日本には季節に沿った行事や風習がたくさんあります。今回はその中から1〜2月に行なわれるイベントをご紹介!訪日観光客でも体験できるので、この時期に日本を訪れる方はぜひ挑戦してみてくださいね。
1月
初日の出
1月1日には、年の始めに昇る朝日「初日の出」を拝む風習があります。元来、日本のお正月は「歳神様(年の始めにまつる神)」を迎えるための行事。歳神様が初日の出とともに現れると信じられていることから、この習わしが生まれました。日の出の時刻は6:20 am〜7:30 am頃と、見る場所によって異なります。東京なら、東京スカイツリーや六本木ヒルズ、大阪・京都なら梅田スカイビル、京都タワーなどで綺麗な朝日が見られます。
初詣
「初詣」とは、1年の始まりに神社や寺院にお参りし、その年の幸運や安泰を祈ること。お参りに行く期間は、元日(1月1日)だけ、三が日(1月1日〜3日)だけなど諸説ありますが、現代では1月1日〜7日と考えるのが主流。有名な神社などでは、年が開ける前から大行列ということも!お参り後には、運試しとして「おみくじ(吉凶を占うくじ)」を引いたり、お守りを購入したりして過ごします。神社と寺院、それぞれに異なる作法があるので、訪れる方は事前に調べておきましょう。人気の初詣スポットは東京の明治神宮や京都の伏見稲荷大社、大阪の住吉大社などです。
鏡開き
歳神様へのお供えものとして、お正月になると各家庭で「鏡餅」を飾ります。鏡餅というのは、半紙を置いた三方(四角形の台)に餅を重ね、橙、譲葉、昆布などを添えたもの。「円満」をあらわす丸い形の餅を重ねることで、「円満に年を重ねる」ということを意味しています。その餅を割り、雑煮や汁粉にしていただくのが「鏡開き」で、1月11日や15日に行われるのが一般的です(地域によっては1月4日)。お供えした餅には歳神様の霊が宿っていると考えられているため、包丁で切るのはタブー。餅を食べることで、神様の力を授かり1年の健康や幸福を祈ります。
2月
節分
節分とは本来、季節の変わり目(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のことですが、現代では立春の前日(2月3日頃)を指す言葉として定着。節分の日には、各家庭で「鬼は外!」という掛け声とともに家の外に豆をまき、邪気(鬼)を払う習慣があるんですよ。全国各地の神社や寺院では「節分祭」が開催され、こちらでも盛大に豆まきを行います。また、大阪を中心に恵方(年ごとに決められた縁起の良い方角)を向いて太巻き寿司(恵方巻き)を無言のまま丸かじりして、1年の健康を祈るという風習も。今では全国的に広がりつつあり、コンビニやスーパー、百貨店などで太巻き寿司が販売されます。

バレンタインデー
世界各国で祝われる「バレンタインデー」は、3世紀に殉教した聖バレンティウスにちなんだ記念日として知られていますよね。国によってさまざまな習慣がありますが、日本では2月14日に女性から男性へチョコレートを贈ったり、愛を告白したりする日とされています。最近は女性同士で贈り合う「友チョコ」も流行。バレンタインが近くなると、デパートの催事場などでは、世界中のチョコレートが集まるイベントが開催。大切な人にはもちろん、自分用にもとっておきの品々をセレクトしてみては?
いかがでしたか?日本ならではの文化を体験することで、充実度も格段にアップ!その時期にしかできない体験をして、旅の思い出を残してくださいね。
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