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大阪から足をのばしていける熊野古道の見どころ5選

世界遺産にも指定され、観光客も注目するスポット、熊野古道。今回は熊野古道の見どころをご紹介します。

1. 熊野古道とは

熊野古道とは神仏習合の聖地・熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)を巡礼するための参詣道の総称で、2004年「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産としてその一部が世界遺産に登録されました。熊野古道の主要ルートは紀伊路、小辺路、中辺路、大辺路、伊勢路の5つで、中でも「中辺路」は京都または西日本から熊野三山へ参詣する際の中心ルートとして最も頻繁に使われていました。今回は中辺路ルートにある熊野古道の見どころをご紹介します。

2. 熊野本宮大社

熊野三山の中心で、全国に3,000社以上ある熊野神社の総本宮。1889年の熊野川の大水害で被害に遭うまでは熊野川の中州に鎮座していました。難を逃れた主要社殿三棟が現在地に移築・再建されたのは1891 年のことです。現在、旧社地は大斎原(おおゆのはら)と呼ばれ、高さ約34m、幅42mの日本最大の大鳥居が建っています。両脇にびっしりと幟が並ぶ158段の石段参道を登り、総門をくぐると現れる檜皮葺の威厳に満ちた社殿は国の重要文化財に指定されています。本宮のご神木多羅葉の木の下には真っ黒な「八咫烏(やたがらす)ポスト」が設置してあり、投函前に社務所の人に声をかけると、ここでしか押してもらえない熊野大社本宮スタンプを押してもらえるので、ぜひ聖地熊野から家族や友達に手紙を出してみてくださいね。

2. 熊野本宮大社

和歌山県田辺市本宮町本宮

3. 熊野速玉神社

熊野川河口に鎮座する鮮やかな朱塗りの社殿が印象的な「熊野速玉神社」。元々は近隣の神倉山に祀られていた神々が現在地に遷されたため、神倉山の「古宮」に対し、「新宮」と呼ばれています。境内には全部で12の社殿があり、様々な神様が祀られている他、樹齢1,000年を超える神木「梛の木」や、およそ1,200点にのぼる国宝「古神宝類」を所蔵・展示する「熊野神宝館」などもあり見ごたえたっぷり。熊野の神々が最初に降臨された神倉山には「神倉神社」があり、「ゴトヒキ岩」という巨岩がご神体として祀られているので、そちらにもぜひ足を運んでくださいね。

3. 熊野速玉神社

和歌山県新宮市新宮1

4. 熊野那智大社

那智大滝を望む標高約500mの地点に位置する「熊野那智大社」は那智の滝を神とする自然崇拝を祭祀の起源とする神社です。神社創生の詳細は不明ですが、現在の地に社殿が創建されたのは317年のことで、国づくりに縁の深い12柱の神を祀ると共に、那智大滝を「別宮飛瀧大神」としてお祀りしています。現在の社殿は1853年に再建されたものです。熊野の神の使いとされる三本足の八咫烏は、より良い方向へ導く「導きの神様」とされ、境内にある御縣彦社(みあがたひこしゃ)にお祀りされているので忘れずにお詣りしてくださいね。毎年7月14日には日本三大火祭の一つとしてとても有名な「那智の火祭」が行われるので、この時期に合わせて熊野詣をするのもおすすめです。

4. 熊野那智大社

和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1

5. 那智大滝

高さ133m、幅13m、滝壺の深さ10mの日本一の大滝。本来は那智山中の原始林の中に48ヶ所ある瀧篭修行の行場として扱われた滝の総称ですが、一般には、飛瀧神社のご神体でもある「一の滝」のことを指します。滝の落ち口の岩盤に3つの切れ目があって、滝が3本の筋になって落ちることから「三筋の滝」とも呼ばれています。130mの高さから轟音とともに水しぶきを上げながら落ちてくる滝の姿は壮観です。那智の滝にいたる参道脇には「那智経塚」という大規模な経塚(仏教の経典を経筒や経箱に入れ、地中に埋蔵した塚)の遺跡があり、12~13世紀の仏教遺物が数多く発見されています。

5. 那智大滝

和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山

いかがでしたか?古来より信仰の対象として畏れ崇められてきた熊野。一度訪ねてみれば日本人と自然との関わり方の一端が垣間見えるかもしれませんね。

※本記事の情報は執筆時または公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

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