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九州を訪れるならぜひ旅してほしいのが「長崎」。今回は県内を4つのエリアに分類し、その見どころをご紹介。異国情緒が感じられる町並みや自然が織りなす絶景、地元グルメなどをPick upしました。

長崎ってどこにあるの?

日本列島の南西端に位置する九州地方。その北西部にあるのが長崎県です。国際貿易港として栄えた歴史背景から、西洋文化の面影が色濃く残り、長崎市街地にはレトロな洋館や教会などの建造物もたくさん。今回の記事では、中心部である「長崎エリア」のほか、温泉地が点在する「島原半島」、佐世保を中心とする「県北エリア」、長崎県の西方約100kmに浮かぶ島々「五島列島」に分けて、おすすめのスポットやグルメをご紹介します。

アクセス

東京の羽田空港から長崎空港までは約2時間、大阪の関西国際空港や伊丹空港からは約1時間15分かかります。福岡からなら鉄道を利用するのがおすすめ。博多駅から長崎駅まで約2時間で到着します。ソウルの仁川空港や上海の浦東空港からも、直行便でアクセスすることができます。

長崎エリア

長崎県南部に位置するエリア。長い歴史を誇る港湾都市で、西洋との貿易の窓口となった「出島」や日本三大中華街のひとつ「長崎中華街」、グラバー邸をはじめとするレトロな洋館など、異国情緒あふれるスポットが点在しています。広島に次いで原子爆弾が投下された都市でもあり、世界最後の被爆県として平和の尊さを発信する役割も担っています。長崎空港から長崎駅まではバスで約40分。

平和公園の「長崎原爆資料館」で歴史を学ぶ

1945年8月9日、広島に続いて長崎市内にも原爆が落とされ、およそ15万人もの人々が命を失いました。爆心地を中心に広がる平和公園内にある「長崎原爆資料館」では、原爆投下直後の街が再現され、実際に被爆した品々、当時の写真や映像などを通して、核兵器の脅威と戦争の悲惨さ、平和の尊さを体感することができます。日本語・英語・中国語・韓国語・スペイン語対応の音声ガイドの貸し出しあり(1台150円)。

観覧料:一般200円、小・中・高校生100円

平和公園の「長崎原爆資料館」で歴史を学ぶ

長崎県長崎市平野町7-8

世界新三大夜景スポット「稲佐山」を訪れる

長崎市のランドマーク的存在である「稲佐山」は、美しい夜景が見られることで人気のスポットです。香港、モナコと並び「世界新三大夜景」に認定されたその風景は、「1,000万ドルの夜景」と称されるほどの美しさ。標高333mの山頂へは、長崎ロープウェイ(大人往復1,230円)のゴンドラで約5分。山頂展望台の屋上には幻想的に浮かび上がる光の演出がほどこされており、ロマンティックな雰囲気のなかで夜景を満喫することができます。

世界新三大夜景スポット「稲佐山」を訪れる

長崎県長崎市稲佐町

日本近代化の象徴「軍艦島」を訪れる

長崎港の南西約19kmの海上に浮かぶ無人島「軍艦島(正式名称:端島)」。かつて石炭の採掘で栄えた海底炭鉱の島で、最盛期にはおよそ5,300人の人々が暮らしていました。岸壁に囲まれ、鉄筋コンクリートの高層アパートが立ち並ぶその姿が軍艦に似ているため、軍艦島と呼ばれています。日本の近代化を支えた産業遺産として、世界文化遺産に登録されており、船会社が運航しているツアー(4,000円前後。別途、端島見学施設使用料(大人300円)が必要)に参加すれば上陸も可能。当時の遺構を見学することができます。

日本近代化の象徴「軍艦島」を訪れる

長崎県長崎市高島町端島

人工島「出島」について知る

「出島」は、日本が他国との交流を制限していた頃、唯一西洋に開かれていた貿易港。岬の先端に人工的につくられた築島で、築造当時は面積1万5,000平方メートルの扇形をしていました。かつて島内には住居や料理部屋、蔵、番所など49棟もの建物があったといわれ、現在はそのうち25棟を復元するプロジェクトが進行。2018年8月時点では、復元された6棟の建物と、130年ぶりに架橋された出島表門橋が公開されています。

