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日本で買うべきおすすめの陶磁器5選

2016.08.10

Writer name : o-dat

日本には、伝統的な製法で作られた陶磁器が種類豊富にあります。今回は見ているだけでも日本を感じられるおすすめの陶磁器5選をご紹介します。

1. 萩焼(はぎやき)(山口)

「萩焼」は山口県萩市一帯で焼かれる陶器(粘土を低温で焼いたもの)。約400年前に、日本の武将毛利輝元(もうりてるもと)が陶工李兄弟を朝鮮から招き、萩市に窯を開いたことが始まり。
「萩焼」は、原料の土とそれに混ぜる釉薬(ゆうやく)のバランスによって器の表面が細かくひび割れた状態になる「貫入(かんにゅう)」と、使い込むとそのひびにお茶などが浸透して表面の色合いに変化が起こる「七化け(ななばけ)」が特徴。経年によって独特の趣が出るのが魅力です。素朴な作風のものが多く、薄い琵琶色や白色のものが定番です。シンプルなデザインが好きな方にピッタリです。

2. 有田焼(ありたやき)・伊万里焼(いまりやき)(佐賀)

「有田焼」は、佐賀県有田町を中心に焼かれる磁器(石の粉を混ぜた土を高温で焼いたもの)。「伊万里」や「伊万里焼」とも呼ばれます。1616年、朝鮮の陶工李参平らによって、日本で初めて磁器が焼かれたのが始まり。有田焼は制作時期により、赤や金の絵の具を贅沢に使った「古伊万里」、花鳥風月を左右非対称的で描写的に描いた「柿右衛門(かきえもん)」、青みが美しい「鍋島藩窯」の三様式に分けられます。透明感と、繊細で華やかな絵付が特徴。鮮やかな和テイストの絵柄が好きな方におすすめ!現在も有田町を中心に、窯元が多く点在し、陶器祭りなども行われます。ぜひ、訪れてみてはいかがでしょうか。

3. 備前焼(びぜんやき)(岡山)

「備前焼」は、岡山県備前市周辺を産地とする炻器(せっき)(陶器と磁器の中間的な性質をもつ焼き物)。日本六古窯(日本古来の代表的な6つの窯)の一つに数えられ、日本古来の土器の発展型が備前焼と言われています。
絵付けをせず釉薬も使わずそのまま焼くため、土の風合いが全面に出ます。焼くときの調整でそれぞれの器にさまざまな色調が備わり、シンプルなデザインながらも1点として同じものがないのが魅力。長期間高温で焼くため、他の陶磁器と比べて割れにくいと言われます。また「備前焼」のグラスでビールを飲むと表面の凹凸で泡がきめ細かくなり美味しいですよ!

4. 信楽焼(しがらきやき)(滋賀)

滋賀県甲賀市信楽を中心に作られる炻器。「備前焼」と同じく日本六古窯のひとつで、その起源は今から約1300年前ほど。
ざらついた土の触感、緋色がメインに発色し、少しの暗緑色に焦げ感のある仕上がり。基本は「侘び」「さび」を感じる渋い見た目が特徴ですが、現代ではさまざまな技法でバリエーション豊かに。信楽の土は大きな物をつくることができるのも特徴のひとつ。一般的に縁起物の「たぬきの置物」が有名ですが、味わい深い食器から瓦や傘立て、植木鉢、置物など幅広いアイテムが作られています。旅の思い出に、部屋のオブジェにたぬきの置物など買ってみてはいかがでしょうか。

5. 九谷焼(くたにやき)(石川)

九谷焼は、石川県の金沢市、小松市、加賀市を中心に生産される色絵陶磁器。1655年に有田で陶技を学んだ後藤才治郎が、石川県江沼郡九谷村で開窯したのが始まりです。明治時代(1868-1912年)には海外にも輸出され、1873年のウィーン万博で世界的にも評価されました。古い時期のものは「古九谷」と呼ばれ分類されています。
「五彩手(ごさいて)」と呼ばれる「赤、黄、緑、紫、紺青」や、「緑、黄、紫、紺青」を使用した「青手」、赤を基調とした「赤絵・金襴手(きんらんで)」などの大胆な色調と、山水・花鳥、など絵画的な絵が魅力。大胆な絵柄の食器にはシンプルな料理が良く映えますよ!ぜひ、お土産にどうぞ。


ご紹介した焼き物は産地に行けばたくさんの種類や取り扱うお店がありおすすめです。もし現地まで行けない時は、百貨店や食器屋さんに行けば、紹介した焼き物に出会えるはずですよ!

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