージ、またはハムやベーコンなどを具材とし、ケチャップで味つけして炒めたものです。麺はいわゆる「アルデンテ」ではなく、柔らかめに茹でられていることが特徴。1945〜1955年頃、神奈川県横浜にある「ホテルニューグランド」で考案されたものが原型とされています。

3. たらこスパゲッティ
「たらこ」を使った、マイルドな味わいのスパゲッティです。ほぐした生のたらこ、バター、塩、レモンの絞り汁などをソースとし、茹でた麺にからめたもの。刻んだ海苔や青じそなどをトッピングする場合も多くあります。お店によっては生クリームやマヨネーズなどでソースをのばしたり、たらこの代わりに辛い「辛子明太子」を加えたものも一般的です。
はじまりは1967年頃、東京にある有名なスパゲッティ専門店「壁の穴」から。この店の常連客であった音楽家が「キャビアでスパゲッティを作ってほしい」と依頼。その美味しさが評判となり、「もっと安価で手頃なもので代用できないか」と研究を重ねた結果、たどりついた食材が「たらこ」だったといわれています。


4. あんかけスパゲッティ
愛知県名古屋地方で誕生したスパゲッティです。トマトをベースに、牛肉や野菜をじっくりと煮込んで作るソースは、たっぷりのとろみと濃厚なコクが特徴。多めにふられたコショウがほどよいスパイシーさを加えます。また、使う麺の太さは2.2mmのものが主流です。さらに、肉類や野菜、エビなど魚介類のフライ、目玉焼きなどトッピングが多彩なのも特徴のひとつです。

5. 納豆スパゲッティ
古くから日本人の食生活に欠かすことのできない発酵食材「納豆」を使ったスパゲッティです。納豆は粒のまま、または細かく刻み、醤油や出汁などで味付け。茹でた麺にからめ、海苔やネギ、青じそなどをトッピングして食べます。そのほかにも、オクラや山芋を入れてさらに「ネバネバ」食感にしたものや、卵黄や大根おろし、先ほどご紹介した「たらこ」などさまざまな食材と取り合わせられることもあります。慣れていないと少し発酵のにおいが気になるかもしれませんが、コクのある味わいはきっとクセになるはず!納豆は栄養価が高いところも魅力的な点です。


今回ご紹介したメニューのほとんどは、専門店・カフェ・レストランなどで食べることができるほか、コンビニの商品としても購入可能なものがあります。色々と食べ比べてみるのも面白いかもしれませんよ。
※本記事の情報は執筆時または公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。
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