
- 2018.09.13
- iizuka
雄大な自然とユニークな文化!長野のおすすめ観光スポット20選
3,000 m級の山々が連なる長野県。県内には雄大な自然が広がり、スキーなどのアクティビティも盛ん。長野の名産であるわさびやそばなども味わえます。今回は、そんな長野ですべきこと20選をご紹介!
長野ってどこにあるの?
長野は本州中央部に位置する県。中心地の一つである長野駅までは、東京駅からは北陸新幹線で約1時間30分、中部地方の名古屋駅からはJRの特急列車で約3時間。国内遠方からは信州まつもと空港の利用が便利。例えば関西の伊丹空港からは約1時間、北海道の新千歳空港及び九州の福岡空港からは約1時間50分です。
県内には、少しずつ文化の異なる4エリアが存在。エリアごとにすべきことをご紹介していきます。
北信エリア
県の北部に位置するエリア。有名なお寺「善光寺」のある長野市を中心に、忍者の里として知られている「戸隠」、栗の名産地「小布施」など、個性豊かな名所が多数存在。湯田中、渋、野沢などの温泉地が多いのも特徴です。
善光寺に参拝し善光寺表参道商店街でお土産を買う
日本では古くから「一生に一度は善光寺参り」といわれてきた人気スポット。約1,400年もの歴史をもつ有名なお寺で、災厄除けなどの御利益で知られています。最大の見所は国宝に指定されている「本堂」。間口約24 m、奥行き約54 m、高さ約29 mの規模を誇る国内屈指の木造建築です。
参拝後は長野駅と善光寺の間にある「善光寺表参道商店街」でショッピングを楽しみましょう。個性豊かな地元産のお土産が手に入ります。特に人気なのが老舗「根元八幡屋礒五郎(こんげんやわたやいそごろう)」。日本独特の香辛料「七味唐辛子」が有名で、辛味が好きなら立ち寄るべきお店です。

戸隠神社を参拝する
「戸隠神社」とは、霊山「戸隠山」の麓に点在する中社や奥社など合計5社の総称。有名な日本神話「天岩戸(あまのいわと)」と関わりがあり、2,000年以上昔に創建されたと伝わります。パワースポットとして有名で、御利益は商売繁盛、縁結び、スポーツ必勝など各社によって異なります。5社全てを巡る場合、かなりの距離を歩くことになりますが、参道には樹齢約400年の杉の木が青々と生い茂り、清々しくも神聖な雰囲気を味わえます。
※画像は「中社」

戸隠流忍法資料館で忍者気分を味わう
戸隠には忍術「戸隠流忍術」の継承者が住んでいて、忍者の技を現代に伝えています。この由緒ある地で、忍術について学べるのが「戸隠流忍法資料館」。手裏剣などの道具約500点、実技の写真など200点が展示されています。ワクワクするからくり仕掛け満載の「忍者からくり屋敷」や手裏剣投げを体験できる「手裏剣道場」も併設されていて、子供連れにもオススメ。
戸隠民俗館・戸隠流忍法資料館・忍者からくり屋敷共通料金:一般600円、小人(小・中学生)400円

渋温泉で温泉と温泉街を楽しむ
湯量も泉質も豊富な温泉郷。この地の宿に泊まると、泉質の異なる9つの共同浴場が利用可能。浴衣姿で湯巡りを堪能できます。
湯だけでなく街並み自体にもご注目。石畳の両側にレトロな建物が立ち並び、古き良き日本の風情が感じられます。特に必見なのが「金具屋」。アニメ映画『千と千尋の神隠し』のモデルとされる旅館で、フォトジェニックな外観が目を引きます。もちろん宿泊もでき、館内には「美肌の湯」と呼ばれる露天風呂などが完備されています。

冬の地獄谷野猿公苑で温泉に入るサルに会う
標高850 m、険しい崖に囲まれた「地獄谷」には、野生のニホンザルが数多く生息。特に冬、世界で唯一温泉に入るサルを観察できます。湯に浸かるサルたちの姿はかわいらしくてユーモラス。その姿を写真に収めようと、たくさんの人々で賑わいます。
入苑料:一般(18歳以上)800円、子供(小学生〜高校生)400円、6歳未満無料(税込)

戸隠そばを食べる
長野を代表する麺料理といえば「そば」。昼夜の温度差が激しい長野の気候がそばの実の栽培に適していて、香り高いそばが育つのだそうです。中でも有名なのが「戸隠そば」。地元の清水を使用することで麺が引き締まり、弾力のある歯ごたえを楽しめます。一口で食べられる量に束ねた5束~6束のそばをザルにのせ、見栄え良く揃えた「ぼっち盛り」という盛り方も特徴の一つです。

