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日本の電車のスマートな乗り方

2016.02.01

Writer name : Kayo

日本の鉄道には独特のルールやマナーが多く、訪日観光客は戸惑うことも多いのでは?ここでは、主に都市部の乗降客が多い鉄道へスマートに乗るためのポイントを紹介します。

1.切符を都度買うより、ICカードが便利

日本の鉄道は、複数の鉄道会社の路線が複雑に張り巡らされています。そのため、都市部では特に「目的地までの切符を都度買う」スタイルだと、どの切符を買ってよいのか分かりにくいこともあります。
そこでおすすめしたいのが交通系ICカード(各公共交通機関の路線で切符代わりに利用できるカード)。事前に金額をチャージしたカードを改札機にタッチして支払うもので、万が一残高が足りなくても改札を出る前に、精算機でチャージや精算ができます。「Suica(JR東日本)」「PASMO(東京メトロほか)」「ICOCA(JR西日本)」など交通機関により色々な種類がありますが、どのカードもほとんどの鉄道会社の路線で共通して使うことが可能です。また、「電子マネー機能」も付いているので、駅の売店や一部のコンビ二で買い物をするときの決済手段として使うこともできます。
都市部の主要駅の自動券売機や窓口で買うことができます(Suicaの場合は1,000円※500円のデポジット含む)。カードが不要になったら、チャージ分を使い切って窓口へ返却を。デポジット分のお金(Suicaの場合は500円)が戻ってきます。


2.列ができていたら並んで乗るべし

日本、特に都市圏の電車は「整列乗車」が基本です。ホームの地面には、電車が停車した際ドアがくる位置に「○号車乗車口」といった停車位置の印が付けられています。電車を待つ人はその印に沿って列をつくり、順番に乗り込むのです。ホームに列ができていたら、横から割り込まず、列の最後尾につきましょう。
なお、基本的に電車は降りる人が優先です。まだ乗客が降りきっていないうちに、乗り込もうとすることは控えましょう。

写真手前の客の足元に書かれた緑のラインが「乗車口」の印。


3.通勤ラッシュ時の乗車は避けるが吉

通勤時間帯の電車は、特に都市圏においては非常に混雑しています。定員の二倍以上もの乗客が乗り込んでいる路線もあるほどです。車内では他の乗客と密着し、身動きが取れないこともしばしば。乗り慣れていないと、降りたい駅で降りられないことも珍しくありません。
普段慣れている日本人でも苦痛な状況ですから、旅行者にとってはなおさら。なにより、バックパックやスーツケースなど、大きな荷物は迷惑になってしまう可能性が高いでしょう。ビジネスマンが出勤することの多い7:00 am~9:00 am、帰宅することの多い5:00 pm~7:00 pm頃の電車、残業や飲み会で遅くなった人が集中する最終電車(路線によるが11:00 pm~12:00 am)での移動はなるべく避けたほうがよいでしょう。



4.都心の電車には「女性専用車両」がある

特に都市部の通勤ラッシュの時間帯では、電車内での女性への痴漢犯罪防止策として、多くの路線で「女性専用車両」が導入されています。この車両には基本的に女性しか乗ることができません(高齢者や障がい者、幼児などの例外はあります)。厳格な罰則などはありませんが、知らずに男性が乗り込むと、女性から厳しい視線を浴びますので注意が必要です。車両の窓や、ホームの乗車口に運用時間なども含めた表示があるので、乗り込む前にチェックしておきましょう。

ホームや乗車口、車両の窓に女性専用車の案内があります。


5.乗車中のマナー

乗車中の過ごし方にもさまざまなマナーがあります。主なものを挙げてみましょう。
日本では乗車中に携帯電話で通話するのはNGです。通話したい場合や着信があった場合は、後ほど電車から降りてからかけ直しましょう。
大きすぎる話し声やイヤホンから音が漏れるといった「音」の迷惑は嫌がられます。電車のなかでの飲食も、新幹線など、ホームでお弁当を販売しているような電車は別ですが、都心の混雑した電車では避けた方がよいでしょう。
一部の座席は「優先席」となっており、乗車の際はお年寄りや妊婦、身体の不自由な人には席を譲る気遣いも必要です。日本語が話せなくても身ぶり手ぶりで席を譲れば、喜ばれること間違いなしです。

※写真のマークはイメージです。2015年10月からマークが若干変更になっています。


日本の電車の乗り方が独特なのは、マナーに敏感な日本人の国民性に起因している部分もあるのかもしれません。日本の電車を乗りこなして快適な旅をしてくださいね。

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