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靴はいつ脱ぐ?日本の履き物マナー

2016.02.01

Writer name : Kayo

日本の家の中では靴を脱いで過ごすのが一般的。他にもさまざまな場所で「靴を脱いでください」と求められることがあります。ここでは「靴を脱ぐ場所」と「スリッパを履く場所」を中心に、日本の履き物に関するマナーをお伝えします。

1.日本式家屋の中では基本的に「靴を脱ぐ」

日本式家屋では、ドアを開けて玄関に入ったらまず靴を脱ぎ、靴下のままか、スリッパを履いて家の中に入るのが一般的です。お店やオフィス、学校などでは靴を脱がなくてもよい場所も多いのですが、和風の旅館や居酒屋、お寺などの日本式の建物に入るときには基本的に靴を脱ぎます。

靴を脱ぐべき場所かどうかを見分けるポイントは「靴を脱ぐスペースがあるか、脱いだ靴を置いておくための場所があるか」です。通常、靴を脱いで上がる場所は一段高くなっておりますが、入り口側の一段低いスペースは「土間」と呼ばれ、靴を脱いだり、置いておくための場所とされています。靴を置いたり一時的にしまったりする棚やキャビネット「下駄箱」も、靴を脱ぐべき場所の目印になるでしょう。


2.一般的な住宅であれば洋風の造りでも「靴を脱ぐ」ことがほとんど

日本の一般的な個人宅であれば、洋風建築やマンションなどでも土間や下駄箱があることがほとんど。個人宅へ招かれたら、まず靴を脱ぐものと思っておきましょう。
土間から廊下や部屋へ上がる際に、室内で履くためのスリッパを差し出されることがあります。足元が冷えないように、靴下が汚れないようにという気遣いですから、ぜひ室内ではスリッパを用意されたら履くようにしましょう。ただし、畳の上はスリッパも不可、裸足か靴下、足袋でのみあがることができます。


3.旅館、居酒屋や和食の店でも「靴を脱ぐ」ことが多い

一般的な店は靴を履いたまま入れることが多いのですが、旅館や居酒屋(酒類とそれに伴う簡単な料理を提供する飲食店)、和食の店など「日本式の客室を備えている店」では靴を脱ぐよう求められることもあります。
旅館や和食の店などでは、脱いだ靴を店員がしまい、帰るときにはまた土間へ出してくれるというサービスも珍しくありません。一方、居酒屋や銭湯などでは自分で下駄箱に靴を入れ、鍵をかけるシステムの店もあります。どちらも「大事な靴を土間へ出しっ放しにして、紛失したり、他人が間違えて履いて帰ってしまったりしないように」という店側の気遣いですから、店員の案内に従いましょう。

居酒屋の下駄箱のイメージ。


4.トイレでは「トイレ内専用スリッパ」に履き替えて

日本人はとてもきれい好き。靴を脱いで上がる場所では、はだしや靴下、部屋履きのスリッパのままトイレに入らなくてもいいよう「トイレ専用のスリッパ(下駄やサンダルの場合も)」を用意しています。トイレに入るときには、部屋で履いていたスリッパからトイレ専用スリッパへ履き替えるようにしましょう。
ただし、トイレ専用スリッパでトイレの外へ出て、廊下や部屋を歩くのはとても不衛生ですので、くれぐれも気をつけましょう。

トイレ専用サンダル。


5.衣類を着替える際にも「靴を脱ぐ」のが一般的

日本では、衣類も「靴を脱いで着替える」のが一般的です。ホテルの客室や職場・学校の更衣室など例外はありますが、例えば日本の衣料品売り場では、試着室の床も一段高くなっており、靴を脱いで入ります。
また、公共の女性トイレで比較的設備の新しいところでは、個室の中に折りたたみ式の「着替え台」が設置されていることがあります。トイレの床の上に踏み台を出し、靴を脱いで台の上で着替えられるというもので、デパートなどでよく見られます。主に、ストッキングなどを履き替えるために使われています。


何度も靴を脱ぐのは少々面倒ではありますが、靴を脱いで過ごせば足が締め付けられずにリラックスできますし、室内も清潔に保てるなど、様々なメリットがあるのです。畳を踏みしめる感触なども、ぜひ楽しんでくださいね。

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