
寺社やお城、庭園など、日本には魅力的なスポットが目白押し。今回は特に人気の名所ベスト30をご紹介!(出典:トリップアドバイザー「旅好きが選ぶ!外国人に人気の日本の観光スポット ランキング 2018」)
30位 三千院(京都府)
京都の大原エリアに位置する「三千院」は、1000年以上の長きにわたって高い格式を保ち続けてきた名刹。建築物や彫刻、絵画など様々な見所がありますが、中でも必見なのが庭園・有清園。地面を緑一色に覆い尽くすコケのじゅうたんが、杉や檜の木々とともに風情ある景観を織りなしています。敷地内のあちこちに点在する地蔵も、ユニークな見た目がSNS映えすると人気。
拝観料:一般700円、中・高校生400円、小学生150円

29位 地獄谷野猿公苑(長野県)
人里離れた山奥に位置する「地獄谷野猿公苑」は、野生のニホンザルたちが生活しているスポットです。ここのサルたちは寒い時期に温泉に浸かることで有名。気持ち良さそうに入浴するユーモラスな姿を間近で観察できると人気で、世界中から数多くの観光客が訪れています。アクセスは上林温泉遊歩道入口から徒歩30分ほど。運が良ければ、道中でニホンカモシカやリスにも出合えます。
入苑料金:大人(18歳以上)800円、小・中・高校生400円、6歳未満無料

28位 根津美術館(東京都)
「根津美術館」は、日本・東アジアの古美術品を保存・展示している美術館。国宝7点を含む約7,400点を所蔵しています。敷地内には趣ある日本庭園があり、都内のオアシスとして人気。緑あふれる空間の中を散策したり、併設されたカフェからゆったり眺めたりできます。英語による説明表示があるほか、英語・中国語(簡体字)・韓国語・フランス語のパンフレットあり。
入館料
特別展:一般1,300円、学生(高校生以上)1,000円
企画展:一般1,100円、学生(高校生以上)800円
※中学生以下無料

27位 平等院(京都府)
世界文化遺産「平等院」は、1052年に創建されたお寺です。日本の10円硬貨の表面にも描かれている国宝建築・鳳凰堂(ほうおうどう)が有名。まるで翼を広げた鳳凰(クジャクに似た、想像上の鳥)のような外観は圧巻ですよ。そのほか仏像彫刻の理想ともされる国宝・阿弥陀如来坐像など、見所満載。英語・中国語(繁体字・簡体字)・韓国語による展示説明とパンフレットがあります。
拝観料:大人600円、中・高校生400円、小学生300円
26位 立山黒部アルペンルート(富山県)
「立山黒部アルペンルート」は、標高3,000m級の山々が連なるエリアを走る山岳観光ルート。「ミシュラン・グリーンガイド 富山WEB版」で三つ星を獲得するほどの人気を博しています。富山県の立山駅と長野県の扇沢駅を起点とし、道中はバスやケーブルカー、ロープウェイ、遊覧船といった様々な乗り物で移動。雄大な山々や青く澄んだ湖、高さ19mにも及ぶ雪の壁など、数々の絶景に出合えます。
片道運賃(立山駅~扇沢駅間):大人8,290円、子ども4,150円

25位 京都駅ビル(京都府)
「京都駅ビル」は、京都への玄関口・京都駅直結の大型商業施設。百貨店・伊勢丹をはじめ、ホテルやレストラン、劇場といった様々な施設が入っています。有名和菓子・八ツ橋など、京都のお土産が勢ぞろいしているのも魅力の一つ。まるで現代アートのようなモダンなデザインのビル自体も必見です。2階に位置する京都総合観光案内所では、英語、中国語、韓国・朝鮮語による観光案内を受けることもできますよ。

24位 白川郷合掌造り集落(岐阜県)
日本の原風景とも言うべき美しい景色が広がるのが、「白川郷」。世界文化遺産にも登録されている有名スポットです。最大の見所は、大小100棟ほど残存している「合掌造り」の建物。本を開いて立てたような三角形の屋根が特徴で、重い積雪などに適合した造りになっています。のどかな田園風景に溶け込んだ3棟が並ぶ「三つ子の合掌造り」や、高台から集落を一望できる「天守閣展望台」など、数々の撮影スポットが存在。ぶらりと散策しつつ、いろいろな角度から景観を楽しみましょう。

