
- 2018.08.31
- iizuka
悠久の大自然を見に行こう!鹿児島ですべきこと20選
九州の鹿児島は、火山島「桜島」や世界遺産「屋久島」など雄大な自然の数多く残る県。その一方で伝統的な建物が多く、日本の歴史に触れることもできます。今回はそんな鹿児島でするべきこと20選をご紹介!
【鹿児島ってどこにある?】
九州本土南部と、屋久島や奄美大島などの薩南諸島から成るエリア。県外から訪れる場合、飛行機の利用がオススメ。鹿児島空港まで福岡から約60分、大阪から約70分、東京からは約110分です。またソウル、上海、台北、香港からの直行便もあり好アクセス。

【薩摩エリア】
県内西部エリア。鹿児島市を中心に、「仙厳園」のような伝統的な日本文化が数多く残されています。県のシンボル「桜島」をはじめ、悠久の自然風景が広がっているのも魅力。
曽木の滝公園で豪快な滝を見る
伊佐市に位置する自然公園。東洋のナイアガラとも呼ばれる「曽木の滝」が有名です。幅210m、高さ12mという雄壮な滝で、岩肌を削るように流れ落ちるさまは圧巻の一言。また園内には四季折々の植物が植えられていて、春には桜やつつじ、秋にはイチョウやモミジが豪快な滝に繊細な彩りを与えます。毎年11月下旬には「もみじ祭り」を開催。滝のライトアップなどが行われるので、お見逃しなく。


桜島フェリーに乗って、桜島を訪れる
「桜島」は、鹿児島市の市街地対岸に位置する火山島。モクモクと噴煙をあげる雄大な景観が人気で、鹿児島のシンボルとして親しまれています。「桜島フェリー」を利用して、この島に上陸可能。溶岩原上の遊歩道や大量の火山灰に埋没した鳥居など、火山島ならではの観光スポットが目白押し。特に「湯之平展望所」からの眺めが絶景。迫力満点の山肌を間近に見たり、溶岩原を見下ろしたりできます。
フェリー運賃:大人160円、小児(1歳~小学生)80円


名勝 仙厳園を散策する
1658年、当時の藩主が築いた別邸。皇族やロシア皇太子、イギリス皇太子を迎え入れるなど、迎賓館の役割を担うほどの格式の高さを誇り、仙巌園内にある旧集成館の一部は世界文化遺産に登録されています。周囲の景観と調和した庭園が有名。桜島を築山に、錦江湾を池に見立てた雄大な絶景が広がります。
入場料:大人・高校生以上1,000円、小中学生500円
※御殿の観覧には別途料金が必要


城山展望台で絶景を楽しむ
鹿児島市市街地中心部、標高107mの「城山」山頂に位置する展望台。錦江湾に堂々と浮かぶ桜島を一望可能な絶景スポットです。夜には市街地の夜景も見渡せます。周辺にはクスの大木やシダ・サンゴ樹など600種以上の温帯・亜熱帯性植物が自生。遊歩道が整備されているため、散策も楽しめます。

カゴシマシティビューで市内を巡る
鹿児島市内の主要な観光スポットを巡るバス。鹿児島中央駅を発着点に、天文館や仙巌園などの名所を1周約80分で周遊しています。1日乗り放題の「一日乗車券」もあり、市内観光の際にぜひ活用したい交通機関です。土曜日には「夜景コース」を運用。美しくライトアップされたスポットの巡回をしています。
運賃:大人190円、小学生以下100円
一日乗車券:大人600円、小学生以下300円
おはら祭を見る
鹿児島市の天文館一帯で、毎年11月2日・3日に催される南九州最大のお祭りです。民謡「おはら節」などに合わせて踊る「総踊り」を中心に、2万人を超える老若男女がさまざまな踊りを披露。総踊りには飛び入り参加OK。なので、一緒に踊って一体感に包まれることができます。そのほか女性がたくましく太鼓をたたく「おごじょ太鼓」や電飾を施された「花電車」なども見どころ。

