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日本を代表する浮世絵師「北斎・広重」が描いた浮世絵の風景を巡る旅

世界的にもその名を知られる浮世絵師「葛飾北斎」や「歌川広重」が描いた近世の日本の風景。現在はどんな姿になっているのか気になりませんか?そこで今回は彼らが描いた浮世絵の名所の現在をご紹介!

1. 神奈川沖浪裏(北斎)

まずは、北斎の代表作「神奈川沖浪裏」。詳細な場所については諸説ありますが、現在の東京湾上から神奈川県横浜市神奈川区の沖合を見た景色を描いたものという説が有力です(現在の横浜本牧沖付近)。波間に見えるのは、千葉や静岡から東京へ鮮魚などを運ぶ船の姿。そして、大波に対峙するのは、端正なたたずまいの「富士山」。静と動の対比を楽しめる一枚です。1831年頃の作。現在も横浜港エリアの近代的な景観と、雄大な富士山とのコントラストを楽しめる場所です。


※画像は、大黒ふ頭からの景観です。

1. 神奈川沖浪裏(北斎)

神奈川県横浜市鶴見区大黒ふ頭1

2. 亀戸天神境内(広重)

続いては東京の「亀戸天神社」を描いた一枚。1662年に造営されたこの神社は、庶民から信仰の篤い学問の神様がまつられています。藤の花の名所として知られており、広重も「名所江戸百景」の一枚としてこの神社を描きました。藤の奥に描かれている太鼓橋が画面の中で絶妙なバランスを生み出しています。1857年作。

2. 亀戸天神境内(広重)

東京都江東区亀戸3-6-1

3. すほうの国きんたいはし(北斎)

日本三名橋のひとつ、山口県「錦帯橋」を描いたもの。木造五連のアーチ橋(1673年創建)で、その精巧かつ独創性あふれる構造は、現代の橋梁工学の観点においても完璧であるといわれています。北斎が描いたのは雨が降る錦帯橋の景色。手前には城下町の家並み、遠景には「岩国城」が描かれています。1830年〜44年頃の作。

渡橋料:300円

3. すほうの国きんたいはし(北斎)

山口県岩国市岩国1

4. 日本橋 朝之景(広重)

江戸時代(1603年〜1867年)、江戸の日本橋から京都・三条大橋に至る間に設けられた53の宿場(宿など街道の拠点)「東海道五十三次」。広重はこの53ヶ所の浮世絵を描き、彼の代表作として知られています。こちらの「日本橋」は五十三次の出発点。朝から賑わう江戸の風景を描いたものです。1830年代頃の作。現在の日本橋は第20代目で1911年建造のもの。1963年、橋の上空に首都高が開通したことで景観が大きく変化しましたが、今も国の重要文化財として人々に親しまれています。

4. 日本橋 朝之景(広重)

東京都中央区日本橋室町1~日本橋1

5. 山城あらし山吐月橋(北斎)

風光明媚な景観で知られる京都・嵐山の「渡月橋」。現在架けられている橋は1934年に竣工したものです。桜や紅葉の名所として知られるスポットで、北斎は一面に桜が咲く季節を描きました。満開の桜と松の緑の対比が美しい一枚。桜の美しさに見入る船頭の愛らしさも印象的です。1833〜1834年作。

5. 山城あらし山吐月橋(北斎)

京都府京都市右京区

当時と現代の様子を見比べるのがこの旅の醍醐味。ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか?

※本記事の情報は執筆時または公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

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