23位 トヨタ産業技術記念館(愛知県)
「トヨタ産業技術記念館」は、有名自動車メーカー・トヨタの企業博物館。本物の機械の動態展示などを通じて、繊維機械と自動車を中心にした産業技術の変遷を紹介しています。自動車の原理や仕組みを取り入れた遊具もあり、子どもにも人気。英語による無料ガイドツアーのほか、英語・中国語・韓国語対応の音声ガイドアプリ(無料)があります。
入場料:大人500円、中・高校生300円、小学生200円、65歳以上無料

22位 東京都庁舎(東京都)
「東京都庁舎」は、日本を代表する建築家・丹下健三の手がけた建物。高さ243mの第1庁舎と163.3mの第2庁舎、都議会議事堂、都民広場からなり、1万人以上の職員たちが働いています。庁舎内部は一部を除き自由に見学可能。第1庁舎45階の展望室からの眺めが絶景で、東京の街並みはもちろん、晴れた日には遠く富士山も望めます。ボランティアによる訪日旅行者向け都庁案内ツアーあり(英語・中国語・韓国語対応)。

21位 長谷寺(神奈川県)
正式名称:海光山慈照院長谷寺
人気観光エリア・鎌倉に位置する「長谷寺」は、736年開創の古刹です。木彫仏としては日本最大級の高さ9.18mの本尊や、鎌倉の街並みと海を一望できる見晴台など、魅力たっぷり。また四季を通じて様々な花々が咲き乱れることでも有名です。特に5月下旬から6月末にかけては40種類2,500株のアジサイが咲き、フォトジェニックな景観を楽しめます。
拝観料:大人300円、小学生100円

20位 永観堂禅林寺(京都府)
正式名称: 聖衆来迎山 無量寿院 禅林寺
853年創建の古刹「永観堂禅林寺」は、「もみじの永観堂」とも呼ばれる有名な紅葉狩りスポット。例年11月中旬から下旬にかけて、約3,000本のもみじが寺域を彩ります。そのほか山の斜面に沿って美しいカーブを描く木造の廊下・臥龍廊や、顔を左側に向けた珍しい姿の仏像・みかえり阿弥陀など、文化財も必見。
通常の拝観料(秋の寺宝展を除く期間):一般600円、小・中・高校生400円

19位 両国国技館(東京都)
「両国国技館」は相撲興行「大相撲」が行われるスポーツ施設。毎年1月、5月、9月に、力士達が全力でぶつかり合う迫力満点の試合を観戦できます。相撲関連の資料を収集・展示した「相撲博物館」や、大相撲グッズを販売している売店などの館内施設が人気を集めていて、試合開催期間以外も観光客が絶えません。周辺には江戸時代(1603年〜1867年)の歴史や文化、生活を体感できる「江戸東京博物館」などの観光名所もあります。

18位 栗林公園(香川県)
香川県を代表するスポットと言えるのが、400年近い伝統を有する庭園「栗林公園」。ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで三つ星を獲得したこともある名勝です。緑深い紫雲山を背景に、6つの池と13の築山を巧みに配置。四季折々の花々も相まって、風情あふれる景観が広がっています。園内を歩いて回る「回遊式」というタイプで、見る場所によって変化に富んだ表情を眺められるのも魅力の一つ。
入園料:大人410円、小・中学生170円、未就学児無料

17位 日光東照宮(栃木県)
世界文化遺産に登録されている「日光東照宮」は、全国統一を果たした武将・徳川家康(1543年~1616年)をまつる神社。境内には国宝8棟を含む55棟の建造物が立ち並び、そのほとんどが1636年に建て替えられたもの。どの建物も絢爛豪華な美しさを放ち、往時の徳川家の権勢がしのばれます。必見なのが国宝・陽明門。2017年に修復が完了した建物で、純白の柱や金箔を施した飾り金具、華美な装飾の数々が、見る者の心を奪います。
日光東照宮単独拝観券:大人・高校生1,300円、小・中学生450円

16位 浅草寺(東京都)
東京観光の際にオススメなのが、年間約3,000万人が参拝に訪れる「浅草寺」。628年創建と伝わる都内最古のお寺です。人気撮影スポットとして知られる「雷門(風雷神門)」など様々な見所があるほか、金運アップといった現世利益でも有名。参拝後は活気に満ちた表参道・仲見世でショッピングやグルメを楽しむのが定番です。例年7月9日・10日開催のほおずき市など、一年を通してイベントも盛りだくさん。英語・中国語(繁体字)・韓国語のパンフレットがあります。

