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日本には、それぞれに特色の異なる伝統工芸品がたくさんあります。そこで今回は、中国地方でおすすめの工芸品を5つご紹介。職人がひとつひとつ丁寧に仕上げる品々は、どれも質の高いものばかりなんですよ。

1. 熊野筆(広島)

広島・熊野町で、職人の手によって1本1本丁寧に仕上げられる「熊野筆」。約180年前から受け継がれるすぐれた技術をいかしてつくる筆は、「日本一の筆」とも称されています。書筆や画筆、化粧筆など多彩な筆がつくられており、国内生産量の約80%を町内で製作。なかでも書筆と日本画筆は伝統工芸品に指定されています。近年注目を集める化粧筆は、その品質の高さが国内外で評価され、世界で活躍するメイクアップアーティストの多くが愛用しているほど。筆先をカットせず、自然な毛先をいかしてつくられているため、肌あたりがやわらかなんですよ。

2. 萩焼(山口)

400年以上の歴史を誇る、山口・萩市の伝統工芸「萩焼」。その特徴は、ざっくりと焼き締まりの少ない陶土を使ったやわらかな風合いと、吸水性の高さ。土と釉薬の収縮率の違いによって表面に細かなヒビが入り、そこから水分が浸透。長く使い込むほどに器の色合いが変化し、味わいが増していきます。作風は土の質感をいかした素朴なものが多く、絵付けなどの装飾はほとんどなし。焼成の際、炎に触れた部分の釉調が変化して、さまざまな表情に仕上がります。萩には窯元がたくさんあるので、実際に足を運んでお気に入りの萩焼を見つけてみるのもおすすめです。

3. 備前焼(岡山)

1,000年の歴史を持つ「備前焼」は、日本最古の焼き物のひとつ。釉薬をかけたり、絵付けをしたりせず、そのまま焼き締めるのが特徴。窯への作品の詰め方や、燃料である松割木の焚き方などに工夫を凝らし長時間焼成することによって、さまざまに焼き味が変化。1点として同じものはないんですよ。産地である岡山・備前市伊部には、100以上の窯元やギャラリーが点在。伊部駅構内でも、作品が展示・販売されています。また、古代から現代まで、備前焼の名品約250点が鑑賞できる「備前焼ミュージアム」もあるので、興味のある方は訪れてみては?

4. 弓浜絣(鳥取)

鳥取・米子市や境港市を中心に受け継がれる「弓浜絣」。「絣」とは、模様の輪郭がかすれて見えるのが特徴の織物のこと。弓浜絣は濃い藍色の地に白抜きの柄を施した先染め平織りの綿紬で、素朴でざっくりとした風合い。鼓、扇面、鶴亀、鯉、菊などの縁起物をモチーフにした柄が織られているのが特徴です。そのはじまりは、19世紀の初め。農家の女性たちによって織られるようになったもので、織り手の真心と愛情がしっかりと紡がれた、温もりを感じる伝統工芸品です。テーブルセンターやポーチなど、生活に取り入れやすい弓浜絣製品も多数販売されています。

5. 八雲塗(島根)

島根・松江市や出雲市に伝わる伝統工芸。明治時代の初めに、松江の塗師が中国の漆器を参考に創作したのがはじまりといわれています。漆器は木地に漆を塗り、その上に絵付けを施して完成させるものが多いですが、八雲塗はさらにひと手間を掛けて仕上げるのが特徴。色漆や青貝金銀粉で模様を描いた上に透明な漆を塗り重ね、伝統技法で研ぎ出して仕上げます。年月を経るごとに、透漆の透明度が増し、描かれた模様が美しく浮かび上がります。お椀や鏡などの日用品をはじめ、幅広い製品がつくられています。

いかがでしたか?ご紹介したこれらの工芸品は県内の主要駅や空港などにあるお土産ショップでも購入可能。また、工芸品づくりの体験や工房見学ができる施設もあるので、ぜひ一度訪れてみて下さいね。

※本記事の情報は執筆時または公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

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