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金沢「卯辰山山麓寺院群」で秘仏・秘宝めぐりを楽しもう

ひがし茶屋街界隈から卯辰山山麓にかけ位置する「卯辰山山麓寺院群」は、多くの寺社が集まる、国指定重要伝統的建造物群保存地区です。今回の記事では卯辰山からの眺望を楽しみながら魅力溢れる寺院をめぐりましょう。

2017.07.06
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1. 圓長寺

まずは、ひがし茶屋街の入口に建つ「圓長寺」からスタート!門のそばにある大きな銀杏の木が目印です。
門を入ってすぐ左手にある建物「御輪堂」のなかには、「一切経蔵」と呼ばれる八角型の置物が据えられています。こちらは回転式の書架で、内部には仏教のすべての経典「一切経」の大部分が納められているとか。参拝者が自由に回して動かすことができる造りになっており、一周回しきれば書架を全部読んだときと同じ徳が得られるといわれています。
見た目以上にずっしりと重く、なかなか簡単には回せない…、そんな「一切経まわし」にぜひ挑戦してみてくださいね。

2. 宝泉寺

続いて向かうのは、ひがし茶屋街をぬけ、坂と石段をのぼりきった小高い位置にある「宝泉寺」です。見どころは、寺の本尊「摩利支天」像。戦場の護神である「摩利支天」は武士や忍者たちに愛されていたことで知られ、宝泉寺を創建した前田利常の父で、加賀藩百万石の礎を築いた「前田利家」も守り神として信仰していたそうです。
見どころはそれだけではありません。ここ宝泉寺は、金沢を一望できる絶景スポットとしても有名。お天気に恵まれれば、日本海や、金沢城・兼六園などの観光名所、ひがし茶屋街などを見下ろすことができます。


3. 蓮昌寺

次に向かうのは、寺院群のほぼ中心に位置する「蓮昌寺」。1582年創建の古刹です。見どころは「釈迦如来立像」。金沢三大仏のひとつに数えられる、高さ約4.85mの木造大仏です。
また、画像の「山門」は金沢市指定の有形文化財。普通の屋根以外に左右の控柱の上にも屋根があるのが特徴で、金沢城の石川門の「一の門」と同じ型をしています。小高い場所にあるため、この場所からも金沢市街が一望できますよ。


4. 西養寺

続いて向かうのは天台宗の古刹「西養寺」です。敷地内の樹林は、金沢の保存樹林に指定されており、桜・新緑・紅葉と四季折々の景観を楽しむことができます。また、本堂と鐘堂は金沢市の指定文化財に登録されています。
見どころは、このお寺に秘蔵されている「釈迦出山図」の掛軸。見つめていると釈迦如来の目が動くといわれるユニークなものです。見学するには事前に電話での予約が必要なので、ご注意を。


5. 全性寺

秘仏・秘宝めぐりのラストは、寺院群の中で飛びぬけて美しい楼門・仁王門を有する「全性寺」です。画像にも写っているこの門は金沢市の指定文化財で、赤色で彩られていることから別名「赤門」とも呼ばれています。
また、こちらの楼門には、健康と健脚を願って奉納された「わらじ」がたくさん掛けられているのも珍しい特徴です。サイズも小さなものから巨大なものまでさまざま。わらじに触ると健康になれる、なんて言い伝えもあるそうですよ。



いかがだったでしょうか?それぞれの寺社の間隔は徒歩で5〜15分程度で移動できる距離です。途中、坂道や階段などもありますが、ぜひゆっくり歩きながら寺院群めぐりを楽しんでくださいね。

※本記事の情報は執筆時または公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

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Writer: nakamura

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