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【姫路城】見学ルートを徹底解説!歴史&お役立ち情報

日本で最初に世界遺産に登録された「姫路城」!白く美しい外観だけでなく、城の内部もスマホアプリでAR動画を見ながら楽しく見学できますよ。今回は姫路城観光がさらに楽しくなる知識や見どころを徹底解説していきます。

姫路城とは

シラサギが羽を広げた姿のように見えることから「白鷺城」とも呼ばれる「姫路城」。外観の美しさもさることながら、姫路城にはスマホアプリ(日本語・英語対応)を使ったAR動画や無料Wi-Fi、19⾔語に対応したパンフレットなど、訪日観光客に楽しんでもらうための工夫がいっぱい!2018年には約38万人の訪日観光客が訪れた人気スポットとなっています。

姫路城とは

兵庫県姫路市本町68

姫路城の歴史

1346年頃に築城された姫路城。現在見られるような姫路城の大天守は、1609年に建築されたものです。長い歴史を持つ姫路城ですが、現在でもその姿をとどめているのはこの姫路城が「不戦の城」だったから。ほとんど戦火に遭うことがなかったので、現代の我々もその姿を見ることができます。
しかし「不戦の城」といっても、姫路城には戦いに備えた工夫がたくさん残っています。そんな工夫を、知らないまま通りすぎてしまってはもったいない!この記事でぜひ、見どころを確認してくださいね。

アクセス方法

姫路城はJR姫路駅、山陽姫路駅から徒歩なら約20分で着きます。駅からは正面にお城を見ながら大きな通りをまっすぐ歩くので、迷う心配もありません。バスを使うなら姫路駅北口から神姫バスに乗って「大手門前」で下車し徒歩約5分です。
姫路駅へは新幹線なら京都から約50分、新大阪から約30分で到着します。新幹線よりも交通費を抑えたいなら、JR東海道山陽本線新快速に乗れば京都から約1時間30分、2,270円。大阪からは約1時間、1,490円で姫路に行けますよ。
姫路駅に着いたら、ぜひ北駅前広場の2階にある「キャッスルビュー」へ行きましょう。こちらは姫路城が真正面に見える絶好のビュースポット!これから行くお城への期待も高まりますよ。

基本情報

【開城時間】
9:00 am ~ 4:00 pm(閉門は5:00 pm)
※夏季(4月27日~8月31日)は9:00 am ~ 5:00 pm(閉門は6:00 pm)
【休城日】
12月29日・30日
【入城料】
大人(18歳~) 1,000円、小・中・高校生 300円
姫路城・好古園共通券は、大人(18歳~) 1,040円、小・中・高校生 360円
【所要時間】
姫路城全体として1時間半~2時間程度

外せない見どころ

菱の門

姫路城の入城口から入ってまず目にするのが、この「菱の門」。城内で最も大きな門で、その堂々とした姿は見ごたえがあります。
しかし、ただ美しいだけではないのがこのお城の面白さ!戦乱の世をくぐり抜けてきた痕跡を随所に見つけることができますよ。
「菱の門」を正面から見ると、右側や2階部分に格子窓があります。有事の際には門を閉め、槍などで敵に応戦するためにこのような格子窓が付けられました。また、門の外側上部を下から見ると、網が張ってある部分を見つけることができます。この部分にはもとは網がなく、敵が来たときに2階から槍で突いたり、石を落としたりするためのもの。その名も「石落とし」という、実戦を意識した工夫なのです。

いの門・ろの門

「菱の門」を抜けると正面にある「いの門」と、その先にある「ろの門」。この門にも、知っておくとより楽しめる豆知識がありますよ!
まず、写真の「いの門」の左側の石垣に注目しましょう。この石垣のさらに左側を見ると、階段になっていて石垣に上れるようになっています(現在は柵が付けられていて上れません)。これは敵と戦う際に上って、上から攻撃するためのスペース。そう考えると、ただの石垣もまた違って見えますよね。
「いの門」からさらに進んで、次は「ろの門」へ。「ろの門」に着いたらまず、東側の石垣をよく観察してみてください。実はこの「ろの門」、今から80年ほど前に「うっかり」爆破されてしまったというエピソードがあるんです!映画の撮影で姫路城が使われ、火薬の量を間違えたために石垣や土塀が爆破されてしまったとか。よく見ると、他の石垣と比べて新しいことが分かります。世界遺産となった今では、火薬を使った撮影が行われることはもちろんありません!