料金:一般510円、高校生200円、小・中学生100円

人工島「出島」について知る

長崎県長崎市出島町6-1

異国情緒あふれる「グラバー園」を見学する

16世紀後半、長崎にはたくさんの異国の商人たちが海を越えてやってきました。「グラバー園」は、当時の外国人居留地に位置するスポット。スコットランドの貿易商人「グラバー氏」の旧邸宅をはじめとする3つの国指定重要文化財の住宅をはじめ、長崎市内に点在していた貴重な洋風建築が移築復元されています。居留地時代の面影を残す石畳や石段、港を一望するロケーションも魅力。

入園料:大人610円、高校生300円、小・中学生180円

異国情緒あふれる「グラバー園」を見学する

長崎県長崎市南山手町8-1

「長崎カステラ」をお土産に買う

卵、小麦粉、砂糖を混ぜ合わせて焼いたお菓子「カステラ」。16世紀半ば、ポルトガルから長崎に伝来したものが、和菓子店でつくられるようになり、「長崎カステラ」として独自に発展。現在、県内では百数十店舗で製造されています。なかでも人気なのは、創業以来、手作業による製造を守り続ける老舗「福砂屋」。きめ細やかでしっとりとした食感と、ザラメのシャリッとした口あたりが楽しめます。

「長崎カステラ」をお土産に買う

長崎県長崎市船大工町3-1

中華街で「長崎ちゃんぽん」を味わう

名物グルメといえば「長崎ちゃんぽん」も外せません。野菜や魚介など食材を炒め、特製の太麺と一緒に鶏ガラや豚骨ベースのスープで煮込んだ料理で、その発祥は100年以上前。老舗中華料理店「四海樓」の創業者が中国人留学生のためにつくっていたものが評判となり、瞬く間に長崎を代表する料理になったといわれています。味わってみたいという方は、長崎ちゃんぽんを提供してくれるお店が点在する「長崎新地中華街」を訪れてみては?

中華街で「長崎ちゃんぽん」を味わう

長崎県長崎市新地町

潜伏キリシタンゆかりの国宝「大浦天主堂」を訪れる

「潜伏キリシタン(キリスト教禁教の時代に、密かに信仰を守り続けた人々)」に関連するスポットが数多く残る長崎。なかでも重要なのが、長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産として世界文化遺産に登録されている「大浦天主堂」。禁教令が出されてからおよそ250年後、外国人のために創建された教会で、世界宗教史上の奇跡といわれる「信徒発見※」の舞台として知られています。最初期の洋風建築として国宝に指定されている建物も見どころ。
※激しい弾圧・迫害によって日本には信徒がいなくなったと考えられていましたが、潜伏キリシタンが神父に信仰を告白したことで、その存在が明らかになった出来事

拝観料:大人1,000円、中・高生400円、小学生300円

潜伏キリシタンゆかりの国宝「大浦天主堂」を訪れる

長崎県長崎市南山手町5-3

年一度の大祭「長崎くんち」を見学する

約400年の歴史を誇る伝統的なお祭り「長崎くんち」。長崎市内の氏神「諏訪神社」の秋の大祭で、毎年10月7日から9日に催されます。その特徴は、中国やオランダ、ポルトガルの影響を色濃く映した独特でダイナミックな演し物。国の重要無形民俗文化財に指定されている「龍踊」「鯨の潮吹き」「コッコデショ」といった奉納踊がじっくり見られる「本場所」の踊場は全部で4つ(いずれも有料)。街なかでも、市内の事業所や官公庁、民家などに踊を呈上して福を分け、お祝いする「庭先回り」が見学できます。

年一度の大祭「長崎くんち」を見学する

長崎県長崎市上西山町18-15

道路を走る!長崎名物「路面電車」に乗車

長崎市内には、街のシンボルとして親しまれている「路面電車」が走っています。1915年に開通したもので、原爆による壊滅的な被害から復興し、今なお市民の重要な交通手段として活躍。グラバー園や大浦天主堂、中華街、長崎原爆資料館など、市内の主要観光スポットをめぐるのにも便利です。運賃は、乗車1回につき120円。何度も利用するなら、1日乗り放題になる「電車一日乗車券(大人500円)」がおすすめです。