15位 白谷雲水峡(鹿児島県)
世界自然遺産・屋久島に位置する「白谷雲水峡」は、太古の自然を体感できると人気の自然休養林です。美しい渓流の周囲に木々がうっそうと茂り、地肌がこけに覆い尽くされた幽玄な雰囲気。スタジオジブリのアニメ映画「もののけ姫」の舞台のモデルともいわれています。渓谷内には遊歩道が整備されていて、安全に散策可能。トレッキング初心者向けのガイドツアーなども開催されています。
協力金:高校生以上500円

14位 サムライミュージアム(東京都)
サムライに興味をお持ちの方にオススメなのが、新宿歌舞伎町に位置する「サムライミュージアム」。サムライが身につけていた本物の甲冑や兜、武具などを展示している施設です。日本刀の使い方を学ぶ講座(5,000円(入場料込))や、サムライの装備を身につけて記念撮影できる無料コーナーが人気。無料英語ガイドツアーのほか、館内には英語・中国語(簡体字・繁体字)・韓国語の説明表示があります。
入場料:大人1,900円、12歳未満800円、3歳以下無料
13位 成田山 新勝寺(千葉県)
正式名所:成田山 金剛王院 神護新勝寺
成田空港から電車で8分ほどの場所に位置する「新勝寺」は、940年開山の古刹。真言宗(日本の密教の一派)の教えのシンボル「平和の大塔」をはじめ、数多くの見応えある堂塔伽藍が立ち並んでいます。お堂ごとに出世、商売繁昌、恋愛成就など様々なご利益があるという信仰も。16万5,000平方メートルにも及ぶ広大な公園も見所で、仏教思想を反映した美しい景観が広がっています。表参道には飲食店や土産店150店以上がずらり。参拝後にグルメやショッピングを楽しみましょう。

12位 奈良公園(奈良県)
奈良市街地に位置する「奈良公園」は、660万平方メートルもの広大な範囲にわたって広がる公園です。緑あふれる豊かな自然の中に、世界文化遺産の東大寺・興福寺・春日大社の建造物や、国立博物館などの文化施設が点在。風光明媚な風景が広がっていて、数多くの文化人たちに愛されてきました。また有名なのが、園内に生息している野生の鹿たち。露店などで販売している「鹿せんべい」をあげると、間近で愛くるしい姿を観察できます。
※野生動物なので、鹿に近づく際はけがをしないように十分注意してください。

11位 三十三間堂(京都府)
正式名称:蓮華王院
「三十三間堂」は1164年に建てられた寺院です。有名なのが、世界でもまれな横の長さ120mを誇る木造建築・本堂。鎌倉時代(1185年〜1333年)の和様寺院建築を代表する傑作であり、国宝にも指定されています。外観だけでなく、堂内も必見。国宝・千手観音坐像を中心に、1,000体の観音立像が並び、神聖な雰囲気が立ち込めています。
拝観料:一般600円、中・高校生400円、子ども300円

10位 姫路城(兵庫県)
世界文化遺産「姫路城」は、国内の城郭建築最盛期に築かれた名城。櫓(やぐら)や門、石垣、堀などが良好に保存されている貴重な遺構です。特に白鷺にもたとえられる純白の天守は、日本トップレベルの美的完成度を誇る木造建築。無料のボランティア外国語ガイド(事前予約必須)のほか、英語・中国語(簡体字)・韓国語・フランス語対応の音声ガイドサービスがあります。
入城料:大人(18歳以上)1,000円、小・中・高校生300円、未就学児無料

9位 箱根彫刻の森美術館(神奈川県)
「箱根彫刻の森美術館」は、人気観光地・箱根に位置する野外美術館です。7万平方メートルの庭園に、近・現代の彫刻家の名作約120点を常設展示。箱根の大自然に溶け込む彫刻の数々を、散策気分で気軽に鑑賞することができます。パブロ・ピカソの作品を展示した「ピカソ館」を含む5つの室内展示場も見所。
料金:一般1,600円、高・大学生1,200円、小・中学生800円
8位 金閣寺(京都府)
正式名称:鹿苑寺
世界文化遺産「金閣寺」は、京都屈指の観光名所。美しい日本庭園の中心に、壁面に金箔を貼った楼閣建築・金閣(舎利殿)が建てられていて、まばゆいばかりに光り輝く姿が絶景です。初夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪化粧と、四季折々の自然に彩られた景色も魅力的。周辺には「きぬかけの路」という観光道路が整備されていて、龍安寺と仁和寺という2つの世界文化遺産へも好アクセスです。
参拝料金:大人(高校生以上)400円、小・中学生300円
7位 高野山(奥之院)(和歌山県)
世界文化遺産「高野山」は、標高800mの山上盆地に位置する真言宗の宗教都市。816年創建の金剛峯寺など117の寺院が密集しており、観光スポットとして高い人気を博しています。中でもぜひ訪れてほしいのが、真言宗開祖・空海(774年~835年)が入定した地「奥之院」。樹齢約700年の杉木立に包まれた聖域です。参道には皇族から庶民に至る様々な人々の墓石や祈念碑、慰霊碑がびっしりと立ち並び、神秘的で厳かな雰囲気を醸し出しています。