いの門

ろの門

にの門

姫路城の本丸の手前にあるのが、「にの門」です。城の重要部である本丸に近い門なので、今までの門よりも防御のための工夫が盛りだくさん!「にの門」に続く坂道は狭くなっていて、攻め込んできた敵は一列で進むしかありません。さらに門の内部は狭い穴蔵になっているため敵が手に槍を持ったままでは通り抜けにくく、しかも門の上部の板を外せば、上から槍などで敵を撃退できる構造になっています。
また、門に近寄って見てみると、門柱やくぐり戸など門自体が鉄板で覆われていることも分かります。これはもちろん火を防ぐ目的のため。本丸に敵を入れる前に何としてでも防ごう、という意図が感じられますね。

水ノ一門

「ほの門」をくぐると現れる大きな壁。それに隠れるようにひっそりとあるのが「水ノ一門」です。そしてこの門の面白さは、人の心理や視覚効果をうまく利用している点にあります!
門を見て分かるように、重厚さや豪華さのない簡素な門になっています。その上、この門の先は下り坂。実はこの下り坂が敵を惑わすポイントで、今まで天守閣を見上げながら城門を突破してきた敵は、下り坂になっている簡素な門を見て、道を間違えたのかと考えてしまいます。敵を迎え撃つのではなく、敵自身の心を惑わせる仕掛けがあるなんて、心理学に長けていますよね。

大天守

いよいよ今まで見上げるばかりだった「大天守」に到着!外から見上げると5階建てに見える「大天守」ですが、中に入ってみるとなんと7階建てなのです。これは5層に屋根を積み重ねて5階建てに見せかけ、敵を混乱させるという工夫。知らなければ現代人の我々もだまされてしまいますね。
地下1階から6階まで、全ての階を見学できるので、その階ごとの実戦に備えた工夫や展示、窓からの眺望を楽しめますよ。特に姫路城の最上部である6階から眺める姫路の街は絶景です!

備前門(びぜんもん)

大天守に到着するためのルートは一つではありません。重厚な扉と上部の櫓(やぐら: 物見・防戦のための高楼)の白さが美しい「備前門」は、初めにご紹介した「菱の門」のように写真映えするスポットです。そしてこの「備前門」ならではの注目ポイントは、なんと石垣に古代の石棺が使われていること!門に向かって右側と、左側にそれぞれ一つずつ石棺が使われています。特に左側の石棺は石垣の隙間から空洞になっている石棺の中をのぞくことができますよ。

るの門・ぬの門

四角いお堀の「三国堀」のすぐ脇にあるのが「るの門」、「るの門」を抜けると右側にあるのが「ぬの門」です。この門を通らずに大天守へ行った方は、帰り道でぜひご覧ください。
「るの門」には豪華さはなくただ石組みだけの門ですが、それは敵に気づかれないようわざと小さく、目立たないようにしているからです。この門は天守への近道になっているので、もしこの門が敵に発見された場合には石を崩して埋めてしまうそうですよ。
一方、次の「ぬの門」は、重厚な扉と白塗りの壁が美しい大きな門ですが、見どころは門だけではありません。この「ぬの門」の左側の石垣には、まるで人の顔のような人面石があるのですが、この写真から見つけられますか?大きな目玉が2つ、こちらを見ているように感じます。この人面石は偶然にできたものではなく、城に迫る邪気を払う目的で積まれたものという説もあるんですよ。
人面石の目の位置のさらに左側に目をやると、かわいいハート形の石もあります。写真を撮ってスマホの待ち受けにすれば恋愛が成就するという噂もあるので、興味のある方は探してみてくださいね!

三国堀(さんごくぼり)

「菱の門」から入ってすぐの四角い堀が、防御のために築かれた「三国堀」です。この堀を天守の前に置くことによって、敵の侵攻ルートを狭め、敵を倒しやすいルートに導くことができるそうですよ。
そんな重要な役割を持つ「三国堀」ですが、観光客にとっては堀の水に映る「逆さ姫路城」が撮影できるとっておきのスポット!よく晴れて風のない日には、青空を背にした姫路城と水面に映りこむ姫路城を一枚の写真に収めることができますよ。

乾小天守

写真の左側にあるのが「乾小天守」。外観は3層ですが、内部は地下1階・地上4階の造りになっています。天守の西側の守りを固めるための重要な建物ですが、釣鐘のような形をした窓が白い城壁のアクセントになっていて、実戦的でありながら美しさもありますね。

化粧櫓

将軍の娘「千姫」がこの姫路城に嫁いできた際に、実家である徳川家から支払われた「化粧料」で建てられました。櫓を一つ建てられるなんて、さすが将軍家のお姫様!
中を見学すると、千姫の人形が飾ってあります。かるたという、日本のカードゲームをしていますよ。

お菊井戸

さて、今までたくさんの見どころをご紹介しましたが、ここでは姫路城に伝わる有名な怪談をご紹介します。
昔、青山鉄山という家臣がいて、当時の城主・小寺氏を追い出し、姫路城を乗っ取ろうとしていました。そこで鉄山の動向を探ろうと、城主の忠臣である衣笠元信が鉄山のもとでお菊という女性を働かせ、異変があれば密告するよう命じました。つまり、お菊はスパイとして活動していたのです。
しかしそんなある日、鉄山の仲間である町坪弾四朗(ちょうのつぼだんしろう)にお菊の目的がばれてしまいます。もともとお菊に対して恋心を抱いていた弾四朗は、自分と付き合うようお菊に言い寄りますが、お菊はそれに応じません。そこで弾四朗は、小寺家の家宝である10枚そろいの皿のうち1枚を隠し、お菊に無実の罪を負わせたのでした。皿の管理を任されていたお菊は、このことで責め殺され、井戸に投げ込まれてしまいます。
それからというもの、この井戸の底からは「一枚、二枚、三枚…」と皿を数えるお菊のかすれた声が聞こえるようになったのでした…。
以上が、「お菊井戸」にまつわる怪談です。姫路のお土産として「お菊物語 播州皿せんべい」というものがあるほど、日本ではとても有名。この怪談にちなんで、9枚入りなのも面白いですよね。

