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これだけ覚えておけば安心。神社の参拝方法

2015.12.25

Writer name : Kayo

観光スポットとしても人気の「神社」は、本来神様をお祭りする神聖な場所。神様を敬う気持ちさえあれば寛容な面もありますが、最低限のマナーは知っておきたいものです。参拝前にポイントをチェックしましょう。

1.まずは「鳥居」に軽く一礼

神社への参拝は、敷地に入るところから始まっています。入り口にある「鳥居」の前にさしかかったら、神様の領域である鳥居の中へ向かって軽く一礼してから、鳥居をくぐって敷地内へ進みましょう。


akulamatiau/123RF


2. 「手水」で手と口を清める

次は、神様に失礼のないよう、参拝前に自分たちの身を清める儀式です。水飲み場のような設備が見えてきたら、それが「手水舎(ちょうずや)」。水を飲むのではなく、口もとと手を洗い流して清める「手水(ちょうず)」を行います。
まず柄杓を右手で持って左手に水をかけ、次に左手で持って右手に水をかけ、洗い流します。もう一度柄杓を右手で持って、軽く丸めた左手に少し水をかけて手のひらに水を溜め、口もとに持っていって軽く口をすすぎ、目立たないように口もとを隠しながら、周りの排水溝などに吐き出します。
手や口を洗った水は汚れていますから、手水鉢や洗った手に戻さないよう、必ず外に出しましょう。柄杓に直接口をつけるのもマナー違反。手や口もとの水気をハンカチで拭くのはOKです。


3.「お賽銭」を入れ「鈴」を鳴らして「二礼二拍手一礼」へ

さらに進んで拝殿が見えてきたら、お金のお供えである「お賽銭」の用意をしましょう。お供えといっても高額でなくてOK。例えば、人とのつながりを大切にする日本人には、人と人を結びつける 不思議なめぐりあわせを意味する言葉である「ご縁」と同じ読み方をする「五円」のお賽銭が「縁起がいい」といって人気です。

自分たちの順番になって拝殿の前まで来たら、まずはお賽銭箱にお賽銭を入れます。できるだけお賽銭箱の近くから静かに入れて。遠くから投げ込むのは人が多い時だけにしましょう。



次に、拝殿に大きな鈴がつるされていたら、鈴に添えられた縄を揺り動かして鳴らします。こうして、参拝の前に神様に呼びかけるのだといわれています。

鈴を鳴らし終わったら、手を合わせてお祈りします。無言でゆっくりと「二回続けてお辞儀をし、二回両手を合わせてたたき、もう一回お辞儀をする」(二礼二拍手一礼)までが基本の1セットです。

神社によっては鈴のないところもありますので、その場合は鈴を鳴らさずにそのまま「二礼二拍手一礼」を始めて構いません。ちなみに、二拍手目は手を合わせたまましばらく目を閉じ、心の中で神様への感謝の気持ちや誓い、願いごとを念じます。最後に一礼を済ませたら、後ろに並んでいる参拝客のためにも拝殿前での長居はやめて、周辺へ離れるようにしましょう。

4.「おみくじ」「絵馬」「お守り」を授かろう

神様への参拝はこれでひとまず終わりですが、せっかく来たのですから、神社ならではの文化にもぜひ触れてみましょう!

通常、拝殿の近辺などには、お土産屋さんのようにカウンターに小物を並べている建物があります。これは「社務所」といって、お守りなどを置いている場所なのです。
神社の「お守り」は、「健康」「交通安全」「合格」など願いごとを記した小さい布袋が最も一般的。他にも、バイクや車に貼ることのできるシールや、キーホルダー型のものなど神社ごとにさまざまな形のものがあります。
「おみくじ」はくじ引きの形で人の吉凶を占うもので、幸運な方から「大吉・吉・中吉・小吉・凶」などにランク分けされています。ちなみに小吉や凶の場合でも「今は良くない(先々良くなる可能性がある)」ということですので、前向きに!また、おみくじの結果を記した紙には健康、恋愛、商売などの項目ごとにアドバイスが添えられています(ただし日本語のみの場合が多いです)。読み終わったおみくじは、神社の中に用意されている専用の「みくじ掛け」に結び付けます。
「絵馬」は絵が描かれた木の札に、神様への願いごとや感謝の気持ちを書いてお供えするもの。昔、神様に馬をお供えしていたことから、馬の代わりとして絵馬をお供えするようになったとされています。神社ごとに絵柄や形もさまざまなものが作られているので、それを見比べるだけでも楽しいはず!

ちなみに、神社で扱っているお守りやおみくじは、「初穂料(はつほりょう)」と呼ばれるお金のお供えをすることで「神様にいただく」もの。お土産のようにお金で「買う」商品ではないということも覚えておきましょう!



絵馬

5.もっと本格的にルールを踏まえたいなら

他にも、神社での作法や慣習にはさまざまなものがあります。
例えば、参拝する時間は、太陽と共に運気が上昇する早朝から午前中が良く、遅くとも午後2時くらいまでが望ましいといわれます。

そして鳥居から拝殿へ向かうまでの通り道である「参道」。参道の真ん中は神様の通り道といわれ、参拝客は真ん中を避けて歩くのが礼儀とされています。また、境界を示し出入りを禁止することを示すために張りまわす「しめ縄」の巻かれている木や岩などは、神様として祭られているものですから、触れてはいけません。
より厳粛な気持ちで参拝したいのであれば、これらもぜひ覚えておきましょう。


神社の参拝方法やマナーは、罰則があるような厳格なものではありません。ただ、そのひとつひとつに神様を敬う日本人の心が込められています。せっかく参拝するのですから、その心も体験してみてはいかがでしょうか。

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