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大阪の郷土料理・ご当地グルメ4選

2016.04.28

Writer name : Mayuka Ueno

1800年代の大阪は、商業・物流の中心地で、現在まで残る多くの郷土料理が生まれました。また、昔からグルメな大阪人は、今も斬新なご当地グルメを生み出しています。今回は、おすすめの郷土料理・ご当地グルメ4選をご紹介します。

1. バッテラ

バッテラとは、塩をして酢でしめたサバを酢飯に乗せ、白板昆布を重ねた押し寿司のこと。1893年頃、大阪の寿司屋が発祥とされています。元々はサバではなくコノシロを使い、押し寿司にすると尾がピンと上がって小形のボートのような見た目になったことから、ポルトガル語で小形のボートを意味する「バテイラ」がバッテラに変化したと言われています。後にコノシロの漁獲高が減り、価格が高騰しサバで作られるようになりました。保存食としても庶民の間に広まり、今でも大阪の寿司屋ではバッテラを出すお店が多くあります。普通の握り寿司と違い、バッテラはサバと昆布の酢じめされた風味が特徴。サバ独特の臭みがなく、まろやかで濃厚な酢と昆布の味わいと、ほんのり甘い酢飯とのコンビネーションが最高にマッチしています。大阪に来たからには、握り寿司だけでなく地元で受け継がれるバッテラを是非味わってみてください。


2. どて焼き

牛スジやこんにゃくを味噌やみりんで時間をかけて煮込んだ「どて焼き」。鉄鍋の内回りに土手状に味噌を盛り、その中央で具材を焼き、熱により溶けだした味噌で煮込んでいくことから「どて焼き」と言われるようになったそうです。味噌を煮詰めた甘辛い味と、牛スジとこんにゃくも煮詰められてトロトロになった食感はお酒との相性が抜群。大阪の居酒屋、串かつ屋、おでん屋などでメニューに並んでいることが多く、大阪を代表するご当地グルメの1つと言えます。大阪ならではの味噌と牛スジとこんにゃくのハーモニーはあなたをやみつきにさせるかもしれません。


3. 茶碗蒸しラーメン

日本料理のひとつに、溶き卵とだし汁、具材を入れて蒸した「茶碗蒸し」というフランのような料理があります。その茶碗蒸しを大きめの丼ぶりにうどんと一緒に入れたものを「小田巻き蒸し」と呼び、冠婚葬祭等に欠かせないものとして大阪の問屋街で発祥し、現在まで郷土料理として受け継がれてきました。紡いだ麻糸を巻いて玉にした苧環(おだまき)から名が付いたと言われます。そして、茶碗蒸しから小田巻き蒸しへと変化を遂げた料理が、現在「茶碗蒸しラーメン」となって人気ご当地グルメの仲間入りを果たしています。このメニューを考案したのはラーメン店「らーめん丹頂」。今や日本グルメを代表する料理のひとつである「ラーメン」を、大阪の郷土料理「小田巻き蒸し」風にアレンジしたものです。表面の茶碗蒸しを割ると中にスープと麺が入っていて、茶碗蒸しとからめながら食べます。しっかりと味のついたラーメンと、出汁の繊細な味わいの茶碗蒸しのコラボが絶妙です。大阪の郷土料理と現代の日本グルメが生み出した新感覚料理、普通のラーメンは食べ飽きたという方に是非おススメしたい一品です。価格は850円(税込)。

茶碗蒸しらーめん(850円(税込))


3. 茶碗蒸しラーメン


ホームページ(ぐるなび)

4. うどん餃子

大阪・高槻市で1980年代後半から受け継がれる家庭料理に「うどん餃子」なるものがあります。見た目は小さなお好み焼き、味は餃子、というのが特徴。肉や卵、ニラなど餃子の具材を、皮の代わりに細かく刻んだうどんを混ぜ合わせ丸めて焼き、餃子のタレやポン酢をつけて食べます。外はカリカリに焼きあがっていて、中はジューシーな餃子の味。一口サイズなので酒のつまみになるとたちまち話題となり、今では高槻のご当地グルメとして「高槻うどんギョーザの会」がうどん餃子を作り続けています。高槻では「高槻うどんギョーザMAP」を配布しうどん餃子が食べられるお店を紹介しているので、餃子が好きな方や大阪の家庭料理を食べてみたいという方は是非トライしてくださいね。


高槻うどんギョーザの会公式ホームページ(日本語のみ)

いかがでしたか?昔からの伝統を受け継ぎつつも、地元で独自の進化を遂げている大阪グルメがたくさんあります。大阪ならではの個性的な料理の数々、ちょっと足をのばしてでも食べに行けば満足間違いなし!定番グルメだけでなく地元ならではの料理を試してみるのも旅のおススメです。

※本記事の情報は執筆時または公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

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