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金沢で買うべき伝統工芸品5選

加賀藩歴代藩主が文化振興に努めていた金沢には多くの伝統工芸が伝わっています。そのラインナップはクラシックなものからポップなものまで多種多様。今回はお土産にもぴったりのおすすめ伝統工芸品を5つ紹介します。

2017.01.12
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1. 九谷焼

九谷焼とは、360年以上もの間、人々から愛され大切に育まれてきた伝統工芸です。その特徴の1つに、藍青色の線と、赤・黄・緑・紫・紺青の5色で器に施された装飾があげられます。そこから、赤を使わない青九谷など、様々なスタイルの九谷焼が誕生しました。ここでは、九谷焼の中でも高い繊細さを誇る「赤絵」をご紹介します。赤絵とは、極細の筆で渋みのある赤色で器全体を綿密に着色してゆく技巧を指します。そうして描き出された緻密かつ緊迫感のある美は、日本独自の伝統工芸と言っても過言ではないでしょう。赤絵九谷を買うなら、多種多様な器が揃う「石黒商店」がおすすめです。ぜひお気に入りの九谷焼を見つけてください。


2. 金沢漆器

金沢漆器とは、優美な貴族文化と力強い武家文化が金沢の地で混ざり合い生まれた伝統工芸です。その特徴は、武士好みのダイナミックな装飾「加賀蒔絵(かがまきえ)」。加賀蒔絵とは、金銀粉が乾く前の漆の上に散らし、装飾を施す技法を指します。金沢漆器を買うなら、創業1780年の「能作」がおすすめ。13品目以上が揃う店内にて、あなたにピッタリの金沢漆器を探してみてはいかがでしょうか?

※画像はイメージです


写真提供:金沢市

3. 加賀てまり

色とりどりの幾何学模様が特徴的な加賀てまり。古くから金沢の子どもたちの玩具として親しまれてきた伝統工芸品ですが、実はそこには娘を想う親の気持ちが込められています。加賀てまりの歴史は、1601年、当時の金沢エリアを治めていた加賀藩主にわずか3歳で嫁いだ珠姫が金沢に持ち込んだのが始まりと言われています。そのため金沢では、娘が嫁ぐ時にその幸せを願い、加賀てまりを持たせるという風習が生まれました。親が子を想う気持ちが込められた可愛らしい加賀てまりをお土産にお考えの方は、ぜひ「加賀てまり 毬屋」をのぞいてみてください!


4. 加賀水引

1917年に誕生した金沢の希少伝統工芸「加賀水引」。この伝統工芸品は現在、津田水引折の4代目、5代目が担っています。水引はもともと結婚などの催事にて、招待客が主催者へ贈る品や封筒につける平面的な飾り紐でした。それを、津田水引折の初代・津田左右吉氏が立体的に造形したことから、現代、オブジェや髪飾りなどといった幅広い用途で人々から愛されるようになりました。加賀水引の多様なラインナップが展示販売されているのは「加賀水引 津田」1店のみ。少しでも気になられた方は足を運んでみてはいかがでしょうか?


5. 金箔

日本の金箔生産量98%以上を支える金沢。金沢は「弁当忘れても傘忘れるな」という言葉が言い伝えられるほど雨の多い地域です。そのため湿度が高く、乾燥との相性が悪い金箔を製造するには最適な環境なのです。そんな金沢には、箔を使った陶器だけでなく、金箔を施したゴルフボールやシャンパングラス、マシュマロなど、金箔を用いた幅広いアイテムを取り扱う「箔一」というお店があります。その店内は、まるで金箔ミュージアムに足を踏み入れてしまったかのよう。金沢に行かれた際はぜひ、金沢発の箔文化の今を、ショッピングしながら学べる「箔一」にお立ち寄りになってみてはいかがでしょうか。


いかがでしたか?金沢に行かれた際は、現地にしかない伝統工芸品を手に取ってご覧いただければと思います。ぜひ、あなたの生活に華やぎを与えてくれるとっておきの逸品を探してみてください!

※本記事の情報は執筆時または公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

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Writer: matsuoka

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