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名庭園の宝庫!金沢の歴史ある庭園めぐり5選

金沢には日本三名園の一つとして知られる兼六園の他にも由緒のある庭園が数多くあります。今回は兼六園から近い金沢の美しい庭園をめぐります。

2017.06.22
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1. 武家屋敷 寺島蔵人(てらしまくらんど)邸

江戸時代(1603年~1868年)中期の家屋、土蔵、土塀、庭園が残る、中級武士寺島蔵人の武家屋敷跡。家屋の北側と東側には、池を中心とした池泉回遊式庭園があり四季折々の表情を見せてくれます。特に、樹齢300年以上のドウダンツツジが春に開花し、秋に紅葉する様子は見事。他にも総数200本以上の木々たちが、訪れた人を1年を通して楽しませてくれます。希望者は茶室で抹茶(300円)を飲むことができますよ。画家としても知られる蔵人の絵画をはじめ、見ごたえある作品を展示している展示室もお見逃しなく。

1. 武家屋敷 寺島蔵人(てらしまくらんど)邸

2. 西田家庭園 玉泉園

約400年前、上級武士脇田家が約100年かけて作った庭園です。お隣の兼六園の樹木を背景にした、本庭、西庭、東庭からなる起伏に富んだ池泉回遊式庭園で、玉澗流(ぎょっかんりゅう)という日本で6例しか見つかっていない幻の様式の一つ。座敷に座ったときに最も美しく見えるよう作られているそうですが、樹木や水芭蕉、隠れ切支丹灯籠など見所も多くあります。また、金沢最古の茶室「灑雪亭(さいせつてい)」では、庭園を眺めながらお抹茶と和菓子を味わえます(1,500円(入園料含む))。

3. 成巽閣(せいそんかく) 飛鶴庭(ひかくてい)

1863年に加賀藩の長、前田家奥方の隠居所として作られた屋敷の庭園です。国指定名勝として知られ、通常は非公開ですが、茶室「清香軒」、「清香書院」とともに、特別公開の期間が設けられています。苔で覆われた趣のある平庭と、色壁など女性の邸宅ならではの優美さを見ることができます。

休館日:水曜日(祝日の場合翌日)
※見学には事前にFAXか電話で予約が必要です。
※特別公開期間2017年4月20日~11月30日

3. 成巽閣(せいそんかく) 飛鶴庭(ひかくてい)

4. 武家屋敷跡 野村家庭園

長町で唯一公開されている中級武士野村家、武家屋敷の庭園。兼六園と比べると小規模ですが、2003年にはアメリカの庭園専門誌で日本庭園ランキング第3位に輝き、建物との調和や質の高さを評価された美しい庭園です。樹齢400年の山桃や石の大架け橋などのバランスが美しく、濡れ縁(あまざらしの縁側)のすぐ下には水面が迫り、屋敷と庭園の調和が見事。濡れ縁に座ると時を忘れて見入ってしまうかも。2階には庭園を眺めながら抹茶(300円)を飲める茶室があります。


4. 武家屋敷跡 野村家庭園

5. 加賀之国金沢鎮座 尾山神社 神苑

「神門」で有名な尾山神社にある、加賀藩主の旧金谷御殿庭園の一部で300年以上前に作られた名園です。地泉回遊式庭園で、池泉の中島に架けられたいくつかの趣向を凝らした橋や数段の流れを作った滝が美しい。また、琴橋、琵琶島、鳳笙島(ほうしょうじま)など庭の各所に古代舞楽の楽器(琴、琵琶、笙)を模してその名がつけられたことから「楽器の庭」とも呼ばれています。秋には見事な紅葉を見ることができ、市街地にある穴場の名所となっています。


5. 加賀之国金沢鎮座 尾山神社 神苑

紹介した庭園は、兼六園とあわせて1日で回ることも可能です。自然を凝縮した、庭師の芸術が詰まった日本庭園。武士の時代から守られている名園の数々。日本庭園の醍醐味、石、木々、池の配置の美しさを楽しんでくださいね。

※本記事の情報は執筆時または公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

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Writer: KAMIOKA

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