6位 兼六園(石川県)
「兼六園」は、1673年~1681年ごろに造られた日本庭園。日本三名園の一つに数えられる名勝であり、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで三つ星を獲得したことでも知られています。見所は、四季折々にうつろう自然美。春は桜、夏はツツジやサツキ、秋は紅葉、冬は雪が庭園を彩ります。園内を歩いて回る回遊式タイプなのもポイント。10万平方メートルにも及ぶ敷地の至る所で、様々な美しい表情を見せてくれます。
入園料:大人(18歳以上)310円、小人(6歳~18歳未満)100円

5位 新宿御苑(東京都)
「新宿御苑」は、都会のオアシスとして親しまれている公園。約58万3,000平方メートルの敷地内に、日本庭園、フランス式整形庭園、イギリス風景式庭園があり、それぞれ美しい景観を織りなしています。例年2月中旬から4月下旬には桜、11月上旬から12月上旬には紅葉の名所としても有名。四季折々の豊かな自然と、新宿の高層ビル群のコントラストが見事です。英語・中国語(簡体字)・韓国語のパンフレットあり。
入園料:一般200円、小・中学生50円、未就学児無料
4位 東大寺(奈良県)
正式名称:金光明四天王護国之寺
世界文化遺産にも登録されている「東大寺」は、8世紀に建立された古刹。全国の国分寺(国家が管理するお寺)の総本山として栄えた由緒あるスポットです。圧巻なのが国宝建造物・大仏殿。世界最大級の木造建築で、近くから眺めるとその荘厳さに驚かされます。堂内には「奈良の大仏」の名で知られる像高14.85mの盧舎那大仏(るしゃなだいぶつ)が安置されていて、記念撮影スポットとして有名。
入堂・拝観料:中学生以上600円、小学生300円

3位 宮島(嚴島神社)(広島県)
瀬戸内海に浮かぶ小島「宮島」は、数多くの神社仏閣や四季折々の豊かな自然、代々受け継がれてきた伝統行事など、様々な魅力にあふれるスポットです。中でもひときわ有名なのが、「嚴島神社」。12世紀ごろの造営とされる壮麗な建築群からなる神社です。特に海上に浮かぶ大鳥居は、広島のみならず日本を代表する景観。世界文化遺産にも登録されています。
嚴島神社昇殿初穂料:大人300円、高校生200円、小・中学生100円

2位 広島平和記念資料館(原爆ドーム、広島平和記念公園)(広島県)
広島市は、1945年に原爆が投下された街。その爆心地近くは現在、「広島平和記念公園」として整備され、付近には原爆関連施設が点在しています。園内の「広島平和記念資料館」は核兵器廃絶と世界の恒久平和を願って建てられた資料館。被爆者の写真や資料の展示を通じて、原爆や戦争の悲惨さについて考えさせられます。原爆の爆風による倒壊を奇跡的に免れた「原爆ドーム」もぜひ足を運んでほしいスポット。核兵器の恐ろしさを現代に伝える建物として、世界文化遺産に登録されています。
広島平和記念資料館観覧料:大人(大学生以上)200円、高校生100円、中学生以下無料

1位 伏見稲荷大社(京都府)
栄えある第1位は京都の「伏見稲荷大社」。トリップアドバイザーのランキングで5年連続トップを獲得している大人気スポットです。この神社の最大の魅力といえば、何と言っても「千本鳥居」。無数の鳥居がトンネルのように連なっていて、鮮やかな朱色が周囲の木々の緑と絶好のコントラストをなしています。日中は混雑するので、落ち着いて参拝するなら早朝がオススメ。朝のすがすがしい空気の中、境内の神聖な雰囲気を満喫できますし、人が少ないため記念撮影にもぴったりです。

いかがでしたか?日本への観光をお考えの方は、ぜひこの記事を参考にしてプランを立ててみてくださいね。
※本記事の情報は執筆時または公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。
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