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食べるのに勇気がいるけどたまらなく美味しい日本の食べ物

2015.12.18

Writer name : Yoshiaki Hirota

食に貪欲な国民性の日本には食べるのに少々勇気がいるが食べてみるとたまらなくおいしい食べ物がいくつかあります。危険と言われる餅やふぐ、そして臭いが強烈な納豆、くさや、鮒ずしについて紹介します。



海外の方が日本へ来て驚くのが、さまざまな国の料理とお酒を出す店が数えきれないほどあるという点。日本人はどんな国の料理も日本風にアレンジして楽しんでしまうという、食に対して貪欲な国民性を持っているのかもしれません。
日本人の先祖は「これはちょっと危険でしょ?」というものを口に入れて、身をもって危険かどうかを試してきました。その勇気あるチャレンジによって誕生した、日本独自の食べるまでに勇気がいるけれど美味しい食べ物を紹介します。

老若男女問題なく食べられているお餅って危険?



日本人が正月などに好んで食べるお餅があります。
お餅は通常の米よりも粘り気の強い「もち米」を蒸して、つぶして、こねてつくります。今でも喉に詰まらせて死亡する高齢者が多数いることから、社会問題として取り上げられることがあります。でも、よく噛んでゆっくり食べれば問題ないです。ただ、むせやすい高齢者や喉の細い幼い子供は注意が必要です。
醤油につけて海苔を巻いた磯辺焼きや、砂糖ときな粉をまぶした甘いデザート感覚のきな粉餅は大変おいしいので、ぜひ味わってみてください。

青酸カリの1,000倍! ふぐの猛毒



ふぐは繊細な白身で、歯ごたえがあり、本当においしく、唐揚げや刺身、ふぐ鍋など、ぜひ日本で味わっていただきたい我が国自慢の高級料理です。
美味だけど部位によって猛毒があるため、素人の調理が禁止されています。間違っても、友人や知り合いから「釣れたから食べちゃおう」などと誘われて出されたふぐ料理を食べてはいけません(そんな機会は絶対に無いと思いますが…)。日本で起こるふぐ料理の食中毒は、ほぼ100%が素人調理によって発生していることを知っておきましょう。
ふぐのもつ猛毒テトロドトキシンは青酸カリの1,000倍以上とも言われていて、麻痺による呼吸困難を起こします。残念ながら、ふぐ毒に対する特効薬はないため、高い確率で死に至ります。
ふぐを食べる場合はふぐ調理師免許取得者のいるお店で食べれば、全く問題ないので安心して食べてください。

臭いが強烈!日本独自の発酵食品「納豆」「くさや」「鮒ずし」



最後に紹介するのは、日本の臭い食べ物。

(1)「納豆」

納豆は大豆を蒸した後に発酵・熟成させたもので、糸を引くほどの粘り気と特有の匂いがあります。
日本人でも関西地方の人は納豆を嫌う傾向があり、食べられない人も少なくないです。でも、納豆は栄養価の高い健康食で、たんぱく質やビタミン、カルシウム、鉄分など豊富で、美容に良い成分も多く含んでいます。また醤油を入れてまぜると大豆の香ばしさが引き立ってごはんによく合います。

(2)「くさや」



くさやは、むろあじやトビウオ、かわはぎなどをくさや液に漬けこみ、乾燥させたもの。くさやの味を決めるのがくさや液ですが、これは魚の塩漬けの際に旨味が大量に溶け込んだ塩水を各店が改良を重ね、発酵させたもの。栄養価が高く、ビタミン、必須アミノ酸が豊富で、天然の抗生物質が含まれているんです。
気になる匂いはこの発酵によって生まれるものです。最近は要望に合わせて匂いがマイルドになっているものもあるとか。どこの居酒屋でも食べられるものではありませんが、くさやがメニューに載っていたらチャレンジしてみては?

(3)「鮒ずし」



"鮒寿司" by Yasuo Kida https://flic.kr/p/5MPM1d

日本人でも食べる機会が少ない鮒ずし。寿司という名前がついているものの、漬けこんでいるのでみなさんが想像する寿司とはだいぶ違います。ニゴロブナを塩漬けにし、ご飯に漬け込んで発酵させた保存食品です。ミネラル、ビタミンB1が豊富で、腸内の善玉菌を増やし美肌、美白効果が期待できるとか。チーズに似ているという感想もあるようなので、ブルーチーズなどの風味が強いものがお好みの方はおいしいと感じるかもしれません。

食べるまでに勇気がいるかもしれませんが、お店で買ったり、レストランで食べる分には全く問題なく美味しく食べられるのでご安心を! ちょっと変わった日本食を食べたいと思っている方はぜひチャレンジしてみてくださいね。

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