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日本にきたら乗っておきたいローカル線5選

2016.07.21

Writer name : tanabe

自然溢れる美しい景色をゆっくり楽しむなら、ローカル線の旅がおすすめ。それぞれ違った魅力の絶景が楽しめる、選りすぐりのローカル線5線をお届けします!

1. 大井川鐵道(静岡県)

静岡県の中央部を大井川に沿って南北に走る「大井川鐵道」には、本線と井川線があります。本線は大井川と茶畑が広がる眺めが美しい路線で、年間を通じてSLを運行していることで有名。SLを運行している路線はほかにもありますが、1年中乗ることができ、しかも走行日数が一番多い路線なのです(全席指定・要予約)。車窓からだけではなく、SLが走る風景を写真に収める人も多く、撮影スポットも数多くあります。井川線は、日本で唯一のアプト式(急勾配を上るための鉄道システム)列車が走る山岳鉄道。渓谷を縫って進む路線には、高さ日本一の鉄道橋「関の沢橋梁」や、日本唯一の湖上駅「奥大井湖上」など絶景ポイントが数多くあります。とくに、奥大井湖上駅から眺めるエメラルドグリーンに輝く奥大井湖と赤い鉄橋のコントラストは神秘的ともいえるほどの美しさ。必見です。
※2016年6月現在、井川線の「接岨峡温泉」駅〜「井川」駅間は土砂崩れのため運休中です。運行再開は2016年11月予定となっています。


1. 大井川鐵道(静岡県)


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2. のと鉄道(石川県)

石川県・能登(のと)半島の七尾湾沿いを走る「のと鉄道」は、わずか8駅の短い路線ですが、その日本情緒たっぷりの魅力的な風景は、数々の映画やアニメーションなどのロケ地にもなるほどです。この景色を楽しむなら、ぜひ、通常の列車よりもゆっくりと走行する「里山里海号」に乗ってください。この特別列車は、おすすめのビュースポットで一時停車してくれるので、写真撮影をしたい人にもぴったりです。のと鉄道では、「田鶴浜駅」から「穴水駅」までの6駅すべてに愛称がついており、それぞれの駅の個性を表しています。なかでも春に訪れるならぜひ立ち寄ってほしいのが、「能登さくら駅」として親しまれている「能登鹿島駅」です。この駅は桜の名所として有名で、プラットフォームの両脇に植えられた約100本の桜がトンネルのように続く眺めは、ため息が出るほどです。沿線の温泉や美術館などの優待券がセットになった1日乗り放題切符「つこうてくだしフリーきっぷ」(大人1,000円、車内でも購入可能)などを使って、それぞれの駅の魅力を楽しんでみてください。
※里山里海号:カジュアルコース(水曜日をのぞく平日運行)は予約不要、普通運賃+300円、ゆったりコース(土日祝日、一部指定日に運行)は予約可能で大人1,500円(食事付きのプランもあり)
※ゆったりコース運行日はカジュアルコースは運休となります。


2. のと鉄道(石川県)


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3. 長良川(ながらがわ)鉄道(岐阜県)

鵜飼(鵜を使って魚を獲る漁法)でも有名な名川・長良川流域の自然溢れる景色が楽しめる「長良川鉄道」。普通列車は車掌のいないワンマン運転で、1、2輌といった短い編成の車両がとてもかわいらしく人気があります。2016年4月末から運行がスタートした観光列車「ながら」は、沿線の岐阜県産の木材を使用した車内がレトロながらも高級感が溢れていて、こちらもまた魅力的です。また、沿線の景色をしっかり味わいたいなら、大きな橋梁を渡る絶景ポイントでは速度を落として進む「ゆら〜り眺めて清流列車」(上下線ともに1日1本運行)がおすすめ。もうひとつ、この沿線は伝統的なスポットが数多くあるのも見逃せません。和紙やうだつ(古い日本家屋に取り付けられる装飾)の街並みでがある「美濃市駅」、700年もの伝統を持つ刃物や鵜飼で知られる「関駅」などといった駅で途中下車をして、日本の伝統文化に触れてみてはいかがでしょうか。


3. 長良川(ながらがわ)鉄道(岐阜県)


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4. 富山地方鉄道(富山県)

「富山地方鉄道」には本線のほか、飛騨山脈の立山に向かい自然溢れる渓流の風景が楽しめる立山線など全4路線があり、また富山市内を走るレトロな車輌の路面電車もあります。この富山地方鉄道の大きな魅力のひとつに、駅舎があります。もっとも古い路線は1914年に開通した富山地方鉄道ですが、駅舎の多くが開業当時に建てられた歴史あるモダンな木造建築で、待合室やホームなどもそのころの雰囲気を保っています。「月岡駅」「上堀駅」「越中三郷駅」「寺田駅」といった、古くて趣のある駅舎巡りをしたい人には、「地鉄観光列車フリーきっぷ」(大人1.500円)がおすすめ。路面電車も含め、富山市内列車が1日乗り放題です。さらに足を伸ばしたい人には、全線1日乗り放題の「鉄道軌道全線1日フリーきっぷ」(大人2,500円)もあります。飛騨山脈や黒部の大自然を満喫したい人は、「立山駅」を経て、立山黒部アルペンルートに向かってもいいでしょう。


4. 富山地方鉄道(富山県)


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5. 五能線(秋田県)

2016年に開通80周年を迎えた「五能線」は「川部駅」と「東能代駅」を日本海に沿って結んでおり、ローカル線の中でも1、2を争う人気路線です。その理由は、さまざまな表情を見せる日本海の絶景を堪能できることにあります。列車に波しぶきがかかるほどの海の近くを通る箇所もあり、また日本海に沈む夕陽が美しいポイントも数多くあります。そんな素晴らしい眺めをひたすら楽しみたいなら、特急列車「リゾートしらかみ」(全席指定)がおすすめです。この「リゾートしらかみ」では窓を大きく取ったゆったりした車内で存分に景色を楽しめるだけでなく、津軽三味線(和楽器のひとつ)演奏などのイベントなども行われています。お腹が空いたら、五能線沿線の特産品をたっぷり使った「あわび五能線弁当」(1,300円(税込))の販売もあります(車内で購入可能)。ただ、もし途中下車をする余裕がある方は、ぜひ各駅列車で「驫木(とどろき)駅」に立ち寄ってみてください。目の前に広がる日本海と、静かに佇む木造の小さな駅舎にはなんともいえない情緒があり、車窓とはまた違う美しさがあります。とくに、雪が降る季節の眺めは素晴らしく、感動すること間違いありません。


5. 五能線(秋田県)


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ローカル線だからこそ味わえる、日本の美しい風景があります。ぜひあなたの目に焼き付け、あなたのカメラに収めてきてください。

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