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海の街。広島・呉のめぐり方

瀬戸内海に面する呉(くれ)は地形的に天然の良港として知られており、古くから水軍や海軍の拠点として栄えていました。今回はそんな海軍ゆかりの街・呉のおすすめスポットをご紹介します。

2017.04.13

1. 大和ミュージアム

「戦艦大和」の故郷として知られる呉市は、19世紀以降日本の近代化の礎となった造船、製鋼業で栄えた町です。そんな呉の近代化の歴史と、造船・製鋼をはじめとした各種の「科学技術」を紹介するのがこちら。目玉はなんといっても実物の10分の1サイズの「戦艦大和」の模型です。当時の最先端の技術を投入して建造された大和の姿は圧巻!現在でも、新たに判明した史実や資料があれば随時それに合わせて改装するというから、そのこだわりには脱帽します。その他館内には「零戦」などの貴重な実物資料の他、船が浮く仕組みや、波の性質を学べる実験水槽など体験型の展示もたくさんあり、大人から子供まで楽しめるおすすめのスポットです。

1. 大和ミュージアム

2. 海上自衛隊呉史料館(てつのくじら館)

「てつのくじら館」の愛称で呼ばれている史料館。潜水艦や掃海艇などに関する歴史的な資料を通して、海上自衛隊の歴史や呉と海上自衛隊の歴史的な関わりなどについて紹介しています。こちらの展示の目玉は国内では初めてとなる実物の潜水艦「あきしお」の屋外展示。実際に乗艦して、艦長室や士官室などを見学したり、潜水中の環境や隊員の生活を疑似体験したりと、とても貴重な体験ができるんですよ。この付近にある「アレイからすこじま」は日本で唯一潜水艦を間近で見ることができる公園で、海上自衛隊の潜水艦と護衛艦が錨を下ろしています。滅多にない機会なので、ぜひこちらにも足をのばしてくださいね。

実物の潜水艦「あきしお」



アレイからすこじまからの眺めは壮観

2. 海上自衛隊呉史料館(てつのくじら館)

3. 入船山記念館

入船山公園の敷地内にある博物館。「旧呉鎮守府司令長官官舎」を中心に、郷土館、歴史民俗資料館といった複数の建物からなり、呉の郷土資料や大日本帝国海軍資料などを展示しています。記念館の本館にあたる旧司令長官官舎は1905年に竣工した木造平屋建の建物で、手前の洋館部と奥の和館部からなる和洋折衷様式。現存する明治(1868年~1912年)期の海軍高級将校庁舎としては珍しいもので、1988年に国の重要文化財に指定されました。洋館の執務室や食堂には金唐革紙(きんからかわし)という貴重な壁紙が使用され、豪華で格調高い設えになっています。この金唐革紙を使用した建築物は国内でも数例しか残っていないのでお見逃しなく!!

旧呉鎮守府司令長官官舎




旧呉鎮守府司令長官官舎(洋館部・客室)


4. 音戸の瀬戸公園

「音戸の瀬戸」とは、呉市とその南西の瀬戸内海上に浮かぶ倉橋島の間に存在する海峡のことで、1961年完成の「音戸大橋」は瀬戸内海の島々を結ぶ橋としては最も古いものです。こちらはその音戸大橋東詰から高烏台(たかからすだい)まで続く、高低差200m、広さ22.1haの公園。道路沿いや法面にはおよそ8,300本のツツジが植えられ、初夏になると色とりどりの花が咲き乱れ、海峡上に大きな弧を描く真紅のアーチ橋との素晴らしい景観を楽しむことができます。高烏台の展望台からは瀬戸内海の美しい景色を一望できるので、ぜひ頂上部まで足をのばしてくださいね。




第二音戸大橋と音戸大橋


5. 安芸灘とびしま海道

呉市とその南東に位置する瀬戸内海に浮かぶ5つの島々を7本の橋で結ぶ総延長5,300kmの海道。古くから海上交通の要衝として栄えたとびしま海道の玄関口「下蒲刈島」、美しい海浜と眺望に恵まれた「上蒲刈島」、江戸時代(1603年~1867年)の風情が色濃く残る「大崎下島」など、見どころ満載です。ドライブしながら古い町並みなどを見てまわるのがおすすめですが、中でも見逃せないのが大崎下島の「御手洗地区」です。17世紀の中頃から瀬戸内海の潮待ち風待ちの港町として栄え、現在も街には当時の繁栄を偲ばせる町並みが残っており、1994年には「重要伝統的建造物群保存地区」にも選定されています。情緒あふれる町並みをそぞろ歩きしてみれば、タイムスリップした気分になれますよ。

安芸灘とびしま海道 一峰寺山展望台からの眺め




御手洗地区の若胡子屋(わかえびすや)跡


5. 安芸灘とびしま海道

いかがでしたか?瀬戸内海に面し、温暖な気候と豊かな自然に恵まれた呉にはおすすめスポットがまだまだたくさんあります。ぜひ足を運んでその魅力を発見してくださいね。

※本記事の情報は執筆時または公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

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Writer: HITODE3

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