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お土産にいかが?鎌倉で日本の伝統的アイテム印鑑作りに挑戦!

日本人の生活に欠かすことのできない、伝統的なアイテムが印鑑。古くから署名の代わりに使われてきたもので、和の風情を感じさせるお土産としても人気です。そこで今回は、世界で一つだけのオリジナル印鑑作りができる手作り印鑑体験をご紹介しましょう!

日本人は必ず1つ持っている、伝統的工芸品でもある印鑑

印鑑は、木や竹、石や金属などに文字や絵柄などのシンボルを彫刻したもので、「判子」「印章」とも呼ばれます。個人や会社、団体などの印として文書や書類に押すもので、欧米のサインと同じような役割を持っています。その歴史はたいへんに古く、1300年ほど前にはすでに、日本の公の文書に用いられていました。

日本では今も、公的な書類や文書などに押印を求められることが多く、学生が社会人になる際には、必ず1つは自分の印鑑を作ることが習慣となっています。

このように印鑑は、契約や仕事などで使われることが多い一方、印面(文字や絵柄を彫る面)のデザインの美しさや印材(印鑑の材料)の高級な質感などから伝統的工芸品として、また開運を招くラッキーアイテムとしても、日本人の生活に深く親しまれています。

和の風情漂う観光地として人気の高い鎌倉の玄関口である、JR鎌倉駅から歩いて2分ほどの場所にある「鎌倉はんこ」では、訪日外国人向けの手作り印鑑体験が人気です。そこで、オリジナルの印鑑作りに挑戦してみました!

日本人は必ず1つ持っている、伝統的工芸品でもある印鑑

神奈川県鎌倉市御成町5-6-1A

オリジナルデザインの印鑑を作ろう!

1. 印鑑の歴史や役割について知る

今回、印鑑作りを教えてくれるのは、鎌倉はんこ代表の月野允裕さん。まず実際に印鑑作りを始める前に、月野さんが印鑑の歴史や役割をはじめ、印鑑作りの際の文字の配置の仕方や絵柄の書き方などについて、クイズなども交えながら分かりやすく解説してくれました。

ここでの印鑑作り体験は、印面のデザインから下書き、清書、そして印材選びまでです。実際に印材に文字や絵柄を彫るのは専門的な技術が必要なため、お店が彫ってくれます。

2. デザインを考える

日本の一般的な印鑑は、その人の苗字を印面に彫ります。しかしこの体験では、文字だけでなく絵柄を使うなど、デザインは自由自在。専門家である月野さんに相談しながら自分の名前を漢字にしてみたり、ひらがなやカタカナで表すこともできますよ!文字や絵柄の見本、いままで体験した人が実際に作った印鑑のデザインなども参考に、自分だけのオリジナル作品を考えましょう。

3. ラフスケッチを描いてみる

印面のデザイン用下書きをする前に、欄外にラフスケッチを描いてみます。この段階で、文字やイラストの大まかな位置や大きさなどを決めましょう。デザインの際、黒く塗りつぶした部分や文字を書いた部分は印鑑を押したときには色が付き、余白の部分は白くなります。こうした色のバランスも考えて描いてみましょう。

4. 文字の下書きを書く

丸で囲まれた印面デザイン用の枠の中に、シャープペンシルで下書きをします。実際の印面は、デザイン用の丸い枠が縮小されてかなり小さくなります。このため文字は細い線で書くよりも、ある程度の太さで書くことがポイントです!

5. 絵柄の下書きを書く

文字の下書きを書いた後は、絵柄の下書きをします。「絵柄の場合、輪郭で囲む部分はしっかりと囲み、空間をあけたい部分ははっきりと空間をあけておくことがポイントですよ」と、月野さんが教えてくれました。

6. デザインの最終チェックをしてもらう

下書きが出来上がったら、月野さんにチェックをしてもらいます。「絵柄の竹の輪郭の部分は、もっとはっきりと太く描いた方がいいですね」とのアドバイスをいただきました。

7. 清書をする

下書きを手直ししたら、いよいよ筆ペンでの清書!ここが一番緊張する作業です。下書きに沿って、文字や絵柄に慎重にペンを入れていきます。精神を集中して行う清書は、日本のお寺で行う写経にも通じるような、独特の緊張感が心地よいですよ。

8. 材料を選ぶ

清書が済んだら、デザインした印面を彫る印材を選びます。伝統的な印鑑用の木材であるツゲや、彩りも美しいカラーアクリルなど種類も様々。今回は、透明感のあるアクリルの印材を選んでみました。あとは、お店の人が印材に彫刻をしてくれます。

9. 出来上がりを待つ

彫り終えるまで1時間ほど時間がかかりますので、その間、店内にある美しい印鑑や印鑑ケースなどを見て楽しむのもよし、鶴岡八幡宮や大仏など、周辺の見どころに足を延ばしてみるのもオススメです。

10. 完成

1時間後、ついに自分だけのオリジナル印鑑が完成!「ケン」という名前を漢字にし、日本らしい竹の絵柄もあしらってみました。我ながら、なかなかの出来だと大満足です。

印鑑についてのお話からオリジナル印鑑が完成するまで、およそ2~3時間の体験を通じて、この国独特の習慣と伝統工芸に直接ふれることができました。

世界に1つだけの自分の印鑑を作ったので、和の色合いやデザインが美しい印鑑ケースも併せてお土産に購入してみては、いかがでしょう?

基本情報

鎌倉はんこ
住所: 神奈川県鎌倉市御成町5-6-1A
TEL: 0467-37-9297
営業: 10:30 am - 6:00 pm (手作り印鑑体験は1日2人まで、要予約)
休み: 火・水曜休(不定休あり)
料金: 1,980円+印材費980円~(指導は英語のみ)

日本の伝統が色濃く残る景勝地・鎌倉での、手作り印鑑体験レポートはいかがでしたか?印鑑作りを教えてくれた月野さんは、「日本人は大人になると、必ず1人1つ、自分の印鑑を作ります。ぜひ海外の皆さんも、日本の美を感じさせるオリジナルデザインのご自分の印鑑を作り、お土産やサインの代わりに活用してはいかがでしょう」と話してくれました。

※本記事の情報は執筆時または公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

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