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知っておきたい「居酒屋&飲み会」のマナー

2016.02.01

Writer name : Kayo

仲間内でお酒や飲み物を楽しむ「飲み会」。あなたも日本滞在中に飲み会などの酒席に誘われることもあるかもしれません。カジュアルな席ではありますが、独特の習慣やマナーがあります。主なものをいくつか見ていきましょう。

1.靴を脱いで上がる店も多い

飲み会の会場となることが多い居酒屋(酒類とそれに伴う簡単な料理を提供する飲食店)。居酒屋では店の入口や、店内に入ってから靴を脱ぐ店と、土足のまま上がれる店の2つのタイプがあります。前者の場合は、店員が案内してくれますので、それに従いましょう。
特に前者のお店で、和食系のフォーマルなお店では、脱いだ靴を店員がしまっておき、帰る時にはまた土間(靴を脱ぐ場所)へ出してくれるというサービスも見られます。一方、カジュアルな居酒屋などでは自分で下駄箱に靴を入れ、鍵をかけるシステムの店もあります。


2.座る位置にはご注意を

店員に席まで案内されてから、席を選ぶ際にも注意が必要です。日本では通常、目上の人(年齢や立場が上の人)が「上座」に座り、目下の人は「下座」に座るのがマナーです。どの席が上座か下座かは判断が難しいですが、上座は基本的には入口から遠い席のことを差し、下座は入口に近い席のことを指します。個室の場合は、扉や(和室の場合は)襖から最も遠い席が上座になります。もし、一緒に飲む人が自分より目上の人であれば、ここは十分注意しましょう。


3.「乾杯」までは飲み物や料理に手を付けない

日本の飲み会や酒席では、参加者全員の飲み物が揃い、乾杯を済ませるまでは飲み物や先に運ばれてくるお通し(前菜)にも手を付けないのがマナーです。
飲み会スタートまでの流れとしては、「最初に全員分の飲み物のオーダーをして、飲み物が来て乾杯を済ませてから、あらためて料理をオーダーする」ことが多いです。店員も、まず「お飲み物は?」と、飲み物のオーダーだけを聞いてきます。
料理のコースを予約してある場合は「まず全員の飲み物を用意して、乾杯を済ませてから食べ始める」と覚えておきましょう。


PaylessImages/123RF


4.お酒を注ぎ合うのもコミュニケーション

日本の飲み会や酒席では、周りの人のグラスが空いていたらお酒を勧めたり、お代わりを注いであげる「お酌」をする習慣があります。お酌をされる側としては、ビールや日本酒などの瓶を差し出されたら、両手でグラスを持ちます。テーブルに置いたまま注いでもらうのは、相手に失礼だとされています。
一般的にはお酌は目下の人が目上に行うことですが、もし、目上の人からお酌をしてもらったら、忘れずにお礼を言いましょう。
自らお酒をグラスに注ぐのは「手酌(てじゃく)」と呼ばれます。同席者がいるのに手酌をするのは「同席者が気が利かないので、自分で注ぐしかない」という意味合いになるので避けた方がいいでしょう。ただ、気の置けない仲間との飲み会や酒席であれば「手酌で失礼します」と宣言して、自分のペースで飲むこともよくあります。
お酌は無理に受ける必要はなく、勧められても「もう飲めない」と思ったら「そろそろやめておきます」と遠回しに断るか、ひと口だけ飲んでグラスを置いておきましょう。グラスにお酒がたくさん入っていれば、勧められることもありません。


5.お会計時の心得

楽しいお酒の席にも終わりがあります。最後は当然お店に支払をしないといけませんが、ここでも注意が必要です。日本では、一般的にお会計時の支払方法として、「割り勘(金額の均等配分)」、「傾斜配分(目上の人や招待者などが多めに支払う)」、「奢り(目上の人や招待者がすべて支払う)」などがあります。どの方法になるかはケースバイケースですが、いずれの場合でも、最低限自ら支払う姿勢(お財布を出すなど)は見せましょう。目上の人や、招待者がすべて、あるいは多めに払ってくれることが当然という態度では失礼にあたります。ただし、気の置けない仲間内の酒席であれば、いくら払えばよいかストレートに聞いてしまっても問題ありません。


シャイな人が多い日本人にとって、「飲み会」などの酒席はコミュニケーションを深めるための大切な場でもあります。これも一種の日本の文化なので、もし日本滞在中に誘われたらぜひ楽しんで参加してみましょう。

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