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古くから親しまれる伝統の味「新潟」の郷土料理5選

日本海に面した「新潟県」には魚介類などを活かした郷土料理がたくさんあります。今回の記事では、なかでも特にオススメしたい5つの料理をご紹介。古くから親しまれているその魅力に迫ります。

2017.09.21
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1. へぎそば

まず最初にご紹介したいのは、新潟県中南部の魚沼地方に古くから伝わる「へぎそば」です。「へぎ」と呼ばれる四角い形状の器の上に、茹でた蕎麦を一口サイズごとにまとめて盛りつけたもの。麺には「布海苔」という海藻が練り込まれており、独特の喉ごしと強いコシのある食感が特徴です。この地方は、高級織物の産地としても有名ですが、元々「布海苔」は織物の横糸をピンと張るために使っていたそう。そういった歴史のなかから生まれた郷土料理なのです。


2. 栃尾のあぶらげ

続いては、新潟県中部・長岡市の栃尾地域に伝わる「あぶらげ」をご紹介します。豆腐を切って水切りし、食用油で揚げたものです。日本全国で広く知られているものは「油揚げ(Aburaage)」と発音されますが、こちらは「あぶらげ(Aburage)」と呼称され、一般的な「油揚げ」が薄く切られているのに対し、「栃尾のあぶらげ」はその約3倍もあるジャンボサイズ(長さ22cm・幅7cm・厚さ3cm)なのが特徴。弾力ある歯ざわりとふっくらとやわらかな食感、クセのない淡泊な風味と香ばしさが魅力です。長岡市内の約20店の豆腐店などで作られています。


公益社団法人 新潟県観光協会

3. のっぺ

「のっぺ」とは、新潟県内で昔から食べられている家庭料理のこと。具材は基本的には、根菜・鶏肉・こんにゃくなどで、さらに里芋によるとろみがついているのが特徴の煮物です。各家庭ごとに具材はさまざまに異なり、鮭やイクラなどの魚介類をのせることもあるそうです。料理屋や居酒屋などでもメニューとして提供されているほか、お正月や冠婚葬祭など年中行事の際の「特別な料理」としても作られます。


4. 鮭の酒びたし

続いてご紹介する「鮭の酒びたし」は、新潟県北部にある村上市に伝わる郷土料理です。オスの秋鮭に塩をすり込んで一週間ほど寝かせ、その後、塩を落として真冬の寒風にさらし、さらに初夏までの半年間日陰干しに。じっくり、ゆっくりと固く乾燥させることで熟成・発酵がすすみ、生の鮭にはない旨味と独特の風味が醸し出されます。完成したら、薄くそぎ切りにして日本酒やみりんに浸して食べます。お酒のおつまみにぴったりですよ。


5. わっぱ煮

最後は、新潟県北部、日本海に浮ぶ島「粟島」に伝わる漁師料理をご紹介します。捕れたてのメバル・カワハギ・アブラコなど、その時期の旬の魚をぶつ切りにして焼いたものと、ネギを使用。杉の木を曲げて作った「わっぱ」と呼ばれる器に、それらの具材を入れてお湯を注ぎ、さらに真っ赤になるほど熱く焼かれた「石」を投入!ぶわっと煮立ったところで味噌を溶き入れる、豪快な磯料理です。ひとくち食べると潮の香りが広がり、海の恵みを存分に感じられますよ。


公益社団法人 新潟県観光協会

いかがだったでしょうか?新潟県へは、東京からは新幹線で最速約1時間40分、大阪からは飛行機で約1時間とアクセスも良好。ぜひ一度足を運んでみてくださいね。

※本記事の情報は執筆時または公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

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Writer: nakamura

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