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京都のおすすめ石庭5選

2016.08.10

Writer name : HITODE 3

石庭は白砂や小石を使って、水面や水の流れなどを表現する極めて抽象的な庭園様式です。今回は京都で見ておきたいおすすめの石庭5選をご紹介します。

1. 龍安寺(りょうあんじ)

1450年に創建された禅寺「龍安寺」は、枯山水の方丈庭園で世界的に有名です。枯山水とは、石や砂などにより山水の風景を表現する庭園様式のことです。幅約25m、奥行約10mの敷地に白砂が敷き詰められ、大小15の石が配置された石庭は、木や水を用いることなく、自然を表現しています。あまりにも抽象的な表現のため、様々な解釈がなされています。この石庭は、どの位置から眺めても必ずどこかの1つの石が見えないように配置されていることでも有名。ぜひ様々な角度から眺めてみてくださいね。


1. 龍安寺(りょうあんじ)


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2. 建仁寺(けんにんじ)

「建仁寺」は、日本に禅宗を広めた栄西が1202年に創建した京都最古の禅寺です。建仁寺の境内には白砂に縁苔と巨岩を配した枯山水庭園「大雄苑」や、四面正面の枯山水式庭園「潮音庭」、「○△□乃庭」といった日本庭園があります。○△□という3つの図形は、宇宙の根源的な形態を示していると言われ、禅宗の四大思想を地(□) 水(○)火(△)で象徴したものと言われています。 どの庭も趣があり、思わず時間を忘れてうっとりと見とれてしまう魅惑的な庭園です。

潮音庭

○△□乃庭


2. 建仁寺(けんにんじ)


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3. 仁和寺(にんなじ)

御室の桜で有名な仁和寺は886年創建の大変歴史のある寺院です。御室御所(おむろごしょ)という別名の通り皇室と縁が深く、明治期まで皇族が住職を務めた格式高い寺院です。仁和寺には「宸殿(しんでん)」(儀式や式典に使用される御殿の中心建物)を挟んで2つの庭園があります。南庭は左近の桜、右近の橘が植えられ、その前方に白砂と松や杉を配した、簡素で趣のある庭。一方北庭は南庭とは対照的に池泉回遊式(中心に池を設け,その周囲を巡りながら観賞する)の雅な庭園となっています。


3. 仁和寺(にんなじ)


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4. 東福寺(とうふくじ)

紅葉の名所としても知られる東福寺は1236年から19年の歳月をかけて建てられた巨大寺院です。東福寺には方丈(禅宗寺院の住持や長老の居室)を囲んで東西南北に4つの庭園があります。京都には多くの庭園がありますが、方丈の四周に庭園を巡らせたものは、東福寺の庭園のみです。1939年に重森三玲(しげもりみれい)によって造園された庭園は、創建年代の鎌倉時代の質実剛健な庭園の風格を基調にしながらも、モダンな作りの枯山水庭園になっています。どの庭も趣がありますが、特におすすめなのが、北と西にある市松模様の庭です。

南庭

北庭


4. 東福寺(とうふくじ)


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5. 大徳寺(だいとくじ)

1325年に創建された大徳寺は、京都でも有数の規模を誇る禅宗寺院で、広い境内には24もの塔頭(たっちゅう=大寺院の敷地内にある小寺院)があります。そのうちの龍源院(りょうげんいん)、瑞峯院(ずいほういん)、大仙院(だいせんいん)、高桐院(こうとういん)の4つの塔頭は常時拝観可能です。それぞれに見応えのある庭園がありますが、特に大仙院の庭園は枯山水の名園として知られています。国の特別名勝に指定されている書院庭園は、鶴島と亀島の間の蓬莱山から流れ落ちる滝が、大河となって大海に流れ込む様を石だけで表現しています。一方、方丈南庭は白砂の中に2か所の砂盛を配したのみの簡潔な作りで大海を表現しています。

方丈南庭


5. 大徳寺(だいとくじ)


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京都には情緒あふれる庭園がまだまだたくさんあります。お気に入りの庭園を見つけて、のんびり過ごしたり、瞑想したりするのもおすすめですよ。

※本記事の情報は執筆時または公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

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