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日本全国の一風変わった寺社仏閣6選

日本には寺社仏閣がたくさんありますが、中には一風変わったものもあります。他ではあまり見られない建物やご神体を持つ寺社仏閣を、6つご紹介します。

2017.03.16

1. お堂の中の通路が面白い!会津さざえ堂(福島県)

正式名称:円通三匝堂(えんつうさんそうどう)
福島県会津若松市の飯盛山中腹に建つ「会津さざえ堂」は、1796年に建立された高さ16.5mの六角三層のお堂です。このお堂、なんと内部の通路が二重らせん構造になっていて、上りと下りが別の通路の一方通行に。参拝者同士が建物の中ですれ違うことなく、同じ通路を通らずに入り口から出口まで抜けられる、とても変わった建物です。このような構造を持つ木造建築物は世界でも他に例がなく、その珍しい建築様式と建築史上での特異性が認められ、1995年には国の重要文化財に指定されました。先人の豊かな発想と高い建築技術によって建てられた「会津さざえ堂」、ぜひ一度、その驚くべき建築構造を体感してくださいね。



1. お堂の中の通路が面白い!会津さざえ堂(福島県)

2. 日本で唯一!四方懸造(かけづくり)の笠森観音(千葉県)

正式名称:笠森寺観音堂(かさもりじかんのんどう)
傾斜が急な崖や山の斜面などにへばりつくように建てる建築様式は「懸造」または「懸崖造(けんがいづくり)」といい、山が多く平地の少ない日本独特のものです。京都の清水寺本堂や奈良の東大寺二月堂など、日本全国にこの様式の寺院建築は数多くありますが、千葉県長生郡長南町の「笠森観音」は日本で唯一の「四方懸造」で、岩の上に建てられたお堂。国の重要文化財に指定されています。正面にある75段の急な階段を上った先にある観音堂は、まるで空中に浮かぶ舞台のよう。お堂の周囲に巡らされた回廊から望む房総の山々の眺めは、まさに絶景!一見の価値がありますよ。


2. 日本で唯一!四方懸造(かけづくり)の笠森観音(千葉県)

3. 圧巻の存在感!巨岩のそばに建つ榛名神社(群馬県)

榛名山(はるなさん)の中腹に鎮座する、1,400年以上前に創建されたという由緒ある神社が、群馬県高崎市の「榛名神社」です。火の神と土の神を祀り、開運・五穀豊穣・商売繁盛などにご利益があるといわれています。近年は、大自然に囲まれた関東屈指のパワースポットとしても人気があります。参道には清流が流れ、境内には大きな奇岩が点在し、独特な雰囲気を醸し出しています。中でも社殿背後にそびえるご神体の「御姿岩(みすがたいわ)」は圧巻。物凄い存在感で、エネルギーに満ち溢れているのを感じられるはず!しっかりお詣りしてパワーをチャージして帰りましょう。

3. 圧巻の存在感!巨岩のそばに建つ榛名神社(群馬県)

4. ご神体は遠くにそびえる山!大神(おおみわ)神社(奈良県)

日本最古の神社の一つ、奈良県桜井市にある「大神神社」は、山そのものをご神体とする大変珍しい神社です。そのご神体は「三輪山」で、神社の境内にはご神体を安置する本殿を設けず、拝殿奥の三ツ鳥居を通して、「三輪山」を遥拝(遠く離れたところから拝むこと)するようになっています。三輪山は昔から、神の鎮まる神聖な山として登拝(山に登って拝むこと)が禁じられていましたが、近年は参拝のための入山が許可され、境内にある摂社(中心となる神社に付属する神社)の「狭井(さい)神社」で受付をしてから登拝することができるようになりました。もし三輪山に登るときは、一般的な登山とは異なることに留意し、敬虔な気持ちで参拝しましょう。


4. ご神体は遠くにそびえる山!大神(おおみわ)神社(奈良県)

5. 島全体がご神体!宗像(むなかた)大社沖津宮(おきつぐう)(福岡県)

福岡県宗像市にある「宗像大社」は、沖ノ島の「沖津宮」、筑前大島の「中津宮(なかつぐう)」、宗像市田島の「辺津宮(へつぐう)」の三社の総称で、古くから海上交通の安全を祈る神として、人々の信仰を集めてきました。沖ノ島は、港を除く全島が沖津宮の境内で、島全体がご神体であると考えられています。そのため、現在も女人禁制で、奉仕をする神職と、年に一度の大祭のときに許可された一部の人以外は、だれも立ち入ることができない神秘の島です。このように守られてきたので、沖ノ島からは古代の人々が祭祀に使った指輪や銅鏡など、約80,000点もの遺物が出土しています。これらは一括して国宝に指定され、その一部は「辺津宮」にある「神宝館」に展示されています。ここを見学すれば、古代日本の歴史や文化に思いを馳せることができますよ。


5. 島全体がご神体!宗像(むなかた)大社沖津宮(おきつぐう)(福岡県)

6. 本殿は洞窟の中!鵜戸(うど)神宮(宮崎県)

宮崎県日南市の、太平洋に突き出した鵜戸崎岬の突端にある洞窟の中に、朱塗りの色鮮やかな本殿が鎮座する「鵜戸神宮」。参拝するには崖に沿った石段を下りなければならず、神社としては珍しい、階段の下に社殿がある「下り宮」形式になっています。岬のまわりには珍しい形の岩々が連なり、青い海と白く砕け散る波が美しい景観をつくり上げています。本殿下の磯には、「霊石亀石」と呼ばれる岩があり、この上にある窪みに向かって、男性は左手、女性は右手で「運玉」という玉を投げ、うまく入ると願いが叶うといわれています。参拝した際には、運試しに挑戦してみてはいかがですか?



6. 本殿は洞窟の中!鵜戸(うど)神宮(宮崎県)

いかがでしたか?この記事を参考に、皆さんも面白い寺社仏閣を訪ねてみてはいかがですか?

※本記事の情報は執筆時または公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

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Writer: HITODE3

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