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一度は挑戦したい!日本人が年末年始に食べる「行事食」5選

2016.11.17

Writer name : nakamura

日本には年越しやお正月など季節の節目を祝い、家族の幸せと健康を願って食べる特別な料理があります。年末年始を日本で過ごすなら、そんな伝統にならった「行事食」にチャレンジしてみませんか?

1. 年越しそば

「年越しそば」とは、大みそか(12月31日)に、一年を締めくくる食事としてそば(そばの実を加工した麺類)を食べる習慣のこと。年越しそばの由来には諸説あり、細く長い形状から「健康長寿・家運長命」などの縁起をかついで食べるようになったというものや、他の麺類よりも切れやすいことから「一年の災厄を断ち切る」という意味があるとも言われています。

天ぷらやにしんを煮たものなど具材は色々。

2. おせち

新年を迎えたら「おせち」と呼ばれる祝いの料理を食べます。その年の豊作や幸せを願い、さまざまに縁起をかついだ料理を「めでたさを重ねる」という意味で重箱につめ、彩りも鮮やかにするのが一般的。
内容は地域などで色々ですが、ポピュラーなのはニシンの魚卵を塩漬けにした「数の子(たくさんの卵があることから子孫繁栄を願う)」や、にんじんと大根の細切りを柚子果汁や甘酢で漬けこんだ「紅白なます(縁起が良いとされる色の組み合わせ)」など。デパートやスーパーなどでセットになったものを購入することができます。

3. お雑煮

「お雑煮」は一年の無事を祈り、正月三が日(元旦・1月2日・1月3日)に食べるスープ料理のこと。全国各地で内容は千差万別ですが、最も一般的なメイン具材は「餅(餅米を蒸し、ついて作った伝統食品)」で、丸型・角型、焼く・煮るなど地方により形状も調理法も様々。さらに、大根や人参、鶏肉にイクラなど、合わせて盛りつける具材も多種多様です。スープの味付けは味噌味かすまし汁(塩や醤油で味付けただし汁)がポピュラー。初詣(新年に初めて神社仏閣に参拝する行事)の会場で振る舞われたり、神社仏閣付近の飲食店などで食べられる場合もあります。

4. 七草がゆ

続いては、正月を祝う期間が終わる1月7日に食べる「七草がゆ」。7種の日本のハーブと一緒にお米を煮て、塩などで味付けをします。
用いる「春の七草」は地方により種類が異なりますが、一般的なのはセリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ。これらは早春にいち早く芽吹くことから邪気を払うといわれ、一年の無病息災を祈る縁起物です。淡泊でありながら滋味あふれるその味わいで、年末年始を過ごした疲れ気味の胃腸を落ち着かせる意味もあります。こちらも初詣の会場で振る舞われたり、和食店などで期間限定メニューとして食べられる場合があります。

春の七草はビタミンなどの栄養素が豊富。

5. おしるこ

「おしるこ」とは、小豆を砂糖で甘く煮た「あん」と、餅を一緒にたべる料理のこと。地方により、汁気の有無や使うあんの種類(小豆の皮の有無)などの違いがあります。
日本には、正月を祝う間、神様にお供えする餅のことを「鏡餅」と呼び、その期間が終わったら鏡餅を食べることで1年の無病息災を願う「鏡開き」という習わしがあります(1月11日か15日。地方で変動)。
乾燥して固くなった鏡餅を使うため、とろけて柔らかく食べられる「おしるこ」の形をとるようになったと言われていますが、現在では定番メニューとして根付き、鏡餅でない餅を使って甘味処などで一年中提供されています。

以上の料理は、例に挙げて紹介したスポットのほか、正月には昔ながらのスタイルの旅館で食べられることが多いので、宿泊予定の宿に問い合わせてみてくださいね!

※本記事の情報は執筆時または公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

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