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日本での緊急事態への対応方法

2016.06.02

Writer name : Mayuka Ueno

日本滞在中、病気になったり不測の事態に巻き込まれたりしたら不安ですよね。言葉がうまく通じない中でもどうすればよいか、5つの状況別で解説します。

1. 病気になった時

滞在先のホテルなどで体調を崩した場合はフロントに相談できますが、出先で具合が悪くなった場合、救急車を呼ぶ電話番号は「119」です。英語対応のオペレーターが24時間駐在しています。緊急ではないけれども病院で治療が必要な場合、外国人向けに医療機関などの情報を提供してくれるホットラインがいくつかあるのでご紹介します。


(1)AMDA国際医療情報センター

医療情報の提供、診療時の無料電話通訳をしてくれます。英語、中国語、韓国語、スペイン語、タイ語、ポルトガル語、フィリピン語対応です。
☎03-5285-8088


公式ホームページ

(2)JHI(Japan Healthcare Info)

病状を聞いてとりうる手段、かかる費用、使える公的サービスを調べて紹介し、医療機関とのコーディネートをしてくれます。英語対応です。

(3)東京都医療機関案内サービス

東京での医療機関受診や診療時の通訳をサポートしてくれます。ホームページでは都内の薬局も検索できます。英語、中国語、韓国語、タイ語、スペイン語対応です。
東京の医療機関情報提供ダイヤル☎03-5285-8181
診療時の電話通訳ダイヤル☎03-5285-8185


公式ホームページ

2. 落とし物をした時

気を付けていても、うっかりしてしまう落とし物。日本で落とし物をしてしまったら、まずは近くの警察署や交番、駐在所に行って「遺失届」を出しましょう。電車の中や駅、デパート、レストランなど、建物の中で失くしたと思われるときは、その施設を管理しているところにも連絡を。駅やデパートなどでは、届けられた落とし物を保管した後、7日以内に警察に届けるという決まりになっているので、落としてから日が浅い場合は警察より先に施設に問い合わせた方が賢明です。
もちろんクレジットカードやキャッシュカード、携帯電話などの貴重品を落とした場合には、不正利用されないよう必ずカード会社や電話会社にも連絡してください。


3. 道に迷った時

確実なのは空港などでモバイルWi-Fiをレンタルするか、国際ローミングを利用して、スマートフォンのGPS機能を使うこと。日本でスマートフォン自体をレンタルしてもよいですね。不安であれば、旅行前に行きたい場所の名称と住所を日本語でリストアップしておき、迷った時に日本人に見せられるようにしておくのも良いでしょう。大抵の日本人は懸命に教えてくれるはずです。また、近くに交番や駅があれば警察官や駅員さんに尋ねれば教えてくれますし、コンビニエンスストアの店員さんも近隣の土地を把握していることが多いので、通行人がいない場合は立ち寄って訊いてみても良いでしょう。GPSと日本人の優しさを信じていれば、道に迷っても困ることはないでしょう。


4. 火事、交通事故などに巻き込まれたとき

・火事に巻き込まれたときは
人が大勢がいる場合は独断で行動せず、周囲の指示に従うことが前提です。自分が火事を起こしてしまった場合、近くに非常ベルがあれば押すか、消防署の緊急電話番号「119(救急ダイヤルと一緒)」へダイヤルします。何よりも気をつけなければならないのは煙。一酸化炭素中毒にならないためにも、煙を直接吸い込まないようタオルなどの布で口を覆いましょう。建物の中にいる場合はエレベーターは使用せず、階段を使って下の階へ降りて避難しましょう。

・交通事故に巻き込まれたときは
事故の大小を問わず、加害者と被害者の間に日本の法律が関わってくるので、まずは警察へ連絡します。警察への連絡番号は「110」です。相手が日本人であれば電話してもらいましょう。相手の名前、住所、連絡先、勤務先などをメモし、事故の記録もできる限り残しておくことが大切です。目撃者がいれば後に証言が必要な場合もあるので、名前と連絡先を聞いておきましょう。また、自分でも相手でもケガをしていたら、軽い症状でも後々症状が悪化する場合があるので、必ず病院で医師の診断を受けてください。レンタカーで車を借りている場合は、レンタカー会社への連絡も忘れずに。万が一のことも想定し、契約時に補償を付けておくと良いでしょう。


5. 地震が発生したとき

日本は地震大国と呼ばれるほど、日常的に地震の起こる国です。まったく地震を経験したことのない国の人はパニックになりがちですが、日本では地震に備えさまざまな対策や耐震基準をクリアした建物が建っているので、地震が発生してもとにかく落ち着いてください。日本では、地震予知システムにより「緊急地震速報」というアナウンスが街やテレビ、ラジオから流れます。大きな揺れを感じたり、この緊急地震速報が流れたら、まずは頭を保護しガラス面や大きな家具から離れましょう。火の始末が必要な場合は最優先で行ってください。大きな揺れの地震の場合は、その後も「余震」と言われる断続的な地震が発生しますので用心が必要です。建物や交通機関の中にいる場合は従業員の指示に従い、避難場所へ移動してください。地震直後は交通機関や通信手段、ライフラインが停止してしまう場合があります。復旧まで時間がかかることもあるので、むやみに移動しようとせず、今いる場所で、できる限りの情報を集め、次の行動に備えてください。大きな地震が起きたときの情報は、JNTOのHP(http://www.jnto.go.jp/)や当サイトからも発信しています。


慣れない土地で緊急事態に巻き込まれるのは避けたいけれど、いざというときのためにも最低限の知識は抑えておきましょう。知っていさえすればパニックになることも防げます。

※本記事の情報は執筆時または公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

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