写真提供:公益社団法人 鹿児島県観光連盟
天文館をぶらぶら散策
南九州随一の繁華街。市電「天文館通電停」のすぐそばに位置しています。アーケード内には郷土料理店やカフェ、レストランなどのグルメスポット、みやげもの店やブティックといったショッピングスポットが目白押し。さまざまなジャンルのお店があるため、見て回るだけでも楽しめます。また「鹿児島ラーメン」の有名店も複数存在するので、ご当地ラーメンに舌鼓を打ちたい方にもオススメ。
薩摩切子をお土産に買う
鹿児島のガラス工芸品。19世紀、海外との交易品として開発されたものです。透明なガラスに色ガラスを被せ、上から模様を切り出しているのが特徴。職人の手がける緻密なカットとグラデーションによって、まるで宝石のようにきらめく美しさが魅力的です。製品はロックグラスやタンブラーのほか、ペンダントやイヤリングなど多種多様。安価なものから高級品まで、幅広い値段帯から選べます。

かごっまふるさと屋台村で名物の黒豚料理を食べる
鹿児島のグルメといえば外せないのが黒豚料理です。特に名ブランド「かごしま黒豚」は他の豚肉と比べてアミノ酸の量が多いのが特徴。旨味が多くてやわらかく、脂がさっぱりしていてジューシーです。県内には多数の黒豚料理店がありますが、オススメなのが「かごっまふるさと屋台村」。個性豊かな屋台が軒を連ねる観光施設です。この施設には黒豚料理店が7店舗入っていて、しゃぶしゃぶや串焼きなど、さまざまな調理法で黒豚を堪能可能です。
さつまあげにチャレンジ!
塩などで味を付けた魚のすり身を成形し、油で揚げた食品。鹿児島の伝統的な郷土料理で、県内では「つけ揚げ」とも呼ばれています。お店によって味付けや使用する具材が異なり、お土産にもぴったり。お酒のおつまみとして食べたり、うどんの具にしたりと色々な食べ方で楽しめます。低カロリー、低脂肪なのが特徴。しかもたんぱく質、カルシウムが豊富に含まれており、非常にヘルシーな食べ物です。

知覧武家屋敷庭園を散策する
「知覧」は、武士達の屋敷が数多く残るエリア。箱庭のような美しい街並みから、薩摩の小京都とも称さています。折れ曲がった通りと、それに沿うように連なる石垣や生垣の景観が特徴。これは外敵が攻めにくいよう工夫した結果だといわれています。通りだけでなく一般公開されている七つの庭園もオススメ。約260年前の優れた意匠が高く評価されていて、国の名勝に指定されています。
入園料:大人500円、小人300円


たまて箱温泉で絶景風呂を体験
トリップアドバイザーの日帰り温泉&スパランキングで4年連続1位に輝いた絶景温泉。指宿(いぶすき)市の観光施設「ヘルシーランド」の敷地内に位置しています。露天風呂からは東シナ海を間近に見ることができ、雄大なパノラマ風景を堪能可能。和風露天風呂からは名峰「開聞岳」、洋風露天風呂からは奇石「竹山」も眺望できます。
露天風呂料金:大人(中学生以上)510円、小人(小学生以下)260円
※露天風呂は2種類あり、男女日替制

吹上浜(ふきあげはま)砂の祭典を見に行く!
日本三大砂丘の一つ「吹上浜(ふきあげはま)」で、毎年5月吹上浜(ふきあげはま)に行われる祭典。約100基もの砂像が立ち並ぶイベントです。3mから8m級の巨大なものをはじめ、精緻に作り上げられた技巧派の作品まで見どころ満載。花火や砂像制作体験、物産コーナーなどさまざまな催しも企画されています。
入場料(当日券):大人500円〜、小・中学生300円〜、小学生未満無料
※期間によって料金は異なります

