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金沢に来たらぜひ訪れたい、21世紀美術館の楽しみ方

2004年、「新しい文化の創造」と「新たなまちの賑わいの創出」をコンセプトに誕生した「金沢21世紀美術館」は、年間200万人もの人が訪れる人気の観光スポット。今回はその魅力と見どころをご紹介します。

2016.12.08

1. 建築を堪能する

「金沢21世紀美術館」の設計を担ったのは、建築家の妹島和代と西沢立衛のコンビニよるSANAA。フランスのルーヴルランスなど、近年の主要な美術館建築を手がけ、世界的にも有名な建築家ユニットです。 誰もがいつでも立ち寄ることができ、様々な出会いや体験の場である公園のような美術館をコンセプトに設計された円形の建物は、正面や裏側といった区別がなく、敷地内のどこからでも訪れることができるようになっています。また、外壁や建物内の壁面にガラスを多用し、透明で明るく開放的な空間を演出しています。ここは心地よい開放感に包まれながら現代アートを鑑賞できる何とも贅沢な美術館なのです。


金沢市

館内の休憩スペースにはSANAAデザインのラビットチェアも並んでいます。

1. 建築を堪能する

2. 交流ゾーン(無料ゾーン)の展示を楽しむ

金沢21世紀美術館では現代アートを鑑賞するだけではなく、「見て、触れて、体験できる」ための環境づくりや、作品展示に取り組んでいます。屋外にはオラファー・エリアソン「カラー・アクティヴィティ・ハウス」やフェルナンド・ロメロの「ラッピング」など、五感でアートを楽しめる作品が展示されています。美術館の外周部にあたる「交流ゾーン」は、「アートライブラリー」や、「デザインギャラリー」などがあり、いつでも無料で入場可能、文字通り気が向いたときに気軽に訪れて現代アートに触れることができるスペースとなっています。また、キッズスタジオや、託児所もあるので、小さいお子さん連れでも安心してゆっくり美術館賞を楽しむことができますよ。

屋外の恒久展示作品は子供達に大人気です。

ジェームス・タレルの「ブルー・プラネット・スカイ」。立方体の空間にぽっかり空いた正方形の開口部から空が見え、朝から夜まで、絶え間なく変化する光を体感することができます。

3. 常設展示、企画展を鑑賞する

円形の建物の真ん中に位置する有料の展覧会ゾーンには、それぞれ、大きさ・高さ・形状が異なる14の展示室があり、コレクション展や、様々な企画展が実施されます。展示室はどれも直方体ですが、サイズや照明の方法によって多様な空間に変化します。各展示室の間が離れているため、館内は開放的な雰囲気が漂います。展示室を移動する際に交流ゾーンが見えたり、無料ゾーンと有料ゾーンの境界に中庭を設置し、中庭を介してお互いの雰囲気を感じられるようにしたりと、2つのゾーンが自然に交流できるような工夫がなされています。企画展で使用されない展示室は無料ゾーンとして開放されるので、企画展ごとに無料ゾーンの部分が変わるのもこの美術館の特徴の一つです。

ピピロッティ・リスト「あなたは自分を再生する」

金沢21世紀美術館の「光庭」の設置されたパトリック・ブランの「緑の橋」。わずか14センチの厚さの壁の両面には、金沢の気候に適した約100 種類の植物が植栽されていて四季折々に美しい姿を見せてくれます。

4. カフェレストラン「Fusion21」でランチを楽しむ

美術館東口横にあるミュージアムカフェ「Fusion21」は、「美術館で第2の感動」をコンセプトに、加賀野菜をはじめ、地元食材をふんだんに使用した料理を提供しています。ランチタイムには30種類ほどある前菜ビュッフェとパスタまたはミートミートライスがセットになった「フュージョンランチ(1,800円)」が人気です。白を基調とした店内は、明るく清潔感に溢れ、美術鑑賞の後、ほっと一息つくのにぴったりです。一面ガラス張りになっている窓側の席からは周囲の緑や行きかう人々を眺めることができます。毎朝手作りされるスイーツを頂きながら、ちょっと贅沢な寛ぎのひと時を過ごすのもおすすめです。

4. カフェレストラン「Fusion21」でランチを楽しむ

5. 夜の美術館を楽しむ(無料開放ゾーンのみ)

交流ゾーンは10:00 pmまで自由に入ることができます。静寂に包まれた夜の美術館は、昼間とは異なる風情があっておすすめです。展示作品も昼間とは異なる表情をみせ、光や音が作品に与える影響の大きさを感じることができます。また、仄白くライトアップされた美術館が暗闇に浮かび上がるさまはとても幻想的で、うっとりするほどの美しさ。ロマンチックな雰囲気を味わいたい人はぜひ足を運んでくださいね。


金沢市

日陰のなくなる夜間は美術館の壁の白さと透明さが一層際立ちます。

日中とは違う表情を見せるオラファー・エリアソンの「カラー・アクティヴィティ・ハウス」。ライトアップされて、幻想的な雰囲気が漂っています。

いかがでしたか?アートと一体化した建物や、数々の体験型の展示とコレクションで現代アートの面白さを発信している金沢21世紀美術館の見所はまだまだ沢山あります。ぜひ何度でも足を運んでくださいね。

※本記事の情報は執筆時または公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

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Writer: HITODE3

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