道路を走る!長崎名物「路面電車」に乗車

長崎県長崎市大黒町1

島原半島エリア

日本ではじめての国立公園のひとつとして指定された雲仙天草国立公園をはじめ、豊かな自然や温泉が楽しめるエリア。西岸の「小浜温泉」と普賢岳(ふげんだけ)のお膝元に位置する「雲仙温泉」、島原城下の町並みと温泉が楽しめる「島原温泉」の3つの温泉地があります。それぞれに泉質が異なるので、温泉めぐりをしてみるのもおすすめ。長崎空港から島原駅まではバスで約1時間45分。

「小浜温泉」でゆっくり過ごす

島原半島の西岸にある温泉地。全国にある温泉のなかでも、熱量、温度はトップクラス。100℃近くの湯が日に約1万5,000t湧出しており、温泉街のあちらこちらで湯けむりをあげています。泉質は、美肌の湯ともいわれる塩化物泉。海に面した場所には足湯があり、夕暮れ時には海に沈む夕日を眺めながら浸かることができます。近くには温泉の蒸気を利用した窯があり、海の幸、山の幸を蒸して食べることもできるんですよ。

「小浜温泉」でゆっくり過ごす

長崎県雲仙市小浜町北本町905-70

「雲仙温泉」で心も身体も癒やされる

海に面した場所にある小浜温泉に対し、雲仙温泉は雲仙岳をはじめとする山々に囲まれた標高700mの場所にある温泉地。およそ350年前に開湯され、長崎に出入りする外国人のリゾート地として発展しました。泉質は、硫黄の香りただよう乳白色の硫黄泉。肌に優しく、身体をじっくりと温めてくれます。四季折々の表情を見せる高原の大自然を眺めながら湯に浸かれば、旅で疲れた身体も癒やされます。

「雲仙温泉」で心も身体も癒やされる

長崎県雲仙市小浜町雲仙

雲仙岳の「雲仙地獄」を散策する

「雲仙地獄」は雲仙温泉を代表する観光名所。強い硫黄の香りが立ち込め、至る所から高温の温泉と噴気が噴出する、地獄(仏教の教えで前世の悪業の苦報を受ける所という意味)を思わせる光景が見られます。整備された遊歩道を歩く「地獄めぐり」は所要時間約60分。道中には足を置くと地熱や噴気が体感できる休憩所や、蒸気で蒸しあげられた温泉卵(100円(税込))を販売している「雲仙地獄工房」などがあり、五感で楽しむことができます。キリシタン殉教の舞台になったことでも知られるスポット。

雲仙岳の「雲仙地獄」を散策する

長崎県雲仙市小浜町雲仙

「島原城」から城下町を一望する

17世紀前半、島原半島の東岸に築城された「島原城」。5層の天守閣は1964年に復元されたものですが、石垣とお堀は当時のもの。大手御門跡からの眺めが素晴らしく、青空に美しい白壁がよく映えます。内部には、郷土や民俗、キリシタンに関する史料が展示されており、最上階からは東西南北360度を一望可能。眼下に広がる城下町には、生活用水として使用されていた水路や見学できる武家屋敷もあるので散策してみてくださいね。

入館料:大人540円、小・中・高校生270円
※城内の観光復興記念館、西望記念館と共通

「島原城」から城下町を一望する

長崎県島原市城内1-1183-1

県北エリア

長崎第二の都市「佐世保」を含むエリア。米軍基地を擁する佐世保には、アメリカ文化が息づいており、英語が飛び交うバーや、生のジャズライブが楽しめるスポットが点在しています。そのほか、ヨーロッパの街並みを再現したテーマパークや、大小の島々が浮かぶ海の風景なども見どころ。長崎空港から佐世保駅まではバスで約1時間半。

人気テーマパーク「ハウステンボス」を楽しむ

広大な敷地に中世ヨーロッパの町並みが再現された「ハウステンボス」。その面積は単独テーマパークとして日本最大の152万平方メートル。四季折々の美しい花々に出合えるほか、アトラクションやイベント、ショーなど、1日では遊び尽くせないほどのエンターテイメントにあふれたスポットです。園内が幻想的な光で包まれる、夜のイルミネーションも人気。