秋に訪れて小布施の栗を食べる
昔ながらの風情が残る町「小布施」は、栗の名産地。秋には町内の飲食店で、とれたての栗を使った料理を味わうことができます。特に「並んででも食べたい」と人気のお店が「小布施堂」です。名物「栗の点心 朱雀」は、まるで麺のような見た目が印象的な秋限定のスイーツ。おはしで持ち上げても重さが感じられず、フワフワの食感と栗本来の甘さとが絶妙にマッチしています。

東信エリア
県の東部に位置するエリア。城跡や宿場町など歴史的情緒あふれるスポットが多いのが特徴。その一方で、軽井沢をはじめとした避暑地も人気です。
旧軽井沢銀座でショッピングする
長野の定番観光地「旧軽井沢銀座」は、外国人避暑地だったスポット。おしゃれな雰囲気の街並みを眺めながらショッピングを満喫できます。「沢屋」の 「ストロベリージャム」や「ムーラン・ド・ラ・ヴァレー」の 「信州スモークサーモン」など、思わずお土産として買いたくなるような名物がいっぱい。ほかにも、約20種類のハチミツを試食できる「天狗屋養蜂店」や猫グッズの専門店「猫の店」といった個性豊かなお店がたくさんあり、ウィンドウショッピングだけでも楽しめます。

安曇野大王わさび農場で長野名物わさびを買う
寿司や刺身につける日本特有の調味料「わさび」。長野の「安曇野(あづみの)」は、このピリッとした辛みが特徴のわさびの名産地です。特に「大王わさび農場」は15 haという世界最大のわさび田が広がるスポット。「わさびソフトクリーム」や「わさびコロッケ」など、とれたてのわさびをふんだんに用いたオリジナル料理を食べることができます。また、わさび畑の風景そのものも魅力的。特にゆっくり回る3基の水車は、黒澤明監督の映画『夢』の舞台として有名です。

上田城を散策する
上田城は1583年に造られ、難攻不落を誇った名城。現在は1626年~1628年頃に創建された「西櫓」や、至る所に残る石垣や土塁(土を盛り上げてつくった小さな砦)が往時の姿を現代に伝えています。また城内への入り口「東虎口櫓門」は、アニメ映画『サマーウォーズ』に出てくる屋敷の門のモデルになった有名な建物。その威風堂々たる門構えを背景に、記念撮影をしてみてはいかがでしょう?
上田城南櫓・北櫓・櫓門の観覧料:一般300円、高等学校以上の生徒・学生200円、小・中学校の児童・生徒100円

妻籠宿(つまごじゅく)で昔ながらの街並みを体感する
江戸時代(1603年~1867年)の主要街道の一つ「中山道」に位置した宿場町。昔の日本の街並みが保存・復元されていて、ノスタルジックな雰囲気を体感できます。立ち並ぶお店には、和風雑貨や伝統的な民芸品など懐かしさを感じさせる品々が置かれています。お店は全て5:00 pm閉店ですが、日没後にほのかな灯りに照らされた姿も情緒豊かでオススメです。民宿もあるので、この地で一晩過ごし、かつての旅人気分を味わってみては?

冬は白馬でスキーとスノーボードを体験する
3,000 m級の山々を望む「白馬」は、スキーとスノーボードが盛んなエリア。ゲレンデにはパウダースノーが降り積もり、良質な雪の上で爽快感あふれる滑走を楽しめます。最長滑走距離8 kmのロングクルージングができる「白馬八方尾根スキー場」をはじめ、個性豊かなスキー場が10カ所存在。様々なコースの中から、自分のレベルにあったコースを選べます。成田空港からの高速バスがあり、簡単にアクセス可能。英語表記のメニューがある飲食店や宿泊施設も多く、外国人リピーターも少なくない名所です。

中信エリア
県の中部に位置し、「上高地(かみこうち)」や「美ヶ原高原(うつくしがはらこうげん)」など雄大な自然が広がるエリア。また、松本市にある国宝「松本城」は、周囲の自然と伝統的な文化が調和した美しい建物として知られています。
上高地で大自然を満喫する
「上高地」は、標高約1,500 mに位置する山岳景勝地。雄大な山々や美しい池と湖、そして緑豊かな木々が絶景をつくり出しています。特に有名なのが「大正池」。鏡のように澄んだ湖面が美しく、周囲の山々の姿とともに絶好のフォトスポットとなっています。ほかにも上高地のシンボルといわれる「河童橋」や、かつて神域だった「明神岳」周辺の「明神」など、見所がいっぱい。

