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福岡随一の観光スポット「太宰府天満宮」の楽しみ方

年間800万人もの参拝客が訪れる「太宰府天満宮」。今回はこの有名神社の見どころをご紹介します。

2017.09.28
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太宰府天満宮とは

学問の神様・菅原道真公を祭神として祀る神社。道真公を祀る神社は全国に約12,000社もありますが、なかでもこの「太宰府天満宮」は天神信仰の聖地とされています。


太宰府天満宮とは

成り立ち

菅原道真公は約1,150年ほど前に実在した人物。学者・教育者・政治家とマルチな顔を持っていたことで知られています。あるとき彼は政治的な陰謀に巻き込まれ、京都から福岡に左遷、この地・太宰府で亡くなりました。死後、彼の棺は「牛車(牛に引かせる公家の乗用車)」に乗せられましたが、移動の道中、牛が伏して動かなくなった場所がありました。これは神になった道真公の心によるものであろうと考えた弟子たちは、その場所に亡骸を埋葬。墓所の上に社殿を造営したのが「太宰府天満宮」のはじまりとされています。

御神牛

最初の見どころは、境内の色々な場所に奉納されている、銅や石製の牛の像「御神牛」。先ほどご紹介した牛車にまつわる故事に基づいたもので、像の頭を撫でると知恵を授かるという信仰があります。


御神牛

心宇池と3つの橋

参道を道なりに進むと見えてくるのが「心字池」。池に架かる御神橋は「太鼓橋・平橋・太鼓橋」、3つの橋から成り、それぞれ過去・現在・未来が表現されたものです。これらの橋を渡ると心身ともに清められるとの言い伝えがあります。


楼門

心字池を渡ると見えてくるのが朱塗りの「楼門(社寺の入口にある2階建ての門)」。前後左右対称に造られるのが一般的ですが、こちらの楼門は非常に特殊な造りで有名。本殿に向かって前から見ると1階部分にも屋根がある「二重門」、裏から見ると1階部分に屋根がない「一重門」という珍しい様式です。


楼門

本殿と飛梅

続いては、道真公が祀られる「本殿(国の重要文化財)」をご紹介します。900年代に造営されて以来、兵火などで焼失を繰り返し、現在の本殿は1591年に再建されたもの。内部は黒漆喰造りで、金彩の円柱や、白蓮・鯉などが彫刻された欄間など、建設された当時の豪壮な様式を現代に伝える建築物として知られています。
早春であれば本殿近くの「飛梅」も必見。梅の花を愛した道真公を慕い、京都のお屋敷から一夜にして飛んできたと伝わる御神木です。このほかにも境内には約200種・約6,000本の梅が植えられています。


夫婦樟

本殿裏には「夫婦樟」と呼ばれる2本のクスノキがそびえたっています。互いに寄り添い合う姿が夫婦のように見えることから、この名がつきました。このほかにも境内には数多くのクスノキがあり、そのうち2本は国の天然記念物、49本が県の天然記念物に指定されています。特に「大樟」は樹齢1,500年を越えるとされる古樹として有名です。


名物「梅ヶ枝餅」を食べよう

名物「梅ヶ枝餅」を食べるのもお忘れなく!薄い餅皮で小豆あんを包んで焼いたもので、表面に梅の刻印が入れられた人気の和菓子です。参道に軒を連ねるお店でお土産として購入、またはイートインも可能です。おすすめの店舗は参道途中の人気店「茶房きくち」。梅ヶ枝餅1個+ドリンク付きセットが好評です。

メニュー例:「抹茶セット(600円(税込))」。


福岡市中心部から車・電車で約30分の距離にある太宰府市は、ほかにも魅力的な名所などがあるエリア。福岡観光の際にぜひ訪れてみてください。

※本記事の情報は執筆時または公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

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Writer: nakamura

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