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国宝を訪ねる!文化財の宝庫・奈良をめぐる1泊2日の旅モデルコース

奈良での観光といえば、大仏で有名な「東大寺」周辺エリアが人気。でも実は、それ以外にもたくさんの見どころがあるんですよ。そこで今回は奈良の魅力を1泊2日で満喫できるモデルコースをご紹介します。

1日目 奈良公園エリアを散策

9:00 am:近鉄奈良駅出発

奈良の中心部には、近鉄電車「近鉄奈良駅」とJR「奈良駅」の2つの駅があります。近鉄奈良駅から1つめの目的地「東大寺」までは徒歩20分ほど。JR奈良駅を利用する場合は歩いて30分ほどかかります。

9:00 am:近鉄奈良駅出発

奈良県奈良市東向中町29

9:30 am:東大寺を観光&奈良公園を散策

まず初めに訪れるのは、奈良公園内にある人気観光スポット「東大寺」です。743年に時の天皇より大仏建立の命が発令。その大仏を安置し、国を護る寺として造営された寺院です。境内には多数の国宝を有しており、なかでも必見なのが大仏殿(金堂)。世界最大級の木造建築であり、そこに鎮座する大仏も銅造仏としては世界最大のもので、国宝に指定されています。その巨大さに驚かされます。

入堂・拝観料:一般600円、小学生300円
※ 大仏殿・法華堂・戒壇堂、東大寺ミュージアム、それぞれで必要


東大寺を見学した後は、奈良公園を散策。奈良市街の東方に広がる公園で、総面積は約660ha。東大寺のほか興福寺や春日大社といった寺社、若草山から春日山原始林までを含んでいます。園内には、野生のシカが生息していることでも有名。その数なんと約1,200頭。国の天然記念物にも指定されているんですよ。餌付けはNGですが、園内で販売されている「鹿せんべい」ならあげてもOK。人慣れしているとはいえ野生動物なので、せんべいをあげる時は噛まれないように十分に注意してくださいね。

▼滞在時間(目安):150分

移動▶天極堂 奈良本店まで徒歩14分

9:30 am:東大寺を観光&奈良公園を散策

奈良県奈良市雑司町406-1

12:15 pm:天極堂 奈良本店で昼食

昼食には、奈良・吉野地方でつくられている「吉野本葛」を使った料理をぜひ味わって。本葛とは、混じりけのない葛粉※のこと。奈良・吉野地方に古くから伝わる独自製法で精製したものを吉野本葛といい、最高級の葛粉といわれています。
※マメ科の植物である葛の根に含まれる澱粉をもみだしたもの。市販のものにはサツマイモなどの澱粉が混入されることが多い

「天極堂 奈良本店」は、1870年の創業以来、吉野本葛をつくり続ける老舗「井上天極堂」直営の葛専門店。東大寺の西大門跡地に位置する場所で、四季折々の景観を楽しみながら葛料理や葛菓子を味わうことができます。おすすめは、葛が練り込まれたうどん(小麦粉を練り、長く切った太めの麺)を使ったメニュー(864円(税込)〜)。食後には葛粉と水、砂糖を加熱しながら練り合わせ、冷やし固めた「葛餅」も必食。本葛ならではのぷるぷる、とろーりとした食感が楽しめますよ。

▼滞在時間(目安):60分

移動▶興福寺まで徒歩9分

12:15 pm:天極堂 奈良本店で昼食

奈良県奈良市押上町1-6

1:30 pm:興福寺を観光

次に訪れるのは、創建1,300年余りの「興福寺」。日本で2番目に高い塔「五重塔」や日本に現存するなかで最も美しいと賞賛される八角円堂「北円堂」などの建築物のほか、国宝館に安置されている仏像、書跡、絵画といった100点以上にものぼる国宝・重要文化財を有しています。なかでも最も有名なのが、3つの顔と6つの腕を持つ「阿修羅像(国宝)」。阿修羅は、古代インドでは悪の戦闘神として、仏教に取り入れられてからは、釈迦を守護する神として説かれています。

拝観料:一般700円、高校生・中学生600円、小学生300円

▼滞在時間(目安):120分

1:30 pm:興福寺を観光

奈良県奈良市登大路町48

3:30 pm:ならまち散策

興福寺を満喫したら、旧市街地「ならまち」へ。界隈には、古き良き日本の生活風景が今なお残存。伝統工芸品を扱うお店や雑貨店など、さまざまな商店が点在しているので見て歩くだけでも楽しめます。歩き疲れたら、古い建物をそのまま活かしたカフェに入って小休止。昔ながらの町家をモデルに建てられた「奈良市ならまち格子の家」は、建物内部の見学もできるのでぜひ訪れてみてくださいね。