必見!姫路城の四季の景色

季節ごとに変わる自然の色合いが、姫路城の真っ白な美しさを引き立たせます。春夏秋冬の姫路城の美しさをご覧ください!

知らないと損!お役立ち情報

待ち時間はサイトでチェック

2015年に改修工事を終えた姫路城は、駐車場に観光バスが何台もとまるほど大人気!そんな姫路城を効率よく見学するために、あらかじめ待ち時間をサイトでチェックしておくことができます。こちらのサイトには「入城口までの待ち時間」や「入城口から天守閣入り口までの待ち時間」が表示されます。年間混雑予想も載っているので、観光の予定を立てるときに空いている日を探せますよ。

待ち時間はサイトでチェック

姫路城を美しく撮影できるスポット

威風堂々とした姫路城を撮影できる、とっておきの場所をご紹介します。城の中だけでなく、城の外にも絶好のフォトスポットがありますよ!
まずはこちらの写真のように、二つの大きなしゃちほこの間に入る姫路城が撮影できる「城見台公園」。姫路城の近くの公園なので、立ち寄りやすいです。
城内では、無料のエリアなら「女坂」、入場料を払うなら「ほの門」付近がおすすめ。どちらも間近で迫力ある姫路城の姿を撮影できます。また、「西の丸広場」からの姫路城も、庭園の緑と白い姫路城が同時に撮影できるスポット。特に晴れた日は美しいコントラストの写真になります。

周辺のおすすめ観光スポット

好古園

広大な日本庭園として、1992年に姫路城の隣に開園した好古園。まだ新しいですが、世界遺産・姫路城を借景として池や水の流れで結ばれた日本庭園は、姫路城とともにぜひ訪れたい場所です。庭園内には本格的な茶室があり、500円で抹茶と生菓子を味わいながら庭をゆったりと眺められます。
11月中旬から下旬にかけて行われる紅葉のライトアップも見どころの一つ。赤や黄色の紅葉が水面に映る様子はとても幻想的ですよ。
※2019年のライトアップは11月15日(金)〜12月1日(日)の期間中の金・土・日

好古園

兵庫県姫路市本町68

書写山

姫路城や姫路駅からバスで行ける「書写山」には、「書寫山圓教寺」というお寺があります。こちらのお寺は、ハリウッド映画「ラストサムライ」のロケ地としても有名なんですよ!初めはロケ地の候補に入っていなかった「圓教寺」ですが、監督が一目見て気に入ったそうです。映画を見てから行けば、主演のトム・クルーズと同じポーズで写真を撮って楽しめますね。
山のふもとから登山道が整備されているので歩いて登ることもできますが、山頂までのロープウェイも景色を楽しみながら上れるのでおすすめです。ちなみにこのお寺には千年杉と呼ばれるご神木があり、その木をモチーフにしたバウムクーヘンが販売されているのですが、トム・クルーズがこれを気に入ってお土産に大量に購入したとか。ふもとのロープウェイ乗り場のそばにある「杵屋 書写お菓子の里」というお店で販売されています。

書写山

兵庫県姫路市書写2968

姫路セントラルパーク

サファリパークと遊園地が両方楽しめる「姫路セントラルパーク」。車に乗って移動するドライブスルーサファリでは、チーターやライオン、キリン、カバ、シマウマなど、さまざまな動物がいる中をバスで30分かけて回ります。広い窓から動物たちを間近に見ることができますよ。
その後は、自分で歩いて回るウォーキングサファリへ。クジャクやワラビーなど小さめの動物がいるゾーンです。どの動物もかわいいですが、中でもおすすめはカピバラ。人懐こく、カピバラのほうから近寄ってきて、背中をなでてあげると気持ちいいのかおなかを出してゴロリと転がります。
サファリパークを満喫したら、今度は遊園地へ行きましょう。爽快なスピード感を味わえる絶叫系マシーンから、ファミリーで楽しめるものまで、アトラクションが盛りだくさん!
サファリパークとあわせて、一日遊びつくせるスポットです。

姫路セントラルパーク

兵庫県姫路市豊富町神谷1434

いかがでしたか?見どころいっぱいの姫路城ですが、豆知識を知ってから見学するとさらに楽しめるはずです!周辺のおすすめスポットとあわせて、この記事を参考に、ぜひ姫路城を訪れてみてくださいね。

※本記事の情報は執筆時または公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

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