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「淡い陽」小曽川瑠那

日本の風情ある街並みとアートを楽しむ!「国際芸術祭BIWAKOビエンナーレ2018」

伝統的な日本家屋を保存するために始まったアートイベント、国際芸術祭BIWAKOビエンナーレ。和風建築と現代アートの融合が楽しめるイベントの内容と見どころをご紹介します。

国際芸術祭BIWAKOビエンナーレ2018

BIWAKOビエンナーレの特徴は、150年ほどの歴史がある古い街並みを歩きながら、古民家の中に入って現代アート作品を鑑賞できること。古い日本の家屋が持つ美しさや、人々の生活していた空気が現代アートを引き立たせる、珍しいアートイベントです。総合案内所である尾賀商店は古い建物を生かしたカフェとなっているので、鑑賞に疲れたら一息入れることもできますよ。

2018年会期:9月15日(土)~11月11日(日)10:00 am - 5:00 pm、火曜定休
展示会場:滋賀県近江八幡市旧市街12会場
料金:一般2,200円、学生(大学・専門学校・高校生)1,500円、中学生以下無料

国際芸術祭BIWAKOビエンナーレ2018

滋賀県近江八幡市永原町中12(総合案内所)

国際芸術祭BIWAKOビエンナーレ2018の見どころと魅力

BIWAKOビエンナーレの特徴は、薄暗い古民家に飾られたからこそ、作品の奥行きや陰影を楽しむことができる点。150年ほど前に人々が生活していた空間へ現代アートが置かれると、どこか異質でシュールさが際立つように感じられます。美術館の均質な白壁に飾られたのでは見えてこない味わいを堪能してください。
もう一つ、古い街並みやロープウェーで上れる八幡山を併せて観光できるのも、このイベントの魅力。会場が点在する地域には八幡堀という水路があり、船頭の漕ぐ木船に乗って川下りを楽しむこともできます。流れにゆったりと身を任せながら、古い街並みを眺めるひとときは格別ですよ。
会場にもなっている村雲御所瑞龍寺門跡や八幡山展望館は、広がる水田と琵琶湖のほとり一帯を見渡すことができるビュースポット。城跡なので見事な石垣や石段もあり、展示会場へ向かう間にも見どころがいっぱいです。

撮影:平垣内悠人

どんなアートが見られるの?

2018年のテーマ「きざし~BEYOND」に合わせて、展示作品は「きざし」が感じられるものばかりです。中でもぜひ見ていただきたいのは、今回のメインビジュアルにも使用されている小曽川瑠那の作品。花びらのような柔らかい揺らぎを感じさせますが、実はガラスでできています。
反戦をテーマにして壮大な空間を作り出している榎忠の作品もおすすめ。約7tの薬莢(やっきょう)が山のように積まれ、金属質のソリッドな美しさを見せていますが、同時にこの無数の薬莢が本来どう使われるものなのかを考えずにはいられません。
その他の作品も、壊れた木戸から差し込む光を利用したり、和風庭園に宇宙的な現代アートを置いて違和感を楽しんだりと、この空間だからできるアート作品がそろっています。自分の体を作品と同じ空間に置いて、体感してみてくださいね。

「薬莢/Cartridge」榎忠 2012年 兵庫県立美術館

撮影:豊永政史(SANDWICH GRAPHIC)


「ブランケットが薔薇でいっぱいⅢ」江頭誠

撮影:平垣内悠人

見学する時のコツ

展示会場は全部で12か所ありますが、そのうちの2つは八幡山ロープウェーに乗って行きます。その他は近い場所に集まっているので、すべての展示を見たいと思ったら3~4時間を目安にして回りましょう。
おすすめの回り方は、まず総合受付の尾賀商店でチケットを購入し、パンフレットの番号に従って回っていくルート。全ての展示会場の入口に青い旗が立っているので見つけやすいはずです。

アクセス方法

新快速で大阪駅から約65分、京都駅から約34分で近江八幡駅に着きます。そこからJR近江八幡駅北口の近江鉄道バス6番乗り場で「長命寺・国民休暇村」行きに乗り、「大杉町八幡山ロープウェイ口」で下車します(乗車時間約7分)。東京駅から京都駅までは新幹線で2時間15分です。

イベントを訪れる時はこれに気を付けよう

アートを鑑賞する際に最も注意したいのは、作品や会場となる家屋の破損。今年度もすでに破損してしまった作品があり、会場からも注意喚起がなされています。BIWAKOビエンナーレの特色は、家屋に差し込む光や暗さを生かした作品が多いこと。しかしその反面、会場によっては薄暗く、足元の段差に注意しなければならないところも多いようです。特に小さい子ども連れの場合は抱っこしたまま鑑賞することをおすすめします。足音や話し声がアートの世界観を壊さないよう、静かに鑑賞するのも忘れてはいけないポイントです。

「対象無き祈り」伍嘉浩

撮影:平垣内悠人

いかがでしたか?古い日本家屋と現代アートを同時に楽しめる、BIWAKOビエンナーレ2018!会場周辺に観光スポットも多く、魅力いっぱいのアートイベントです。この記事を参考に、ぜひ訪れてみてくださいね。

※本記事の情報は執筆時または公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

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