3:30 pm:ならまち散策

奈良県奈良市元興寺町44

2日目 斑鳩エリアを散策

9:00 am:JR法隆寺駅へ

2日目は、いにしえの歴史を感じる「斑鳩三塔※」をめぐります。JR奈良駅から大和路快速に乗り、法隆寺駅へ。所要時間は11分ほど。さらに駅から徒歩17分で、最初の目的地「法隆寺」へ到着します。
※奈良県北西部に位置する斑鳩町にある、法隆寺五重塔、法輪寺三重塔、法起寺三重塔の総称。

9:00 am:JR法隆寺駅へ

奈良県生駒郡斑鳩町興留9-1-1

9:30 am:法隆寺を観光

「法隆寺」は、現存する世界最古の木造建築群としても知られる寺院で、世界文化遺産に登録されています。日本人なら誰もが知る7世紀の皇族・政治家「聖徳太子」と時の天皇によって、607年に創建。古い書物には7世紀中頃に焼失したとの記述があり、現在の伽藍は8世紀初頭に完成したと考えられています。西院と東院に大きく分かれる境内には、五重塔(国宝)や金堂(国宝)をはじめ、国宝・重要文化財に指定される建築が55棟。優れた仏教美術品も多数所蔵しており、国宝だけで38件・150点にも及びます。

拝観料:一般1,500円、小学生750円

▼滞在時間(目安):90分

9:30 am:法隆寺を観光

奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1-1

11:00 am:中宮寺を観光

法隆寺から東に5分ほど歩いた場所にある「中宮寺」は、創建時以来の尼寺(出家して戒を受けた女性(尼)が住む寺)。聖徳太子が母のために建てた御所跡を寺にしたと伝えられています。本尊として祀られているのは、モナリザ、スフィンクスと並ぶ世界三大微笑像のひとつに数えられる「木造菩薩半跏像(国宝)」。聖徳太子の妃が夫の冥福を祈って、死後の世界の様子を刺繍した「天寿国曼荼羅繍帳(国宝)」も見ることができます(展示品は複製されたもの)。

拝観料:一般600円、中学生450円、小学生300円

▼滞在時間(目安):30分

11:00 am:中宮寺を観光

奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺北1-1-2

11:30 am:法起寺を観光&ランチ

中宮寺から南東方面に徒歩20分で「法起寺」に到着。法隆寺地域の仏教建造物として世界文化遺産にも登録される寺院で、創建は638年。聖徳太子の子・山背大兄王が太子ゆかりの宮殿を寺にしたとされています。最大の見どころは、706年に完成した「三重塔(国宝)」。境内にある建造物のなかで唯一現存する創建当時の建築です。また、国内に現存する三重塔のなかで最古のものといわれています。10月上旬〜中旬には周辺にコスモスが咲く色鮮やかな風景も満喫可能。境内を満喫した後は、ランチライム。法起寺と次の目的地である法輪寺との間にある「Cafe Wash Gon」や「Garden cafe 凪」などのお店がおすすめです。

拝観料:一般300円、小学生200円

▼滞在時間(目安):90分

11:30 am:法起寺を観光&ランチ

奈良県生駒郡斑鳩町岡本1873

1:30 pm:法輪寺を観光

昼食後に訪れたいのは、三井寺とも呼ばれる「法輪寺」。法起寺からは歩いて10分。父である聖徳太子の病気平癒を願った山背大兄王によって、622年に建立されたと伝わる寺院です。「斑鳩三塔」のひとつである三重塔がありますが創建当時のものは落雷により焼失。現在は伝統的な技法で復元されています。境内の講堂には、薬師如来坐像や虚空蔵菩薩立像など、重要文化財に指定される仏像が安置されています。

拝観料:一般500円、高校生・中学生400円、小学生200円

▼滞在時間(目安):30分

1:30 pm:法輪寺を観光

奈良県生駒郡斑鳩町三井1570

2:15 pm:斑鳩神社を観光

最後に立ち寄るのは、法輪寺から北西方面に歩いて13分の「斑鳩神社」。小さな神社ですが、法隆寺の鎮守4社のなかでも随一の社で、鬼門の守護神と考えられています。ため池に面したところに石鳥居が建っており、その先へは境内へと続く長い石段が。学問の神様として有名な菅原道真が祀られており、地元では「天満さん」の名で親しまれています。観光客も少なく静かな雰囲気なので、のんびりと過ごせるのも魅力。

▼滞在時間(目安):20分

移動▶JR法隆寺駅まで徒歩30分

2:15 pm:斑鳩神社を観光

奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺1-11

いかがでしたか?日帰りで訪れる人も多い奈良ですが、その魅力を堪能するには1泊するのがおすすめですよ。

※本記事の情報は執筆時または公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

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