指宿(いぶすき)温泉で砂むし体験をする
指宿(いぶすき)といえば有名なのが「砂むし温泉」。温泉によって温められた砂に身体を埋めるユニークな入浴法です。血液の循環が促進されることによって神経痛やリウマチ、美容などに効果があるとされています。波の音を聞きつつ砂の上に寝転ぶ心地良さも人気。リラックスしすぎてウトウトしてしまうかもしれません。
料金例(山川砂むし温泉「砂湯里~さゆり~」):大人(中学生以上)820円、小人(小学生以下)460円
【霧島・姶良(あいら)エリア】
県内中部、鹿児島湾に臨むエリア。丸尾滝(まるおのたき)や龍門滝に代表される雄壮な自然の中、霧島神宮や和気(わけ)神社などの古社が伝統を保ち続けています。霧島温泉郷といった温泉地でも有名。
霧島神宮を参拝する
建国神話に登場する皇祖神をまつる由緒正しい神社。創建は6世紀ごろとされています。深い緑に囲まれた境内にたたずむ社殿は、格調高い朱塗りで絢爛豪華。周辺地域は昔から不思議な現象が起こるといわれていて、パワースポットとして知られています。年間100以上の祭儀が行われることでも有名。特に毎年元旦と2月11日に奉納される「九面太鼓」は、勇壮な郷土芸能として高い評価を得ています。

霧島温泉に行く
霧島市には大小さまざまな温泉地があり、源泉かけ流しの天然温泉や足湯を気軽に楽しむことができます。中でもオススメのエリアが「霧島温泉郷」。霧島山を中心に宿泊施設が点在していて、あちらこちらから真っ白な湯けむりが上がっています。泉質は硫黄泉や重曹泉など多種多様。神経痛やリウマチ、胃腸病に効用があるとされています。周囲には手つかずの自然が広がり、散策にぴったり。エメラルドグリーンに見える滝壺が人気の「丸尾滝」などがあります。


【大隅エリア】
県内東部エリア。太平洋と東シナ海に面した「佐多岬」の雄大な自然美から、「垂水(たるみず)千本イチョウ園」に植えられた1,200本以上のイチョウが織りなす繊細な美しさまで、豊かな自然のつくり上げた絶景が各地に広がっています。
溝ノ口洞穴を訪れる
近年注目を集めている曽於(そお)市の名所。霧島山系から湧き出る水の侵食作用がつくり上げた洞窟です。大きさは横13.8m、高さ8.6m、全長224m。洞穴内には縄文時代(約1万2000年前から約2400年前にかけての期間)の人々の生活跡があり、学術的にも貴重です。洞穴前の鳥居や観音像が神秘的な雰囲気を醸し出しており、パワースポットとしても人気。毎年4月8日に近い日曜日には「溝ノ口岩穴祭り」が開催され、勇壮な踊りが披露されます。

【薩南諸島エリア】
九州南方の島々から成るエリアです。原生林の生い茂る「屋久島」や、東洋の真珠と称される美しいビーチの広がる「与論島」など、どの島も個性豊か。交通手段は鹿児島空港などからの飛行機と、九州本土あるいは沖縄からの連絡船です。
縄文杉を見る(屋久島)
屋久杉を代表する最大級の巨木。定説では樹齢3500年で胸高周囲は16.4m、樹高25.3m。島内に自生する杉の中で最大の幹周りを誇る一方、背が低くずんぐりしているのが特徴。台風の影響でこのような樹形になったとされています。メインルートの荒川登山口から縄文杉までは往復で9時間から10時間程。本格的なトレッキングをする必要がありますが、登山道は整備されているので、登山経験などがなくても訪れることができます。

白谷雲水峡を訪れる(屋久島)
映画「もののけ姫」のモデルにもなった自然休養林。標高600mから1,300m、面積424万平方メートルにわたって広がっています。白谷川沿いに整備された歩道にはシダやコケが生い茂り、きりたった渓谷や川岸の花々が幻想的な景色を織りなしています。推定樹齢3000年の弥生杉や奉行杉、七本杉なども見どころ。観賞コースには所要時間1時間、3時間、4時間の3種類があり、プランに応じてチョイス可能です。

浦田海水浴場で海水浴をする(種子島)
種子島の北端に位置する海水浴場。真っ白な砂浜と青い空、そして透明度抜群の海が南国のような美しい風景を織りなしています。入江にある静かな海なので、子どもも安心して海水浴が可能。釣りやスキューバダイビングなどのアクティビティも盛んで、キャンプ場まであります。西之表港より車で20分。美しい海沿いのルートを通るのがオススメです。

いかがだったでしょうか。県内にはこの他にも魅力的なスポットがまだまだたくさんあります。興味をお持ちになったら、ぜひ調べてみてくださいね。
※本記事の情報は執筆時または公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。
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