松本城の美しさは必見!
国内に現存する12の天守(お城のシンボルとなる建物)の一つで、現存する五重天守の中では日本最古。黒漆が塗られた壁面と白く装飾された破風(屋根の三角形部分)とが絶妙なコントラストを生み出し、背景の山々によく映えます。ディティールのデザインも見所。戦いに備えた無骨な造りながらも、ところどころに独自の装飾が取り入れられ、格式の高さを誇示しています。
観覧料:一般610円、小・中学生300円、小学生未満無料

美ヶ原高原でハイキングする
「美ヶ原高原」は標高2,000 m、面積約600 haの高原。360度見渡す限り雄壮な山々が広がり、放牧中の牛たちが草を食べる牧歌的な景色や、可憐な花々が咲き誇る風景を見ることができます。彫刻作品など約350点が屋外に展示されている「美ヶ原高原美術館」もぜひ訪れてみてください。また夜には満天の星、早朝には日の出に染まる雲海といった絶景も見られます。高原周辺のキャンプ場やコテージに宿泊すれば、絶景三昧の一日を送れるかもしれません。

長野ならではの観光列車「ろくもん」に乗る
長野駅-軽井沢駅間を走る観光列車。車内は木材をふんだんに使用した温かみのある造り。全車両が食堂車で、浅間山や千曲川の絶景を眺めつつ、沿線地域の食材を堪能できます。食事プランは複数あり、洋食や懐石料理、創作料理などから選択可能。電話や各駅の窓口のほか、公式ホームページからも予約できます。
料金例(食事付きプラン ろくもん1号):14,800円
南信エリア
県の南部に位置し、東西を険しい山々に囲まれた自然豊かなエリア。「天竜川」の舟下りや「阿智村」での天体観測、「諏訪湖」での花火観賞、「千畳敷カール」でのハイキングなど、様々な体験ができると人気です。
天竜舟下りを体験する
「県立公園鵞流峡」の急流を小舟で下っていくアクティビティ。船頭の巧みな櫂さばきを頼りに、水しぶきを浴びつつ進む体験はとてもスリリング。運行コースは弁天港-時又港間の6kmで所要時間は約35分。「ゆっくり景色を楽しみたい!」という方には「天竜ライン下り」がオススメ。天龍峡温泉港-唐笠港間をゆっくり約50分かけて下り、四季折々の自然の風景を楽しめます。
天竜舟下り料金:一般(中学生以上)2,400円、子供(小学生)1,200円

昼神温泉でリラックス
「日本で一番美しい星空」を眺められるといわれているのが「阿智村」。豊かな自然の中、無数の星が頭上に輝く絶景を見ることができ、思い出に残るような一夜を過ごせます。
星空だけではなく、南信州を代表する温泉地「昼神温泉」でも有名。「美人の湯」と呼ばれるなめらかな肌触りの湯に浸かり、日常を忘れてリラックスできます。この名湯に癒やされつつ、星空を眺める贅沢なひとときを過ごしてみてはいかがでしょう?

諏訪湖の花火大会を見る
夏の諏訪湖といえば必見なのが花火大会。例えば毎年8月15日に開催される「諏訪湖祭湖上花火大会」が挙げられます。全国屈指の規模を誇り、4万発もの花火が夏の夜空と湖面を華やかに彩ります。また、毎年9月の第1土曜日には「全国新作花火競技大会」を開催。創作花火が披露され、芸術的な風景を楽しめます。ほかにも7月下旬〜8月下旬には毎晩約15分の花火の打ち上げを実施。夏に諏訪を訪れるなら、ぜひ観覧してくださいね。

駒ヶ岳ロープウェイで千畳敷カールに登る
ロープウェイに揺られること約7分半、標高2,612 mという日本一高い場所に位置する駅「千畳敷駅」を降りた先に広がるのが「千畳敷カール」。氷河期に氷で削られた独特の地形とともに、可憐な高山植物が咲き誇る美しい風景を眺めることができます。また9月下旬~10月上旬には紅葉が見頃。特にロープウェイから見下ろす山肌を埋め尽くすほどの黄金色が絶景です。
ロープウェイ往復運賃:一般(中学生以上)2,260円、子供(小学生)1,130円

いかがだったでしょうか?長野にはほかにも「諏訪大社」や「野沢温泉」などがあり、様々な魅力にあふれています。ぜひこの記事を参考に、旅行プランを立ててみてくださいね。
※本記事の情報は執筆時または公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。
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