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歴史と文化の町・太宰府のおすすめスポット5選

2016.09.01

Writer name : HITODE 3

かつては九州を統括する政庁がおかれ、「遠の朝廷(とおのみかど)」と呼ばれた太宰府は、日本におけるアジア文化との交流の窓口でもあり、日本古代史を語る上で外せない重要な土地です。今回は、大宰府で歴史や文化が感じられるおすすめの観光スポット5選をご紹介します。

1. 太宰府天満宮

創建919年の太宰府天満宮は、学問の神様・菅原道真(すがわらのみちざね)をお祀りし、京都の北野天満宮とともに全国12,000ほどある天満宮の総本社とされています。現在の本殿は1591年に再建されたもので、国の重要文化財に指定されています。拝殿手前には都を左遷された道真を慕って京都から飛んできたと伝えられる飛梅が立っています。そのほか、広々とした境内には梅や桜、花菖蒲などが植えられ、四季折々に美しい花を咲かせます。太宰府駅から境内まで続く表参道にはお茶屋や土産物屋が軒を連ねているので、お詣り帰りにぜひ立ち寄って名物の「梅が枝餅」を食べてみてくださいね。


1. 太宰府天満宮


公式ホームページ

2. 九州国立博物館

太宰府天満宮のすぐ裏に位置する「九州国立博物館」。東京、京都、奈良の国立博物館が美術系博物館なのに対し、こちらは歴史系博物館として設立されました。「日本の文化形成をアジア史的観点から捉える」というコンセプトのもとに、旧石器時代から近世末期までの日本の文化の形成について幅広い展示をしています。4Fの文化交流展示室では日本とアジア、ヨーロッパの文化交流の歴史を学ぶこともできます。また、アジア各地の民族美術の展示が行われたり、実際に体験できるようになっているのも魅力の一つです。


2. 九州国立博物館


公式ホームページ

3. 観世音寺

746年創建の「観世音寺」は九州を代表する古寺で、かつて周辺には49の子院が並び、西日本屈指の大伽藍(寺院や寺院の主要建物群のこと)を誇っていましたが、度重なる大火等によって多くの伽藍を失い、現在は元禄年間(1688年~1703年)に再建された金堂と講堂を残すのみとなっています。観世音寺は九州屈指の仏像の宝庫としても知られ、宝蔵には11世紀から14世紀にかけて作られた仏像16体をはじめ、国の重要文化財の数々が収蔵・展示されています。特に増高5m前後の観音像が居並ぶさまは圧巻!境内には、国宝に指定されている日本最古の梵鐘もあるのでこちらの見学もお忘れなく!


3. 観世音寺


太宰府観光協会公式ホームページ

4. 光明禅寺

苔寺の名で親しまれている「光明禅寺」は秋の紅葉が美しいことでも有名なスポットで、九州で唯一枯山水の庭園を持つことでも知られています。山門をくぐり、本堂に入る手前の前庭は「仏光石庭(ぶっこうせきてい)」と名付けられ、15の石で「光」という文字を表しています。本堂の中からは青苔で陸を、白砂で大海を表現した「一滴海庭」と呼ばれる裏庭を眺めることが出来ます。太宰府天満宮のすぐそばにありながら、別世界のように静寂に包まれたこの空間で、のんびりひと時を過ごしてみてはいかがですか?


4. 光明禅寺


太宰府観光協会公式ホームページ

5. 戒壇院

761年に建立された「戒壇院」は、出家者が正式の僧尼となるために必要な戒律を授けるために設置された施設で、古くは観世音寺の一部でした。西戒壇とも呼ばれ、奈良の東大寺・中央戒壇、栃木の下野薬師寺・東戒壇ととともに「天下三戒壇」と呼ばれています。本堂に安置されている本尊の廬舎那仏は平安末期(12世紀後半)の作品で、国の重要文化財にも指定されています。本堂内に設置された「戒壇(出家者に戒律を授ける儀式を行う壇のこと)」の下には仏教にゆかりがある天竺(インド)・唐(中国)・大和(日本)の土が収められていると言われて います。


5. 戒壇院


公式ホームページ(日本語のみ)

いかがでしたか?古来より、九州の政治・文化の中心であり、外国との交流の地でもあった太宰府には、まだまだたくさんの見どころがあります。福岡市内から約20分の立地なので、福岡に来たらぜひ足を延ばしてくださいね。

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