1DAYパスポート(入場+約50のアトラクション施設利用)
大人7,000円、中人6,000円、小人4,600円

人気テーマパーク「ハウステンボス」を楽しむ

長崎県佐世保市ハウステンボス町1-1

地元グルメ「佐世保バーガー」を味わう

戦後から駐在するアメリカ海軍の影響で、佐世保市はさまざまなアメリカ文化を吸収してきました。「佐世保バーガー」もそのひとつで、1950年頃に海軍からレシピを聞いてつくったのがはじまり。当初は米軍向けでしたが、次第に地元の人にも浸透していきました。第一の特徴は「手づくり」であること。ひとつでお腹いっぱいになるジャンボサイズで、バンズや具材には、各店のこだわりが詰まっています。米海軍佐世保基地からほど近い「ハンバーガーショップ ヒカリ本店」ほか、佐世保市内にある約20店舗で味わうことができます。

地元グルメ「佐世保バーガー」を味わう

長崎県佐世保市矢岳町1-1

400年の伝統を受け継ぐ「波佐見焼」を買う

およそ400年の歴史がある焼き物「波佐見焼」。透けるような白磁の美しさと、呉須(藍色の顔料)による染付が特徴とされていますが、型にはまった技法がなく、時代の変化にあわせて改良しながらつくられています。モダンなデザインも多いので、近年は若者を中心に人気が高まってきています。産地である東彼杵郡(ひがしそのぎぐん)波佐見町の周辺には、「マルヒロ直営店」をはじめ波佐見焼を展示・販売する施設がたくさんあるので、お気に入りの1点を探しに出かけてみては?

400年の伝統を受け継ぐ「波佐見焼」を買う

佐賀県西松浦郡有田町戸矢乙775-7

九十九島で「サンセットクルーズ」を楽しむ

リアス式海岸に、大小208の島々が点在する九十九島は、県内有数の絶景スポット。その魅力を堪能できる「九十九島パールシーリゾート」には、多彩なクルージングメニューがあり、なかでもおすすめなのが「サンセットクルーズ」です。船上から、海に沈む太陽とオレンジ色に染められた空と海、島々の陰影が織りなす美しい夕景を眺めることができます。3月から7月は金・土・日・祝日のみ、8月から10月は毎日運航。所要時間約60分。

料金:大人2,570円、小人1,550円

九十九島で「サンセットクルーズ」を楽しむ

長崎県佐世保市鹿子前町1008

九十九島パールシーリゾートの「海きらら」でイルカに出合う

「九十九島水族館 海きらら」は、約1,000種類の魚たちが生息する九十九島の海を再現した、地域密着型水族館。太陽光が降り注ぐ屋外型大水槽や、光や音楽、映像で演出された幻想的なクラゲの展示、イルカたちと心ふれあう「九十九島イルカプール」などが見どころ。さまざまなパフォーマンスを通して、イルカたちの知能や運動能力を紹介するプログラムは必見です。館内18カ所のガイドポイントで利用できる自動音声ガイド(英語、中国語、韓国語、日本語に対応)の貸し出しあり。

入園料:大人1,440円、小人720円

九十九島パールシーリゾートの「海きらら」でイルカに出合う

長崎県佐世保市鹿子前町1008

五島列島

日本で最も多く島を有する長崎県。点在する個性豊かな島のなかでも、人気なのが長崎市の西方に浮かぶ「五島列島」。世界文化遺産に登録されている「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の主要スポットのひとつです。大小140もの島々で構成されており、その中心は列島最大の島「福江島」。福江空港までは長崎空港から約30分。長崎港や佐世保港から福江港までなら、高速船で約1時間半から2時間でアクセスできます。

世界文化遺産!潜伏キリシタンの集落と教会をめぐる

禁教令により弾圧や迫害を受けていたキリシタンは、自身の信仰を守るため海を渡って五島列島にやってきました。島々には、当時さまざまな迫害や弾圧に耐え、命がけで信仰を貫いた人々が潜伏した集落が残存。なかでも「野崎島の集落跡」や「頭ヶ島の集落」、「奈留島の江上集落」、「久賀島の集落」は世界文化遺産の構成資産に指定されています。島々に立つ教会は、禁教が解かれたのち、信者たちの手によって建てられたもの。周囲の自然環境とあいまって、美しい独特の風景を形成しています。

世界文化遺産!潜伏キリシタンの集落と教会をめぐる

長崎県北松浦郡小値賀町

いかがでしたか?長崎を旅する際は、ぜひこの記事を参考にしてくださいね。

※本記事の情報は執筆時または公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

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