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加賀百万石の魅力に迫る!金沢城の楽しみ方

「加賀百万石」と呼ばれ、江戸時代(1603年~1868年)に諸侯が治める領地としては日本最大規模だった加賀藩の藩主前田氏の居城であった金沢城。現在では金沢城址を通して、当時の姿を知ることができます。今回は金沢城の見どころを詳しくご紹介します。

2017.05.11
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金沢城とは?

金沢城は、江戸時代の有力大名のひとりであった加賀藩主前田氏の居城でした。金沢の観光スポットとして有名な「兼六園」は、金沢城に付属して造られた庭園として知られています。典型的な平山城(平野の中にある山、丘陵等に築城された城)で櫓(やぐら)を多用した構造が特徴。1996年以降は「金沢城公園」として一般公開されています。度重なる火災により、「石川門」と「三十間長屋」以外の建物は全て消失しましたが、絵図や古文書などをもとにさまざまな建築物や庭園を忠実に復元。現在もその姿は多くの人々を魅了しています。

入場料(菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓・橋爪門) 大人(18歳以上)310円、小人(6歳~18歳未満)100円


1. 橋爪門

金沢城には「橋爪門」「河北門」「石川門」の3つの門があります。 「橋爪門」は、最も格式の高い門とされていましたが、1881年の火災で焼失。史実に添い、専門家の考察を十分に行って2001年に復元されました。見事な城門と進行方向に対して正方形の石を45度になるよう敷かれた敷石の美しさが見どころです。


2. 河北門・石川門

「河北門」も、現存する絵図、古写真、文献及び埋蔵文化財の調査結果を踏まえて2009年に復元された、重厚感のある門。一の門の正方形の瓦と漆喰で作られた「海鼠(なまこ)壁仕上げ」といわれる土塀が見どころです。
また、兼六園から近い「石川門」は重要文化財に指定されており、夜間はライトアップされます。一の門を入ったところには、左右で見た目も積み方も異なる石垣が。こちらも要チェックです。

※写真上が「河北門」、下が「石川門」



3. 玉泉院丸庭園

1634年から長い年月をかけて、加賀藩の歴代藩主によって手を加え作庭された独創的な池泉式回遊庭園。明治期(1868年~1912年)に廃絶されましたが、発掘調査や絵図、文献などを参考にして、2015年に江戸時代末期の姿をもとに再現されました。斜面を4段で流れ落ちる滝や、滝が組み込まれた石垣など、隅々まで趣向を凝らした見事な造形は必見です。


4. 大手掘・いもり掘

金沢城の周囲には、かつて「大手堀」「いもり堀」「百閒堀」「白鳥堀」の4つのお堀がありました。「大手堀」のみが現存し、他の3つは埋め立てられましたが、「いもり掘」は現在復元されています。大手堀沿いは江戸時代の風景を楽しめ、「いもり堀」沿いでは、屋外展示されている金沢城の石垣を鑑賞することができます。

5. 菱櫓・橋爪門続櫓・五十間長屋

金沢城には櫓がたくさんあり、その壮大さが見どころです。なかでもおすすめなのが広い視界を確保するため建物の平面が菱形の「菱櫓」、近世以降建てられた木造城郭建築物としては全国規模を誇る「橋爪門続櫓」。その二つの櫓を結ぶ多門櫓(石垣の上に建てられた長屋状の櫓)が「五十間長屋」です。記念撮影のスポットとしても人気。内部も見学できるので、ぜひ行ってみましょう。

6. 石垣巡り

金沢城は、種類豊富な石垣も見どころのひとつです。江戸時代に起こった火災や地震被害による修築が行われたこともあり、城外の野趣あふれる石垣や、配色に凝った石垣など場所や時代によって異なる石積みの技術やデザインを楽しめます。その多彩さは「石垣の博物館」と呼ばれるほど。石垣に注目しながら見学するのも楽しいですよ!


いかがでしたか?ぜひ金沢を訪れた時は、今回の記事を参考に金沢城見学を満喫してくださいね!

※本記事の情報は執筆時または公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

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Writer: o-dat

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